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狩猟犬のブログ一覧

2008年10月24日 イイね!

【5ドアHB】2代目カローラFXと3代目パルサー

【5ドアHB】2代目カローラFXと3代目パルサーマツダ・ファミリアの大ヒットもあり、シビック(&シビックシャトル)以外の80'sのハッチバック車は、リアが寝ている(角度が浅い)スタイルばかりだった。が、'84年10月デビューのカローラFX辺りから徐々にリアが立ったクルマが現れ始め、“ファミリアセオリー” からの脱皮が見られるようになってきた。
 
'85年1月デビューの6代目ファミリア(BF型)はキープコンセプトで新味がなく、翌年モデルチェンジされたこの3代目パルサーや'87年5月にモデルチェンジした2代目カローラFXが当時の2BOXデザインのトレンドセッターだったと私は見ている。BDファミリアの流れを汲む保守的なBFファミリア 5ドアも以前記事を書いたくらい好きだが、こちらのパルサーやFXの方がより新しかったと思う。

この後、カローラクラスの5ドアハッチバックはスプリンターシエロランサーコンチェルトファミリアアスティナといったノッチ付きスタイルへと移っていった。そして'90年代の終わり~21世紀に架けて、ファミリアS-ワゴンシビックランアレエリオといった正統派ハッチバックへと再び回帰することになる。そんなこともあり、このパルサー&カローラFXは'80年代最後の正統派5ドアハッチバックとして、記憶のひだに引っ掛かっている。

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トヨタ カローラFX 5ドア 1500FX-G [FF/4AT] ('87.5~'92.5)
全長3995mm×全幅1655mm×全高1365mm ホイールベース2430mm 車両重量1000kg
1498cc(85ps/12.5kgm)  10モード燃費13.2km/L  車両価格129.8万円
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日産 パルサー 5ドア 1500J1 [FF/4AT] ('86.5~'90.8)
全長4030mm×全幅1640mm×全高1380mm ホイールベース2430mm 車両重量950kg
1487cc(73ps/11.8kgm)  10モード燃費12.6km/L  車両価格125.1万円
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Posted at 2008/10/25 00:20:21 | コメント(0) | トラックバック(1) | 車 - Car of the 80's | クルマ
2008年10月19日 イイね!

アルトワークス ~軽ボーイズレーサー~

アルトワークス ~軽ボーイズレーサー~軽ボーイズレーサー” の嚆矢となったのは紛れもなく'85年のミラ TR-XXだろうが、それを凌駕すべくスズキが'87年2月に出した “決定版” が 『アルトワークス』 だった。軽初のツインカム(DOHC)ターボで、この最高出力64ps が、今日まで続く軽自動車の出力の自主規制値となった。
 
白/金のツートーンカラーにゴテゴテ デカール類。ピンクのシート地等、その “ド派手な” 姿は、当時小4だった私の脳に強烈に刻まれた。シビックシャトル・ビーグルに惹かれた遠因だったかもしれない。徳大寺氏は 「幼稚」 と揶揄していたが、“80's Kids” の私には今でも格好良く見える。

軽ボーイズレーサー” も、間違いなく80'sを象徴するムーブメントの一つだった。



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スズキ・アルトワークス フルタイム4WD RS-R [4WD/5MT] ('87.2~'88.9)
全長3195mm×全幅1395mm×全高1405mm ホイールベース2175mm 車両重量650kg
543cc(64ps/7.3kgm)  P/W レシオ10.16kg/ps  車両価格109.8万円
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スズキ アルトワークス RS-X [FF/5MT] ('87.2~'88.9)
全長3195mm×全幅1395mm×全高1380mm ホイールベース2175mm 車両重量610kg
543cc(64ps/7.3kgm)  P/W レシオ9.53kg/ps  車両価格99.3万円
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関連情報URL : http://bit.ly/2UlKoYw
Posted at 2008/10/19 08:30:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車 - Car of the 80's | クルマ
2008年09月21日 イイね!

