高丘満方@タカダケのブログ一覧

ども,高丘です。

昨日の秩父～豊郷間木曽経由ルート,その詳細です。

レモン「あのー,表定速度が50下回って…」

いやいや,雁坂も通るし表定速度より信号停車の方を少なくしたいからこうする。あくまでも燃費重視で。

地図にするとこんなかんじです。

レモン「列車名も書いてあったね。あれがルート愛称?」

そうです。

現在,運行している秩父～豊郷間ルートは3つ。


まずは元祖秩父～豊郷間,雁坂峠という魔のボトルネックを持つものの,中央道使用ルートでは中々のローコストを誇る平沢ルート。

レモン「え?そんな名前あったっけ?」

便宜上というやつだ。


次は表定速度,実に80キロ以上。あまりにも高額な運用コストと引き換えに圧倒的スピードを誇るご存知あずにゃんルート。

レモン「Ninja1000で更に速度引き上げようとしたんだよなあ」

平沢ルートごとな。ただあずにゃんルートは高すぎる。その欠点を若干軽くしたのがこれ。


東部湯の丸～松本間を三才山のくだりでどうにかする方法。めいほうでは途中まで運用された改あずにゃんルート。

この3ルートが現在運用中です。

レモン「東京周りは未だ机上の域を超えないか」

そうなると恐らく秋山ルート(東名高速使用)と田井中ルート(国道1号線使用)が実現するんだが,現在のところ運用する理由が見当たらないからなあ。やるんだったら秋葉原発着だし…。

そして今回,運用するのがこれ。


更なるローコストへ。深夜の木曽高速フル活用で信号停車すら極限まで減らした真の無停車無給油路線,琴吹ルート。

レモン「なるほど,燃費重視なのね。通りで表定速度が50キロ位かだというわけだ」

正確には46キロ前後。それくらい遅い。ただし止まることはほとんどない。

なぜならば深夜の木曽高速が下手すりゃ90個もの信号を全て停車無しでパスできる(記録が存在する)ほど赤信号に出くわす確率が低い異様なルートだから。距離も418キロだから,理論上の時点でお前だと秩父出る時点で満タンなら何もせずに豊郷までいけてしまう。当然,赤信号に捕まらない分,通常よりもいい燃費となるのは言うまでもない。

しかしそれはあくまでも信号が深夜で寝ている時だけ姿を現す謂わば裏モード。昼間はタンクローリーなどのトラック街道で交通量も多すぎる。つまり赤信号にあたってしまいそうな時のリカバリーも限られてしまう。だからあくまでも夜行専用の特殊なルートなのだよ。

レモン「なるほど。信号回避のために表定速度も計算済みか」

そう。とにかく信号を回避して,45キロよりも速すぎても遅すぎてもいけない。精々出しても60キロまで。出来る限りの間,50+-5キロを徹底的に死守しながら走り切る。追いつかれたら追い抜きさせるの一点張り。そして何よりも信号に捕まらない。ある意味,秩父～豊郷間で一番高度な運転技術を要するルートでもあるのだ。無論途中で給油したら負け!

レモン「酷なルートだなあ。つまり9時間」

止まりません。一切エンジン止めません。キーにすら触りません。

無論復路も同じく夜出発。だいたい15日の21時出発の予定です。つまり豊郷滞在時間は歴代最長が確定済み。まあ十中八九,極楽湯に入って休憩してから出発することになるだろうけど…。

まあ何はともあれ,今回の豊郷はゆっくりしていきます!