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狩猟犬のブログ一覧

2008年10月19日 イイね!

アルトワークス ~軽ボーイズレーサー~

アルトワークス ~軽ボーイズレーサー~軽ボーイズレーサー” の嚆矢となったのは紛れもなく'85年のミラ TR-XXだろうが、それを凌駕すべくスズキが'87年2月に出した “決定版” が 『アルトワークス』 だった。軽初のツインカム(DOHC)ターボで、この最高出力64ps が、今日まで続く軽自動車の出力の自主規制値となった。
 
白/金のツートーンカラーにゴテゴテ デカール類。ピンクのシート地等、その “ド派手な” 姿は、当時小4だった私の脳に強烈に刻まれた。シビックシャトル・ビーグルに惹かれた遠因だったかもしれない。徳大寺氏は 「幼稚」 と揶揄していたが、“80's Kids” の私には今でも格好良く見える。

軽ボーイズレーサー” も、間違いなく80'sを象徴するムーブメントの一つだった。



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スズキ・アルトワークス フルタイム4WD RS-R [4WD/5MT] ('87.2~'88.9)
全長3195mm×全幅1395mm×全高1405mm ホイールベース2175mm 車両重量650kg
543cc(64ps/7.3kgm)  P/W レシオ10.16kg/ps  車両価格109.8万円
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スズキ アルトワークス RS-X [FF/5MT] ('87.2~'88.9)
全長3195mm×全幅1395mm×全高1380mm ホイールベース2175mm 車両重量610kg
543cc(64ps/7.3kgm)  P/W レシオ9.53kg/ps  車両価格99.3万円
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関連情報URL : http://bit.ly/2UlKoYw
Posted at 2008/10/19 08:30:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車 - Car of the 80's | クルマ
2008年09月21日 イイね!

『史上最強のスカイライン』

 

 
これまでも何度か書いてきましたが、私にとって『日産 スカイライン』で一番印象深いモデルは、 やはり1981年~1985年のR30型、通称 “ニューマン・スカイライン” です。その中で一際存在感を放ったのが「RS」。R30型へのモデルチェンジから2ヶ月後の1981年10月に追加され、最初はDOHCノンターボの150ps。'83年2月にターボを搭載(190ps)、1973年に途絶えた『GT-R』の数値(160ps)を初めて上回り、“史上最強のスカイライン” のキャッチコピーがパブリシティを飾りました。そして'83年8月にマイナーチェンジ、通称鉄仮面と呼ばれる顔付きになり、翌'84年2月インタークーラーを搭載、グロス205ps(ネット175ps相当)まで出力を伸ばし、'85年8月に次のR31型へバトンを渡し寿命を終えました。一モデルで55ps(36.7%)も出力を伸ばしたのは、このR30型スカイラインと、同時代に販売されていた三菱 スタリオン(145ps→200ps、55ps↑37.9%)だけです。正に “空前絶後” といって差し支えないかもしれません。

ショートホイールベースでファストバックスタイルの、如何にもスポーツカー然としたフェアレディZ(2シーター)やサバンナRX-7、スタリオン等と違い、ロングホイールベースでボディスタイルも 2ドアクーペだったスカイライン2ドアは、スポーツカーと言うよりはグランドツーリング(GT)といったキャラクターでした。ちなみにホイールベースは2615mm。これは当時のトヨタ セリカXXと全く同じで、やはりXXも「スポーツカー」ではなく「GT」を標榜していました。しかしXXはファストバックスタイルのスポーツカールックで、しかも一クラス上の2.8Lモデルも有していたので、厳密にはスカイラインのライバルと言うよりはフェアレディZ(2by2)のライバルと言った感じ。ではとライバルを探すと、同じく2Lのみだったスタリオンが浮かんできますが、スタリオンは前述の通りショートホイールベースのスポーツカールック。やはり厳密には “ライバル” とは呼び難い。

つまり当時のスカイラインは、独自の道を往く孤高の存在と呼べなくもないのです。(ちょっと強引…?)