『史上最強のスカイライン』

 

 
これまでも何度か書いてきましたが、私にとって『日産 スカイライン』で一番印象深いモデルは、 やはり1981年~1985年のR30型、通称 “ニューマン・スカイライン” です。その中で一際存在感を放ったのが「RS」。R30型へのモデルチェンジから2ヶ月後の1981年10月に追加され、最初はDOHCノンターボの150ps。'83年2月にターボを搭載(190ps)、1973年に途絶えた『GT-R』の数値(160ps)を初めて上回り、“史上最強のスカイライン” のキャッチコピーがパブリシティを飾りました。そして'83年8月にマイナーチェンジ、通称鉄仮面と呼ばれる顔付きになり、翌'84年2月インタークーラーを搭載、グロス205ps(ネット175ps相当)まで出力を伸ばし、'85年8月に次のR31型へバトンを渡し寿命を終えました。一モデルで55ps(36.7%)も出力を伸ばしたのは、このR30型スカイラインと、同時代に販売されていた三菱 スタリオン(145ps→200ps、55ps↑37.9%)だけです。正に “空前絶後” といって差し支えないかもしれません。

ショートホイールベースでファストバックスタイルの、如何にもスポーツカー然としたフェアレディZ(2シーター)やサバンナRX-7、スタリオン等と違い、ロングホイールベースでボディスタイルも 2ドアクーペだったスカイライン2ドアは、スポーツカーと言うよりはグランドツーリング(GT)といったキャラクターでした。ちなみにホイールベースは2615mm。これは当時のトヨタ セリカXXと全く同じで、やはりXXも「スポーツカー」ではなく「GT」を標榜していました。しかしXXはファストバックスタイルのスポーツカールックで、しかも一クラス上の2.8Lモデルも有していたので、厳密にはスカイラインのライバルと言うよりはフェアレディZ(2by2)のライバルと言った感じ。ではとライバルを探すと、同じく2Lのみだったスタリオンが浮かんできますが、スタリオンは前述の通りショートホイールベースのスポーツカールック。やはり厳密には “ライバル” とは呼び難い。

つまり当時のスカイラインは、独自の道を往く孤高の存在と呼べなくもないのです。(ちょっと強引…?)

写真下、このYouTubeの “スカイライン史上最強” の前期型RSターボは、実は'83年2月~'83年8月の半年間しか生産されていません。鉄仮面にも赤/黒ツートーンは在りましたが、イメージカラーだったのは'83年8月から『RSターボC』が登場した'84年2月の半年間で、ターボC登場以後は写真上の単色ホワイトがパブリシティのイメージカラーとなった為、スカイラインRSを象徴する赤/黒ツートーンと言うと、やはり前期型という感じがします。


“懐古趣味” と揶揄されようが、これだけクルマ好きをワクワクさせる要素に満ち溢れていた'80年代の日本車は、やっぱりどう考えても今の日本車より魅力があったと確信しています。
Posted at 2008/09/21 13:00:55 | コメント(0) | トラックバック(3) | 車 - Car of the 80's | クルマ
2008年08月20日 イイね!

スペシャルティカー? マツダ エチュード

スペシャルティカー? マツダ エチュードここ数ヶ月くらい、『スペシャルティカーとは何だ』という事に囚われている。ソアラプレリュードシルビア(S13)などは文句なくスペシャルティカーと言えるが、その枠内に入るのか曖昧な車種もかなりある。1987年1月に発売された『マツダ エチュード』もそんな一台だ。
“アーバンチューンド” をキャッチフレーズに、少なくともマツダ自身は “スペシャルティカー” として売る気満々.. だったようにも映るが…。

概要を掻い摘んで紹介すると、『マツダ エチュード』は当時のBF型ファミリアのシャシーをそのまま流用し、ただボディを替えただけという何の変哲もないクルマだった。エンジンは前年7月にファミリアに追加された『スポルト16』のB6型1600ccDOHCエンジンを搭載。DOHCターボではなくNAをチョイスした辺りが、『スポーツ』ではなく『スペシャルティ』たる所以と言える。
ボディ上では、当時セリカ等で既に採用されていたCピラーをブラックアウトしてガラスで覆う『ラップラウンドウインドウ』を採用し、スペシャルティ色を演出していた。...が、エチュードは当初より全く売れず、僅か二年余りで市場から姿を消してしまった....。

