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狩猟犬のブログ一覧

2006年04月06日 イイね!

【スポットライト】 日産・パルサーセリエ F (5ドア)

【スポットライト】 日産・パルサーセリエ F (5ドア)'95年1月にデビューした5代目パルサー。3ドア(セリエ)とセダンのみというラインナップで、先代まであった5ドアは遂に落とされてしまった。といっても、欧州に輸出されるモデルには5ドアが存在していたので、日本に導入されなかったのは「5ドアは日本では売れないから」という理由以外の何物でもなかったのだろう。
 
…ところが翌'96年5月、当時の “RVブーム” に便乗せんと、その欧州用5ドアにRV風パーツ類を纏わせた 『パルサーセリエ(ルキノ)S-RV』 が発売される。この展開にも疑問を抱く人が少なからず居るだろうが、更に日産は、この 『S-RV』 からRVパーツを取ったモデル、つまり普通のパルサー5ドアハッチバックを'97年9月に発売してしまった。「S-RVが意外にウケたから」 という理由からかもしれないが、今の “ゴーン流” と比べると、いかにも当時の日産のマーケティングの甘さを露呈する出来事と言うか....そういえば 『ルキノ』 もよく分からない車だったっけ…。

まぁそんな裏事情はともかく、このパルサーセリエ5ドア、今でもたま~に街で見掛けるが、“5ドアフェチ” な私は 「おっ」 と目を奪われてしまう。希少性も少なからず作用しているのかもしれない。

「パルサー5ドアハッチバック」 は、'78年デビューの初代パルサーからずっと存在していた。←写真は下が3代目 上が4代目の5ドア。車は “大河ドラマ” じゃないが、祖先から脈々と受け継がれていく “歴史” がある。そして我々ユーザーは、その “歴史” を記憶に留め、愛着を抱く。一旦は途切れた 「パルサー5ドア」 の歴史だが、復活を遂げたことを嬉しく思った向きや、従来型パルサー5ドアから買い換えた層も少ないながらも存在したのかもしれない。

「日産・パルサー」 は'00年8月に生産を終了(欧州版 「アルメーラ」 は継続)。そして、丸4年後の'04年秋、パルサーの後継車となる 「日産・ティーダ」 がデビューするのである。ティーダは “日産の1.5L級5ドアハッチバック” という点では 「パルサーセリエ 5ドア」 と同じポジションだが、全くマイナーでパッとしなかったパルサーセリエ 5ドアと比べ、ティーダは今や日産コンパクト部門の屋台骨を背負う存在。世間へのプレゼンの仕方によってこんなにまで変わってきてしまう....つくづく車というのは面白い。

ともあれ、私が大好きな 「ファミリアS-ワゴン」 のライバルと言えるこのパルサーセリエ 5ドア。その不人気さ故か中古車価格が非常に安く、11年式(7年落ち)で平均35万円前後。5ドアハッチバック車は、人が四人乗れて荷物がきちんと積め、尚かつセダンにはない身軽さやカジュアルさが身上。「お金はないがとりあえず車が必要」 というフレッシャーズなどにオススメの一台だ。

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日産 パルサーセリエ F [FF/4AT] ('97.9~'00.8)
全長4140mm×全幅1690mm×全高1385mm ホイールベース2535mm 車両重量1080kg
1497cc(105ps/13.8kgm)  10/15モード燃費14.4km/L  車両価格139.8万円
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Posted at 2006/04/06 16:00:31 | コメント(3) | トラックバック(1) | 車 - 今週のスポットライト | クルマ
2005年10月21日 イイね!

