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狩猟犬のブログ一覧

2005年12月20日 イイね!

“テンロクホットハッチ”唯一の担い手、スイフトスポーツに抱く複雑な想い。

“テンロクホットハッチ”唯一の担い手、スイフトスポーツに抱く複雑な想い。いま現在、国産の“テンロク(1.6)ホットハッチ”は このスイフトスポーツしか存在しない。“テンロクホットハッチ”というのは、1976年のゴルフ GTI をきっかけに生まれたムーブメントで、国産では'83年のファミリアXG-R、サニーターボルプリ、ミラージュターボGSR-T辺りから火が着き、翌'84年のシビック SiカローラFX GT、'85年のファミリア フルタイム4WD GT-X 等、'80年代半ばに活況を帯びたジャンル。バブルの頃のボディ肥大化により 1.8Lや2Lのターボ等に徐々に大排気量化して行き、'00年に消滅したシビックタイプR(EK9)ミラージュサイボーグパルサーセリエVZ-Rを最後に途絶えていたが、今年、その消えた“テンロクホットハッチの灯”に再び火を灯したのがスズキのスイフトスポーツ。ソリッドの赤や黄色のボディカラーやレカロシートを用意するなど、「その心意気や善し」なのだが.....。

肝心のそのボディスタイルが、なんとも野暮ったくカッコ悪い。

いや元のスイフトと基本ラインは別に変わりないんだけど、その普通のスイフトのスタイルが、どうにも好きになれないんだよなぁ....細かく言えば色々あるけど、一言で言うと、なんだか “” みたい。スイフトは褒め讃える人が非常に多いのだけれど、私はどうにも同調できない。それは一にも二にも、この野暮ったいボディスタイルが原因....。

しつこいようだが、“テンロクホットハッチ唯一の担い手”だけに、非常に残念と言うか、惜しいと言うか....この際「3ドアじゃない」ということには目を瞑るとしても、もう少し何とかならなかったもんかなぁと思う....。
Posted at 2005/12/21 00:43:57 | コメント(4) | トラックバック(1) | 車 - 狩猟犬はこう思う | クルマ
2005年12月02日 イイね!

マイチェンしたスカイラインクーペに抱く、拭い切れない疑念。

マイチェンしたスカイラインクーペに抱く、拭い切れない疑念。スカイラインクーペが一昨日マイチェンされた。といっても「小変更」程度のもので、←の宣材写真も構図が一緒 ..ということは、CGでちょこちょこっと弄ったということ。(上が新型) しかしその「小変更」の中で 一つ引っ掛かる点があった。グレード構成を「350GT」を廃止し、より高級な「350GTプレミアム」1本に絞ったということだ。全体の販売量が微々たる量なので、より売れているグレードに絞り、生産の効率化を図った....というのが実情だろうが、結果的に「よりお金持ちの富裕層にターゲットを絞った」という結果になったことは紛れもない事実。一体なぜ、セダンやステージア、フーガにさえ載る「VQ25DE」を 載せないのだろうか?

確かに、道でこのスカイラインクーペを見ると 「おっ、カッコいいな...」とは思う。貧乏人がゆえの“憧れの念”を抱いてしまうのも確かだ。しかし....私は登場時以来、拭い切れない疑念をこのスカイラインクーペに抱いてきた....それは、「なぜこんなにも大きく、高級になってしまったのか?」という疑念である。

私の頭の中にある「スカイラインクーペ像」は、左写真下のR30の「鉄仮面」であり、その次に「GT-R」に代表されるR32辺りになるが、それらに比べ、現行スカクーはあまりに肥大化し、高級になってしまった....広すぎる幅、高すぎる車高、長すぎるホイールベース、重すぎる車重。基本ラインは悪くないものの、脂肪の付き過ぎでトドとかアザラシのように見えてしまう、そのボディスタイル....これは正直、「スカイラインクーペ」ではなく「レパード」で出した方が、私的にはしっくり来るような気がする....いや、一番しっくり来るのは「ソアラ」だ。ラグジャリークーペというキャラクター.... 正にピッタリではないだろうか。

先代のR34は正直、既に“マンネリ化”していて、販売的にも不振だった。型式名まで変え、ドラスティックに変革した理由も理解は出来る。しかし....だ。車のブランドにとって一番重要なのは、それまでの歴史....すなわち「物語の連続性」なのではないだろうか? 不振に陥った際は、ドラスティックな改革も当然必要になってくるのかもしれないが、背後には、歴代モデルへのそれぞれの「思い入れ」を抱いたファンたちがいるということを、メーカーには忘れないでいて欲しい。