このエチュードの失敗を省みても、やはりスペシャルティカーは “スペシャル(特別)” がとても重要であることが窺える。ほぼファミリアそのものだったエチュードでは、特別感が足りなかったという事だろう。『Specialty』には「特製品」という意味がある。普及品とは何か違う特別感を上手く演出することが出来なければ、スペシャルティカーとして成功することは難しいのだろう。

なんだかんだと厳しいことを書いてしまったが、このパーソナルなクルマがほぼ壊滅した今となっては、ファミリアベースで精一杯パーソナル性を演出しようとしたエチュードがとても好ましく思える。以前のプレッソ(事実上のエチュードの後継車)の記事でも書いたが、クルマからパーソナル性が失われた時、私は “嗜好品” としてのクルマの時代は終わると思っている。今はまだ辛うじてその火が灯っているような状態だが、この先どうなることやら....。

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マツダ エチュード Gi [FF/4AT] ('87年1月~'89年)
全長4105mm×全幅1645mm×全高1355mm ホイールベース2400mm 車両重量1030kg
1597cc(110ps/13.5kgm)  10モード燃費10.0km/L  車両価格165.4万円
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Posted at 2008/08/21 01:18:44 | コメント(1) | 車 - Car of the 80's | クルマ
2008年06月17日 イイね!

いすゞ ピアッツァ(初代)と三菱 コルディア

いすゞ ピアッツァ(初代)と三菱 コルディア先日の『80's スペシャルティカーの軌跡。』を作成していて、いすゞのピアッツァと三菱 コルディアのことが何となく気に懸かった。ピアッツァは1981年6月に、コルディアは1982年2月にデビューし、共にハッチバックボディのみのスペシャルティカーという点が共通している。そしてこの両者、ディメンション(寸法)も近いし、細部のディテール(『丸っこい』と『角張ってる』)こそ違えど、全体のシルエットも結構近い。当時は2代目プレリュードが売れ出した頃で、この両者はスペシャルティカー市場で覇権を握ることが出来なかった。いすゞは販売店も少ないし、存在自体がニッチだったので仕方がないが、コルディアの酷さ(セダンのトレディアも)は相当なもので、僅か2年8ヶ月で4WD/1.8Lターボのみに車種整理されてしまう程だった。いわば惨敗である。しかし、ピアッツァほどドレッシーではないにせよ、プロポーションはなかなかだったと思うのだが....。

ピアッツァは当初1.9LのDOHC/OHC。84年に2Lターボ追加、以後それがメインとなり、翌年ドイツのイルムシャー社が足回りを担当し、フルカラーエアロでキメた『イルムシャー』を、88年にはロータス社が足回りを担当し、ブリティッシュグリーン+BBSアルミでキメた『handling by LOTUS』を追加したが、そうしてバリエーションを増やし変遷を繰り返すうち、当初の美しさやオリジナリティは徐々に失われていってしまった。
コルディアは1.8L&1.6L OHC/同ターボ。翌年ターボを1.8Lに、更に翌年は上記の通りと一貫性がなく、これではキャラクターもブランドイメージも育つはずがない。

両者の “車生” を振り返るに、改めてスペシャルティカーてなんだろう?という疑問が湧いてきた。両者とも3ドアハッチバックだが、同時期に存在したアコードオースターJX/スタンザFXの3ドアも同じような形なのに、なんで向こうは『スペシャルティカー』ではないのだろう。 追って、 そこら辺を追究してみたい。

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三菱 コルディア 1800 GSRターボ [FF/4x2MT] ('82年2月~'87年) ※'83年型
全長4395mm×全幅1665mm×全高1320mm ホイールベース2445mm 車両重量1030kg
1795cc(135ps/20.0kgm)  P/W レシオ7.63kg/ps  車両価格159.8万円
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いすゞ ピアッツァ XF [FR/4AT] ('81年6月~'91年8月) ※'83年型
全長4310mm×全幅1655mm×全高1300mm ホイールベース2440mm 車両重量1200kg
1949cc(135ps/17.0kgm)  P/W レシオ8.89kg/ps  車両価格233.5万円
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Posted at 2008/06/18 00:50:17 | コメント(1) | 車 - Car of the 80's | クルマ

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80's Kidsで'80~'90年代の日本車を礼賛するような記事ばかり書いてきましたが、ネタが尽きてしまい放置中です。 '00年代の10年は、私にとって...
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