【スポットライト】 日産 パルサーセリエ(ルキノ) S-RV

【スポットライト】 日産 パルサーセリエ(ルキノ) S-RV今回は、私の『愛車紹介』のページでも引用させてもらっている「パルサーセリエ(ルキノ) S-RV」を取り上げる。
 
「日産 パルサー」という車は1978年デビュー。小型FF車としては先駆けの部類だった「日産 チェリー」の後継モデルとして、サニーと共に1980年代~90年代の日産小型車部門を支えた。この「S-RV」は、「日産 パルサー」最後のモデルとなった5代目(1995年1月~2000年8月)のファミリーとして、1996年5月にウイングロードと同時にデビュー。欧州では売られるのに日本では「売れないから」導入されなかった5ドアモデルに、当時ブームだったRV車の仮装をして売ろうと言う、いわばギャランスポーツと全く同じ成り立ちのモデル。まぁこの手の〝なんちゃってRV車〟はシビックシャトル ビーグルも割と先駆けに近いかと思うが、その前に1992年デビューのRVR スポーツギアが在ったし、その更に前には「ゴルフ カントリー」なんかもあった訳で....まぁどれが先駆けとかはあまり意味がない。シビックシャトル ビーグルは1996年2月に消滅。その3ヶ月後にこの「S-RV」がデビューしたので、〝後継者〟と呼べなくもないかもしれない。
 
1.6L1本だったビーグルと違ってS-RVはウイングロード同様、1.5Lと1.8L(125ps/16.0kgm)の2本立て。中低速トルクが物足りないビーグル乗りの私には羨ましい限り。又、翌1997年1月には2Lの「エアロスポーツ」が、9月には175psのSR16VEシビック タイプRに対抗すべく日産が造ったエンジン)を搭載する「VZ-R」が登場。しかしこれはFF/5MTのみということもあり、なぜ3ドアやセダンのみならず「S-RV」にまで設定したのかはやや疑問が残るところ。
 
残念ながら私はこのS-RV(と言うかパルサーセリエ)のボディスタイルがあまり好きではないが、この時代の〝にわかRVブーム〟を象徴する存在として、今も記憶に残る1台と言える。
 
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日産 パルサーセリエ(ルキノ) S-RV 1.5 [4WD/4AT] (1996.5~2000.8)
全長4190mm×全幅1690mm×全高1470mm ホイールベース2535mm 車両重量1210kg
1497cc(105ps/13.8kgm)  10/15モード燃費13.0km/L  車両価格174.8万円
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Posted at 2005/10/21 15:51:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車 - 今週のスポットライト | クルマ
2005年10月07日 イイね!

【スポットライト】 マツダ ボンゴフレンディ

【スポットライト】 マツダ ボンゴフレンディ先のデリカスペースギアを調べていて、連鎖反応的に思い出したのがこのマツダのボンゴフレンディ。 これも「まだ売っとるのかいな?」と見てみると、きちんとご存命中であった(笑)発売は'95年6月というから、こちらも丸10年を越えた"長寿車"ということになる。
この車もデリカ同様、時代の要請により それまでのキャブオーバー型1BOXのボンゴから、ノーズのある1BOXミニバンへと進化したモデルだが、こちらはデリカと違ってエンジンは前席下のままとなる。せっかくなら前に置けば良いのにと思うが、何かやむを得ない事情でもあるのだろうか。

ボンゴフレンディと言えば、これはもう何と言ってもオートフリートップ(以下AFT)に尽きるのではないだろうか。屋根上の"箱"が上に開き、そこで大人二人が足を伸ばして寝ることが出来るという、例のアレである(笑) 私はこのAFTの紹介ページを見ていて、何だか心がわくわくしてきてしまった。だって....何だか凄く、楽しそうじゃないか!!(笑) もちろんこの発想はキャンピングカーから来ているのだろうけれど、キャンピングカーはその改造にお金が掛かるし、改造登録とかも何だか大変そう....第一、あの馬鹿デカいボディじゃ燃費がリッター3kmも走らないんじゃなかろうか....という気がして足がすくんでしまう。このボンゴフレンディの方が ずっと気軽に手を出せそうだ。

この車で、子供たちとキャンプ場や河原に行って車内で寝る.....上にはガラスサンルーフが付いているから、星空を眺めたりすることも出来る。子供と二人、星を見ながら膝を付き合わせて語り合う.....そんな親子関係、何だかとても素敵で楽しそうな気がする。