写真下、このYouTubeの “スカイライン史上最強” の前期型RSターボは、実は'83年2月~'83年8月の半年間しか生産されていません。鉄仮面にも赤/黒ツートーンは在りましたが、イメージカラーだったのは'83年8月から『RSターボC』が登場した'84年2月の半年間で、ターボC登場以後は写真上の単色ホワイトがパブリシティのイメージカラーとなった為、スカイラインRSを象徴する赤/黒ツートーンと言うと、やはり前期型という感じがします。


“懐古趣味” と揶揄されようが、これだけクルマ好きをワクワクさせる要素に満ち溢れていた'80年代の日本車は、やっぱりどう考えても今の日本車より魅力があったと確信しています。
Posted at 2008/09/21 13:00:55 | コメント(0) | トラックバック(3) | 車 - Car of the 80's | クルマ
2008年08月20日 イイね!

スペシャルティカー? マツダ エチュード

スペシャルティカー? マツダ エチュードここ数ヶ月くらい、『スペシャルティカーとは何だ』という事に囚われている。ソアラプレリュードシルビア(S13)などは文句なくスペシャルティカーと言えるが、その枠内に入るのか曖昧な車種もかなりある。1987年1月に発売された『マツダ エチュード』もそんな一台だ。
“アーバンチューンド” をキャッチフレーズに、少なくともマツダ自身は “スペシャルティカー” として売る気満々.. だったようにも映るが…。

概要を掻い摘んで紹介すると、『マツダ エチュード』は当時のBF型ファミリアのシャシーをそのまま流用し、ただボディを替えただけという何の変哲もないクルマだった。エンジンは前年7月にファミリアに追加された『スポルト16』のB6型1600ccDOHCエンジンを搭載。DOHCターボではなくNAをチョイスした辺りが、『スポーツ』ではなく『スペシャルティ』たる所以と言える。
ボディ上では、当時セリカ等で既に採用されていたCピラーをブラックアウトしてガラスで覆う『ラップラウンドウインドウ』を採用し、スペシャルティ色を演出していた。...が、エチュードは当初より全く売れず、僅か二年余りで市場から姿を消してしまった....。

このエチュードの失敗を省みても、やはりスペシャルティカーは “スペシャル(特別)” がとても重要であることが窺える。ほぼファミリアそのものだったエチュードでは、特別感が足りなかったという事だろう。『Specialty』には「特製品」という意味がある。普及品とは何か違う特別感を上手く演出することが出来なければ、スペシャルティカーとして成功することは難しいのだろう。

なんだかんだと厳しいことを書いてしまったが、このパーソナルなクルマがほぼ壊滅した今となっては、ファミリアベースで精一杯パーソナル性を演出しようとしたエチュードがとても好ましく思える。以前のプレッソ(事実上のエチュードの後継車)の記事でも書いたが、クルマからパーソナル性が失われた時、私は “嗜好品” としてのクルマの時代は終わると思っている。今はまだ辛うじてその火が灯っているような状態だが、この先どうなることやら....。

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マツダ エチュード Gi [FF/4AT] ('87年1月~'89年)
全長4105mm×全幅1645mm×全高1355mm ホイールベース2400mm 車両重量1030kg
1597cc(110ps/13.5kgm)  10モード燃費10.0km/L  車両価格165.4万円
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Posted at 2008/08/21 01:18:44 | コメント(1) | 車 - Car of the 80's | クルマ
2008年08月04日 イイね!

LOCATION VIEW - ロケーションビュー

LOCATION VIEW』(ロケーションビュー)にハマってしまいました。東京23区・横浜市・川崎市・名古屋市・京都市・大阪市の路上を走りながら周囲360゚ の風景が自在に見られ、アングルも上下に動かせるというとんでもないサイトです(笑)例えば桜田通り上り方面ならこんな感じ。

<embed type="application/x-shockwave-flash" src="http://www.locaview.com/lvs/LVFlashFree.swf?shake=true&sid=A12A4L1A4C3A1zGizfkVVOLJVQAs50xDtSe" width="400" height="225" datum="TKY_BL" lat="35.6492997" lon="139.748207" az="2.5" elv="-88"/>
※↑ ドラッグでグリグリ 動かせます。

俺みたいな引き籠もりには持ってこいなサイトです(笑) 登録せずにゲストログインも可能なので、興味のある方はやられてみては^^

追記: この記事をアップした翌日、Googleの 『ストリートビュー』 日本版が公開開始され、テレビ等のマスメディアで大々的に報じられた。何の因果か..(笑)
Posted at 2008/08/05 01:08:01 | コメント(0) | トラックバック(1) | 日々の戯れ言 | パソコン/インターネット
2008年08月02日 イイね!

