ども。高丘です。
今日の朝は皆様如何だったでしょうか?
秩父は調べましたら16度です。やっとオイラが正常に動ける気温になりました。しかし,豊郷行きで栄養ドリンクを飲んだため,その反動がキツくて朝はかなり体が重かったのですが…。まあ仕事をしてしまえば慣れるものです。
レモン「やっぱりなあ。まあ今回はマトモな栄養ドリンクはBURN1本だったからマシだったでしょ?」
この写真を見るとわかりやすいかなあ?ドリンクホルダーの左にはカフェインありなはずの紅茶,もう片方はカフェインとは縁もゆかりもない水。序盤の場合,左は何らかの栄養ドリンクになります。ただし基本,左側のキャップは開いていません。右側のみキャップが開いているかゆるゆりになってます。
これは
カフェインを取った後はそれが仕事できやすいように休憩(仮眠等)を取るためです。動いている途中に飲むと,効きませんし結局は過剰摂取となって後々つらくなります。当然翌日の仕事への対応力も違います。なので常時飲むのは右です。後ろのドリンクホルダーはスペアのドリンクがありますが,基本右用しかありません。
まあこんなことをするのは夜ばかり走るのが原因ですがね。
とはいえ高速は絶対に夜のほうが走りやすい。オイラが変なのかはわかりませんが。ただクルマもいないし,決して夜でも走行自体は全く不自由はないので…。燃費も表定速度も夜のほうが圧倒的に上です。
走り方はまあ大体営業車のプロボックスとほぼ同じです。最近は変な機動をする車がいて,直ぐ前方にプロボックスがいる場合は
まるで会話しているかと錯覚するくらい同じ走りができるようになりました。
レモン「まあオイラも実質営業車だし」
そしてプロボックスには
特定の走り方・流儀がやはり存在します。高速道路のプロボックス
,実はものすごい計算と経験によって割りと安全に運行されています。案外これをわかっていないで結構危なっかしい運転をしているクルマをよく見かけます。今宵はこれをオイラなりの攻略法としてご紹介したいのであります。そのミソは以下の通り。
・デリニエーター航法
・航法支援車間
・パラシュート制動
とオイラは勝手に呼んでおります。まあただ大体のプロボックスと同じ軌道・速度・抜き方をするのを見るとだいたい間違ってはいないはずです。
夜の高速で一番重要なモノは間違いなくデリニエーターでしょう。デリネーターともいいますね。これがわからんとなると逆に問題です。
これですね。狭義のデリニエーターはこれですが,他にもガードレールに貼りつけた蛍光板とかも同様の役割を果たします。まずここで重要なのはこれを正しく見るためには
高速道路上でのハイビームはパッシング時以外は一切使用禁止
であるということ。タブーです。まずカーブがあるとします。大体高速のカーブとなるとデリニがたくさんダダダーと並んでいますよね?デリニを見る場合,これをハイビームで一挙に全て反射させて見てしまうと
カーブがどちらの方向に曲がっていくかが案外わからないのです。またカーブとの距離を見たい場合ももちろん邪魔をします。
そしてそれ以上に
高速道路でのハイビームは対向車線の事故を誘発します。
ロービームで見る場合,デリニはカーブの先に向かって
じわ~…と反射していきます。この
じわ~…の方向で
カーブの曲がる方向,曲線形状,カーブ侵入開始までの距離をざっと把握します。あとは己の操作でクルマを曲げていくだけです。これが
デリニエーター航法です。
しかしこの方法だと
デリニエーター反射スタート〜カーブのデータ把握までタイムラグが存在します。これをカバーするには車間距離が必要です。ここが一番重要です。オイラはこの車間を
航法支援車間と呼んでおりますが,これはある程度の距離感覚が必要です。これは磨きようなのですが,一番いい基準としては埼玉ではお馴染みの0102法とかが有効かなあと。また車間は前だけ取るのでは全然足りません。取るのは
前・横・後ろ・斜め
この4つです。デリニだけでも前に加えて斜めは必要です。なぜなら走行車線で左カーブを曲がる,もしくはその逆に追い越し車線から右カーブを曲がるときに斜め左右にクルマがいるとそのクルマの前にあるデリニを見るのに時間がかかるからです。予測で曲がっていくにも予測するのにタイムラグがありますから,やはり斜めの車間は重要です。
そして高速道路でありがたいのは横と後ろの車間です。横ってなんぞ?という話になりがちですが,これを重視しないとはっきりいいます。
トラックにまるでどこぞのAKIRAのカオリのごとくガードレールと挟まれて即死です。
減速が一番苦手なのは?もちろん満載の大型トラックです。これが下り坂でカーブだと端から見ると減速しきれていないトラックはあります。この状態のトラックが横から迫ってくるのを察知したらコッチは減速して後退しないと死にます。この際に後ろの車間がなかったらコッチが減速できませんので挟まれます。また前方にこの状態となっているトラックと乗用車がいたら,当然減速してどちらかを補助してあげないと事故を目の前で起こされてしまいます。今回の豊郷行きでも1回このケースに遭遇して対処しています。
また減速のやり方も問題です。高速のブレーキが危険なことはご承知のとおり。ブレーキ使わない一番いい減速の仕方は当然ながらアクセル緩めかシフトダウンです(だいたい乗用車ならアクセルを全部はなしてしまうだけで十分です)。そしてこの減速はまるでパラシュートを開いて地面へ降下していくようなイメージで行うとグッドです。音的に言うとパァ〜…ンという感じでしょうか?これが
パラシュート制動法です。
ここまで読んでもらうと結論からして
『安全に走りたいなら自分から自分の余裕を作れ』ということだとわかっていただけるはずです。そもそも余裕を人に与えるくらいじゃないと営業車としてはねえ…。
つまり高速で競争主義でガンガン飛ばす抜いていくのは最悪なのです。そしてだいたいそうしているうちに前方車に塞がれた馬鹿クルマの横を我々営業車陣営が
「馬鹿キタァ〜www」と思いながら安全に抜いていくのは日常茶飯事です。積極的に余裕を作るほうが結局早く好燃費で目的地にたどり着くことになるのです。
高速道路は皆様クールに行きましょう。
現在,秋の交通安全週間であります。気をつけていってっしゃい!!
長い話で恐縮です。今宵はこの辺でお別れです。お相手は高丘光一でした。
最後に一曲,萩原佳明で『新宿駅 -オギュスト・ミュステルのために-』
それではまた明日。お風邪を引きませぬよう…さらだばー。
Posted at 2012/09/25 22:25:21 | |
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