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スカイラインクーペ 350GTプレミアム ('03.1~) ※V35型
全長4640mm×全幅1815mm×全高1395mm ホイールベース2850mm 車両重量1540kg
3500cc 280ps / 37.0kgm  P/W レシオ5.5kg/ps  車両価格378万円
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スカイライン 2ドアスポーツクーペ 25GTターボ ('98.5~'01.6) ※R34型
全長4580mm×全幅1725mm×全高1340mm ホイールベース2665mm 車両重量1410kg
2500cc 280ps / 37.0kgm  P/W レシオ5.04kg/ps  車両価格299.3万円
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スカイライン 2ドアスポーツクーペ GTS25tタイプM ('93.8~'98.5) ※R33型
全長4640mm×全幅1720mm×全高1340mm ホイールベース2720mm 車両重量1370kg
2500cc 250ps / 30.0kgm  P/W レシオ5.48kg/ps  車両価格283.8万円
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スカイライン 2ドアスポーツクーペ GTS-tタイプM ('89.5~'93.8) ※R32型
全長4530mm×全幅1695mm×全高1325mm ホイールベース2615mm 車両重量1320kg
2000cc 215ps / 27.0kgm  P/W レシオ6.14kg/ps  車両価格268.6万円
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スカイライン 2ドアスポーツクーペ GTS-X ツインカム24Vターボ('86.5~'89.5)※R31型
全長4660mm×全幅1690mm×全高1365mm ホイールベース2615mm 車両重量1350kg
2000cc 190ps / 24.5kgm  P/W レシオ7.5kg/ps  車両価格271.5万円
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スカイライン 2ドアHT RS-X ターボC ('84.2~'85.8) ※R30型
全長4620mm×全幅1675mm×全高1360mm ホイールベース2615mm 車両重量1245kg
2000cc 205ps / 25.0kgm(グロス)  P/W レシオ6.07kg/ps  車両価格277.5万円
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Posted at 2005/12/02 06:39:15 | コメント(5) | 車 - 狩猟犬はこう思う | クルマ
2005年11月15日 イイね!

私の理想のくるま('05 11/15時点)

私の理想のくるま('05 11/15時点)私の理想とする車って、一体どんなものなんだろう....
ちょっと考えてみました。

①全長4m前後、全幅5ナンバー枠いっぱい、全高1530mm前後。
②形は奇を衒わずオーソドックスで、なるべくスクエアなフォルム。
③エンジンは低中速トルクがしっかりしていて、ギア比やシフトスケジュールが賢いAT(CVTなら不問)。
④足がしっかりしていてハンドルがリニア、ワインディングや首都高でも気持ちよく走れる。
⑤値段は150~200万くらい。“プレミアム” とか “上質” とかは特に必要なし。

今の理想像は、大体こんな感じでしょうか。
ボディスタイルの好みも鑑みつつ探してみると、国産だとデミオベリーサ辺り、輸入車は幅がネックになるので、プジョー 206SW や先日取り上げたプントくらいのもんでしょうか。

CR-Xデルソルのようなライトウェイトスポーツ(もちMT)も興味あるんですけどね....もっと新しい車となるとロドかMR-Sぐらいしか選択肢がありません。ホンダよ、CR-Xを復活させてケロ !(笑)
Posted at 2005/11/15 04:39:57 | コメント(2) | 車 - 狩猟犬はこう思う | クルマ
2005年09月13日 イイね!

【大幅修正】webCGに、メールにて抗議す。

【大幅修正】webCGに、メールにて抗議す。月刊webCGセレクション9月号 > ミニバンは、今も夢を運ぶのか? (前口上) より

>今どき「ミニバンブーム」なんて書いたら、きっと笑い者になることだろう。もはやミニバンはブームではなく、日本のクルマの中心的存在だと言っても過言ではないのだから。
たとえば、2005年7月の乗用車国内登録台数を見ると、今回連れ出したトヨタ・ノアとその姉妹車ヴォクシーは、合わせて1万4248台を販売している。単一銘柄でのトップはお馴染みトヨタ・カローラの1万4980台だから、その差はもうごくわずか。しかもカローラは、セダン、フィールダー、ランクスにスパシオまで合わせた数字だから、実際に1種類のボディでもっとも台数を売っているのは、このノア/ヴォクシーということになる。他のメーカーを見ても、状況は同じようなもの。日産セレナの1万774台も、ホンダ・ステップワゴンの1万574台も、それぞれのメーカーで一番の売り上げである。もはや日本の乗用車のスタンダードは、3列シートを備えたミニバンなのだ。

>ひとつ言えることは、もはやミニバンを語るのは数あるクルマの1ジャンルについての話ではなく、クルマ全体の話とほぼイコールだということである。


冗談も休み休みにして欲しい。「ミニバンこそ車社会の中心である」なんて本気で思っているのなら、今すぐジャーナリストを辞めた方がいい。メーカーやユーザーの提灯持つのも結構だが、それは自分のブログか何かでやって欲しい。日本を代表するカー雑誌のサイト内でやるべきことじゃない。

