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高丘満方@タカダケのブログ一覧

2012年09月06日 イイね!

Takaoka's Review〜Suzuki "NEW" WagonR FX-Limited〜その2

さて…ワゴンRのいろんな理由をお話しました。

ただ,当日記を読んでいる皆様ならこっちのほうが気になるでしょう。



R06Aってどうなの?と。

えー…今のスズキをご存じの方ならあまり驚かないとおもいますが,実はMRワゴンのそれとは全くの別物となっています。形式が同じなだけです。おおまかなスタイル以外は本店いわく『互換性ゼロです!!しっかり作り直しました!!』らしいそう…。



レモン「なんだかどっかで見たことあるなあ…(遠い目」

まあ昔からMRワゴンは市場実験車種というスタイルが濃い車両でした。ワゴンRという本番に向けて色々手直しするのは当然のことでしょう。NAは吸排気VVT,ターボは吸気VVTのみですが,そもそもターボはスティングレイのみです。こちらの話はまた今度。ちなみにMTのラインナップは消滅し,全てがジャトコ製電動オイルポンプ及び副変速機付きCVTとなっています。

なので今回はNAのほうに試乗しました。本気のパワーとはいえませんが,個人的には新シャーシの力を試すにはこっちのほうがいいだろうと思っていました。例のプレッシャーを押し殺しながら,その向きを確かめます。

まずはじめにとても静かだったのが一つ。K6Aを喧しいと思っていた方へ。見る影もありません。ご安心を。そして"静か"ならば加速も欲しくなりますが,これも非常に良くなりました。流石に加給モデルには及ばないでしょうが,少なくともK6AのNAのような力なさは見る影もありません。もしもR06Aに名前をつけるなら"スムーズ"とか"ルナ"とかいいんじゃないでしょうか?K6A時代のワゴンRで高速などの合流で苦労していた方はたくさんいらっしゃるんじゃないかと思います。

「あ〜ランプを登らない〜。どうにかしてくれ〜。」
「踏むとうるさい…。助手席の声聞こえないよ…。奥さんに話聞いてなかったでしょとか言われたら…」

大丈夫です。とにかく安心してください。そもそも室内が従来よりも広々としていますので奥さんにもオススメ。

もちろんこれには支えるシャーシも重要となります。前半で言った通りホイールベースは拡張されたのにも関わらず,小回りはそのまま。ハイテン材の使用量も増え,結果的に大幅なダイエットにも成功しています。当然剛性も向上していないとおかしいです。正直なところ,まだ乗り足りないかなあと思っていますが,やはり良くなっているという実感はわきます。そもそもシャーシが決まってなければ,これまた合流とかのハンドリングに癖があるでしょうから。今日乗った分ではこれまたスムーズでした。素晴らしい。

何よりワゴンRそのものが時期的に厳しい状況で発売されましたので,性能が良くなければ問題があります。ディーラーを今まで以上に巻き込む宣伝を見れば必死さがわかります。ただその必死さを支えなければならないクルマがよくなければもっと問題です。スズキはしっかりわかっていた様子です。実際に体感することが出来ました。昨日も遠まわしにお伝えしましたが,とにかく昨今の車は乗らないとわからないクルマが多いです。感性の衰退が叫ばれる今だからこそ是非一度乗ってみてください。スイスポも含めてこれが新しいスズキの象徴となるのですから…。

さて…試乗を終えました。

ここからが問題です。エコスコア…。体感したのはいいものの,これがよくないとレビュアーとしても赤点です。苦しみが四重苦に増えました。この時のオイラはとにかく自身がありませんでした。個人的には

秩父11R |審|

のランプが灯っていました。なぜか?

前にどう見ても信号パターンと秩父路がわかっていない伊豆ナンバーのサニーがいて思いっきり"普段通り"を打ち消されてしまったのです。更にアイドリングストップのクセを掴みたくていろいろやってしまったのもあります。余分なことをしてはいけません。馬鹿なことをしました…。

しかし…ワゴンRはオイラを許してくれました。まさかの得点が出たのです。いやあ,芦ヶ久保には笑顔でいく事ができそうです。トマトラーメンも美味しく食べられそうです。ではその結果を…

99点(100点満点)


やりました。痛車界のキャプテン・スローは頑張りました。ただあの審議ポイントがなければ100点だったと思うと悔しいです…。無念…。

というわけでワゴンR発売しました。皆様も是非。ご来店お待ちしています。今宵はこのへんで。See you next time.Good night!!
Posted at 2012/09/06 22:03:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2012年09月06日 イイね!