この車、他にも「アピールポイント」のページを見ると シートアレンジ等のユーティリティ性も大変優れているようだ。大型ミニバン大嫌いな私でも、こういう素敵な世界を垣間見せてくれるような付加機能のある車なら、好きになれそうな気がする。 しかし残念なのは モデル末期ということもあり、以前あった2.5Lのガソリンやディーゼルターボ、4WDモデルなどが全て落とされ、2.0LのFRモデルしか存在しないことだ。いくら何でも、このボディに101ps のNAじゃ 非力過ぎて話にならないだろう。中古しかないが、買うなら2.5Lのディーゼルターボモデルの方だろう。

私も将来子供が生まれた暁には、真剣に購入を検討してしまうかもしれない.....(笑)

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マツダ ボンゴフレンディ RF-V エアロ オートフリートップ [FR/4AT] ('95.6~'06.4)
全長4655mm×全幅1690mm×全高2090mm ホイールベース2920mm 車両重量1700kg
1998cc 101ps / 16.5kgm  10/15モード燃費8.5km/L  車両価格283.3万円
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Posted at 2005/10/07 04:48:40 | コメント(5) | 車 - 今週のスポットライト | クルマ
2005年10月07日 イイね!

【スポットライト】 三菱 デリカスペースギア

【スポットライト】 三菱 デリカスペースギア近頃レスポンスなどの東モ関連記事で 次期デリカと噂されるモデルの紹介記事を目にするが 「デリカってまだ販売してるの?」と思い 少し調べてみると.....きちんと三菱カーラインナップのページに鎮座ましましていた(笑)Goo-netによると、販売開始は'94年5月のことらしいので、既に11年半近くも販売していることになる。うちのシャトルも8年半近い長寿車だったが、それを優に越えているとは.....。

今ではすっかり"黒煙ばら撒き車"という汚名を着せられてしまったデリカスターワゴンは、旧来のキャブオーバータイプ(エンジンが前席の真下)だったが、このスペースギアは「より広く」という時代の要請により、フロントのちょこんと突き出たノーズ部にエンジンを収める、いま主流の1BOXミニバンと同じ形態を採っている。

デリカの特徴は、そのパジェロ譲りのクロカン性能による 他のミニバンにはない「オフロードミニバン」というキャラクターを確立している点に尽きる。実際にパジェロのプラットフォームを流用しており、四駆システムはデフロック→直結四輪駆動走行が可能な本格的なものとなっている。

しかしだ.....こんな幅が5ナンバーで全高が2mのアンバランスのっぽなボディでオフロードを走ったら、アッという間に転倒してしまうんじゃないだろうか(笑) 三菱のアドバンテージを生かしたその発想は面白いとは思うが、厳しい見方をするとやや「チグハグ」な印象は拭えない。それにこの車、四駆システムを床下に収納するためフロアがかなり嵩上げしてあり、全高が20cmも低い日産 セレナよりも室内高が低い。まぁ最新のミニバンと比べるのもどうかという気はするが、広くてナンボのミニバンでこれはやはり痛い。

今度のデリカは"アウトランダーの亜流"みたいになるようだけど、果たしてどうなるのだろうか。 FFベースだとクロカン性能は大きく落ちるだろうし、スペース重視に走らないと どっち付かずのキャラクターに終わってしまいそうな気がする。せっかくの数少ない"キャラが立ったミニバン"なのだから、次期型もそれを継承して欲しい気はするのだが.....。

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三菱 デリカスペースギア アクティブフィールドエディション [4WD/4AT] ('94.5~)
全長4685mm×全幅1695mm×全高2060mm ホイールベース2800mm 車両重量1970kg
2972cc 185ps / 27.0kgm  10/15モード燃費7.7km/L  車両価格296.1万円
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Posted at 2005/10/07 04:14:33 | コメント(4) | 車 - 今週のスポットライト | クルマ
2005年08月19日 イイね!