しかしジャーナリストがこんなことを書き出す始末、“ミニバンブーム” ももはや相当なところまで来てしまったような気がする。このミニバン嫌いの私ですら、「もはやブームではなく、定着してしまったのか?」と、ついうっかり思えてきてしまう。
ミニバン..特に大型ミニバンは そのデカいボディゆえ、あまりに無駄なものが多すぎる。「運転の楽しみ」は無く、取り回し性も悪い、おまけに燃費まで悪い。そういう無駄にユーザーたちが気づいた時、 ミニバンブームは去るだろうと私は今でも思っている。「運転の楽しさ」への回帰、小気味よく走らせることへの回帰、本当にカッコいい車を所有する喜びへの回帰が、きっとまたやってくるはずだ。

私はミニバンの存在そのものを否定している訳では決してない。ミニバンは「みんなでワイワイ楽しく移動が出来る」といった楽しみはあるのだろうが、それ以外の「運転の楽しさ」とか「デザインのカッコ良さ」といった悦びは、果たしてあるのだろうか? ...というか、そもそも「大勢でワイワイ移動したい」のなら、1BOXでもレンタルで借りれば済むことじゃないか。そんな滅多にない機会のために、どうして日頃からあんなデカいドンガラを乗り回す必要があるのだろうか。

ミニバンがマイノリティで居続けてくれる分には、私は何ら構わない。しかし今日のように、マジョリティとなって大手を振って歩かれると、私は日本の自動車界の未来が心配になってしまう。このまま車の “白物家電化” がどんどん進み、そのうち車が本来持っていた「楽しさ」の部分が世間からすっかり忘れ去られ、メーカーもそういう車を出さなくなってしまうのではないか....そんな危機感を強く抱いている。だからこそ、こうして過敏に反応してしまうのかもしれない。
Posted at 2005/09/13 23:23:10 | コメント(2) | 車 - 狩猟犬はこう思う | その他
2005年08月26日 イイね!

マーチのマイナーチェンジから見えてくること。

マーチのマイナーチェンジから見えてくること。日産のコンパクトカー マーチがマイナーチェンジを行い3ドアモデルが消滅した。これで国産の3ドアハッチバックはシビック タイプRのみとなった。しかしそのタイプRも、来月のモデルチェンジにて消滅する。
私が子供の頃は、ハッチバックは3ドアと5ドアが均等に揃っていた。いつからこんなに、「右向け右」の車社会になってしまったのだろう…。

マーチに関して、日本の車社会の懐の狭さを象徴する事柄が更にある。それは欧州で新たに登場する「160SR」(左写真、1600cc 110ps)と C+C が、日本で販売されないということである。

企業として、売れないものを売る訳がない。日産の選択は正しい。嘆くべきは、右向け右、ミニバンが流行れば皆ミニバン、5ドアが流行れば皆5ドアになびく日本人の性質なのか…。

では一体なぜ、ミニバンやハイト系コンパクトばかりが売れるのだろうか。不便なスポーツカー、スペシャリティカー、3ドアハッチバック市場が縮小し、「便利な」ミニバンやハイトコンパクトが売れる。これは即ち、車が個人の趣味的道具から、単なる移動手段の道具に変わってきたことを示しているのではないだろうか。昔は男性中心の、限られた一部の“嗜好品”だった車が、免許取得者=運転者が増え、女性や高齢者が普通に車に乗るようになり、大衆化が進み、上に挙げたような趣味性の強い車は減り、女性にも高齢者にも扱いやすく、便利なミニバンやコンパクトカーが増えた。こう考えると、合点がいきやすい。
更に、RX-7/GT-R/スープラ/シルビアが消滅した「平成12年排ガス規制」等、地球環境を念頭に置いた「エコロジー」が、スポーツカーやスペシャリティカーに追討ちをかけたという側面もある。

大衆化し、“白物家電化”しつつある車に趣味性を求め嘆くのは、私のような昔の車社会を知る野郎のみなのだろうか…。もはやマイノリティ?

まぁだけど、そんな車社会の中、ロードスターを見捨てず売り続けるマツダには拍手を送りたいな。井巻社長バンザイ!(何のこっちゃ)

聖ジェームズクラブ♭さんのブログ
Posted at 2005/08/26 11:17:17 | コメント(10) | 車 - 狩猟犬はこう思う | クルマ

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「初めてPCじゃなくタブレット/スマホから投稿 (フォトアル) してみたが、余りのやりづらさに呆れた。ニコ動と一緒でPC時代からスマホ/タブレット時代に上手く移行できなかったクチですね、ここも。」
何シテル?   05/15 07:24
80's Kidsで'80~'90年代の日本車を礼賛するような記事ばかり書いてきましたが、ネタが尽きてしまい放置中です。 '00年代の10年は、私にとって...
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