Takaoka's Review〜Suzuki "NEW" WagonR FX-Limited〜その1

ども。高丘です。

えー…昨日からずっと軽の話題ばかりをしています。

できれば昨日で一時終幕したいと思っていました。

なぜかって昨日まで軽と言ってもあくまでも

軽スポーツ

のお話が主でした。エンジンに至っては

加給

というワードが飛びまくっておりました。

それなのにいくら新車だからとこのクルマのレビューをするなよ…という声が画面からします。重々承知しております。ただ今回の場合,申し訳ない程度ですが

帝都急行運転士としての意地

を魅せないといけない事項があります。これは後ほど。そもそもこれくらいの住み分けはクルマでは必要です。車の種類によって合わないこと,やってはいけないことがあります。速度制限,レブ超過,急ブレーキ,急加速,飲酒運転,信号無視,無灯火,脇見運転,電柱とキス…。どれもこれからご紹介するクルマには合いませんね。

…ただし,素晴らしい進化はしております。



ワゴンRが新しくなりました。

うん…普段,当日記ではワゴRって書くから違和感ありありですね(ォィ

今回試乗したのは写真の通りFX-Limitedです。スティングレイは19日発売なので当然会社にはいません。今回の試乗は今日から明日にかけて社員総出で行われます。これはワゴンRについている

エコスコア

なる機能を使ってみようということになっているからです。これは読んで字のごとく,エコ運転しているかを100点満点で採点するシステムです。なおこの結果は後日,事務員Yさんの手によって全世界にネット公開される予定です(爆。つまり…

もしも下手をすると悪い結果が永遠と公表されることになります。

…つまり,

レモン「帝都急行影森車両センターの誇りを掛けて戦ってこい!!」
シャロン「一度でも負けてみなさい!?即刻何かが飛ぶわよ!!」

ということ。自称・痛車界のキャプテン・スローが燃費重視運転で負けることは墓場まで許されないのです。もしも負けたなら即刻オイラの社会的立ち位置に影響します。重大なる公約違反として痛車からの自由契約・永久追放すらも有り得る事態なのです。ましてや芦ヶ久保のイベント直前です。とにかく好成績を残さないと逆に秩父からレモンごと政治亡命しないといけません。何としてでもそんな事態は避けたい…。

そうこうしているうちに試乗前の簡単なレクチャーが始まります。実はこのワゴンRの試乗コースはスズキの本店が店舗1つ1つの地形データから割り出したルートを提示して全く平等な条件が整えられているのです。今回のスズキの本気ぶりは手前どもも唖然。目標は80点以上とのこと。いろいろと改良点やポイントをレクチャーされます。演技でどうにか顔を通常に戻そうとしますが,緊張までは消せません。条件そのものも悪い。実は…

整備士部門エントリーナンバー1になってしまったからです。

いきなりデータがない。しかし出だしから最悪の点数叩きだすとそれこそ会社のメンツに関わります。『あなたの運転エコじゃないから試運転されるの嫌だなあ』言われたら整備士として大きな問題が永遠に残ります。会社のメンツ,整備士のメンツ,痛車乗りのメンツ…三重のプレッシャーが我が身を襲います。

そして…オイラはワゴンRの運転席にいました…。

まず最初の印象は『広い!』でした。三菱iほどではないですが,フロントガラスが奥の方にあるなあと感じます。ホイールベースは大幅に拡張されています。その差25センチ。これは大きな影響をもたらしており,室内は大きくなっています。インパネデザインもそれを主張するデザインです。

新型ワゴンRの売りはエネチャージエネクール,アイドリングストップです。

エネチャージは制動時にオルタネーター(従来型より容量ざっと2倍超)でエネルギーを回収。それを従来の鉛バッテリー(なおアイドリングストップ及び充電制御対応の専用品)とリチウムイオン電池に蓄えます。このリチウムいイオン電池採用というのがトピックでしょう。ワゴンRという超大量生産車種に性能はいいけどいろんな理由で採用されなかったリチウムイオンを小規模なシステムながら採用したのは英断でしょう。

アイドリングストップは運転状況によりまずが13キロ毎時以下からストップします。これはアルトエコの9キロ毎時以下より性能がアップしています。エンジン再始動はブレーキ緩解とハンドル操作です。アクセル操作によるシステムよりエレガントです。ただしそれでも若干のギクシャク感は隠しきれませんので,若干の慣れは必要です。

そしてアイドリングストップの問題であったエアコンの効きはエバポレーターに特殊材質を詰め込む(ものとしては冷えピタのアレ)ことで蓄冷機能を追加することで解消しました。これがエネクールです。寿命は10年です。ただ10年以上走る!!となってもアイドリングストップカットがあるのでご安心を。クーラーそのものもスズキらしく効きはいいです。

さて…実際の走行とメンツをかけた走りの結果は後編にて…。

一曲,おかけしましょう。

もうそろそろ夏も終わりですが,それでもドライブソングにはうってつけです

真心ブラザーズでループスライダー。

Posted at 2012/09/06 20:53:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | 日記

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