【スポットライト】 スズキ ワゴンRソリオ

【スポットライト】 スズキ ワゴンRソリオそこそこ車には興味・関心を抱いているつもりですが、この車だけはよくわかりません。スズキのワゴンRソリオです。ちょっと自分自身の勉強の意味も含めつつ、スポットライトを当ててみましょう。<≡
この車の前身は'97年デビューのワゴンRワイド。縁ある方々には失礼だが、それは軽のワゴンRのトレッド・横幅を広げ、少々手直ししただけの代物だったらしい。ただ、100psを発揮するターボモデルが設定されていたので 「軽ではトロい」という向きには良いチョイスだったのかもしれない。税金は大きく跳ね上がってしまうが…。

2年3ヶ月に渡る生産の後、ワイドは'99年5月、前年軽新規格に合わせてモデルチェンジを果たした二代目ワゴンRをベースに、「ワゴンR+(プラス)」として生まれ変わりを果たす。ワイドより一回り大きくなったボディは、オペルとの共同開発により欧州の安全基準をきちんと満たした“ワールドカー”となった。エンジンも全車可変バルブタイミング(VVT)化され、低燃費と低排出ガスを両立した。ワイド同様に100psのターボモデルを持ち、全車とも前席ベンチシート。コラムシフト&足踏み式パーキングブレーキにより左右ウォークスルーを可能としている。

しかしこの「+(プラス)」という名前は1年7ヶ月の短命に終わり、'00年12月、初のマイナーチェンジに合わせ名前を「ワゴンRソリオ」と改めた。エンジンはターボが落とされ、代わりに1.3Lが追加された。そして'02年11月、遂に1Lモデルは落とされ、1.3L1本のみとなり現在に至る。

この車で最大の焦点となるのはその“価格”でしょうね。“弟”のワゴンR..RRは特別なので除いて、60psモデルの値段が112.9万円と、ソリオと全く変わりません。室内は新世代の弟の方が長さではむしろ長いくらい。だったら税金の安い弟の方を選びたくなってしまうのが人情というもの..ちなみに自動車税で年5,000円、自賠責保険で年2,820円、重量税で年8,200円。合わせて年16,020円の差が出てきます。或いは、あと20万足してキューブやファンカーゴを買うという選択肢も出てくるかもしれません。このソリオは、「狭間」となる厳しい立場なのかも…。

しかし、このソリオは旧型スイフトと車台を共有しているそうですが、私は旧スイフトには感じない魅力を感じてしまいます。だって、見た目が何やらカワイイじゃないですか(笑) 自分では買わなくても、彼女や嫁さんに乗って欲しい感じかな..

座面が高いので見晴らしも良いし、リアシートはスライド&リクライニング機構付き。そして旧ワゴンR譲りの収納の多さ。こうして見ると、意外と悪くない選択肢なのかもしれない。 ...が、やはり軽版じゃなくてこれを選ぶ理由というか、モチベーションがいまいち見出せない。やっぱり 「ワゴンRが欲しいけど、もう少しトルクが欲しい」とか、「黄色ナンバーはみすぼらしいから」といった理由だったりするんだろうか..オーナーの方々に、ちょっと聞いてみたい気がする。

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スズキ ワゴンRソリオ 1.3WELL [FF/4AT] ('00.12~)
全長3545mm×全幅1620mm×全高1705mm ホイールベース2360mm 車両重量970kg
1328cc 88ps / 12.0kgm  10/15モード燃費18.0km/L  車両価格114.5万円
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Posted at 2005/08/19 03:44:39 | コメント(0) | 車 - 今週のスポットライト | クルマ

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「初めてPCじゃなくタブレット/スマホから投稿 (フォトアル) してみたが、余りのやりづらさに呆れた。ニコ動と一緒でPC時代からスマホ/タブレット時代に上手く移行できなかったクチですね、ここも。」
何シテル?   05/15 07:24
80's Kidsで'80~'90年代の日本車を礼賛するような記事ばかり書いてきましたが、ネタが尽きてしまい放置中です。 '00年代の10年は、私にとって...
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