【私的名車列伝】第29弾 日産・ブルーバードマキシマ

【私的名車列伝】第29弾 日産・ブルーバードマキシマ先日のティアナの記事でも取り上げたが、気になって仕方がないので単独で取り上げることにした。「日産 ブルーバードマキシマ」を、あなたはご存知だろうか…?
ブルーバードマキシマは1984年10月にデビュー。丸一年前にデビューしていた7代目U11型ブルーバードにV6エンジンを積みノーズを9cm伸ばした、いわばブルーバードの上級版である。ネット上のブルーバードマキシマの資料はWikipediaくらいしかないが、詳細な情報が記載されていない為、『自動車ガイドブック 1985~'86』 より詳細な情報を箇条書きで引用する。

※1984年10月 デビュー時
・ボディは4ドアセダンと4ドアハードトップ。
・エンジンは2000cc V6 OHCターボの『VG20ET』(グロス170ps)。
・ノーズを90mm(9cm)延長。
・電子制御式スーパーソニック(超音波)サスペンションが装備上の最大の売り。
・大型カラード・ウレタンバンパー、ハロゲンヘッドライト、コーナリングランプ、6JJサイズのホイール、電動スライド+電動フリーセッター+電動エア・ランバーサポート機構付シート、リクライニング・リアシート、チルト付パワーステアリング、電子制御3ウェイ・パワーステアリング(オプション)などを装備。

※1986年1月 マイナーチェンジ時
・グリル/ヘッドライトをはじめボディ前後のリスタイル。
・ノンターボ『VG20E』(ネット115ps)搭載モデル追加。
・パワー/エコノミー自動切り換え式電子制御4段ロックアップ付オートマチック(長い)、フルフラットシート、電動格納ドアミラー、チルトペダル(?)を採用。

ということになる。こちらのGazooにて、リスタイル後の姿を見ることが出来る。

最大の売りである『電子制御式スーパーソニック・サスペンション』とは、路面状況と運転操作に応じてショックアブソーバーの減衰力を3段階に自動的に切り換える....というものだが、手動で切り換えるものは結構見ても、自動というのはあまり見た試しがない。今から24年も前、その正確性は如何ばかりか。
 
こういった何とも胡散臭い(?)装備も魅力を醸しているが、ブルーバードマキシマの魅力は何と言っても、クラウンやセドグロ、マークⅡといった既存のFR高級セダンとは違った〝新しい高級車像〟を創り上げた点にある。満艦飾的で演歌調、既に〝出来上がった〟感のあったこれら既存の高級車とは違い、 ブルーバードの鼻っ面を伸ばしてV6エンジンを載せただけという〝チョチョイのチョイ〟的カジュアルさのあるマキシマは明らかに一線を画していたし、ベースとなるブルーバードやそのライバルのBCクラス車たち(コロナギャラン等)とも明らかに違う高級感/スペシャル感が、顔やお尻の意匠やカラーリング、各種豪華装備等によって見事に演出されていた。

この路線はその後、ギャランΣハードトップカムリ・プロミネントなどのフォロワーを生んだ後、三菱 ディアマンテで一気に花開くことになる。しかし1990年代に車種の粗製濫造が相次ぎ、次第にプレミアム性を失い、今ではFRのマークXやスカイラインなどと大差ない扱いを受けるようになった。そんな今となって思えば、「FF・V6セダン」は輝かしき80's&90's日本車の良き思い出。「日産 ブルーバードマキシマ」もまた、そんな〝栄光の80's日本車〟の中の輝ける名車だった。

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日産 ブルーバードマキシマ 4ドアハードトップ ターボルグラン [FF/4AT] ('84.10~'88.10)
全長4590㎜×全幅1690㎜×全高1370㎜ ホイールベース2550㎜ 車両重量1380㎏
1998㏄(170ps/22.0㎏m)  10モード燃費8.3㎞/L  車両価格248.3万円
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Posted at 2008/08/03 03:13:07 | コメント(0) | トラックバック(2) | 車 - 私的名車列伝 | クルマ

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「初めてPCじゃなくタブレット/スマホから投稿 (フォトアル) してみたが、余りのやりづらさに呆れた。ニコ動と一緒でPC時代からスマホ/タブレット時代に上手く移行できなかったクチですね、ここも。」
何シテル?   05/15 07:24
80's Kidsで'80~'90年代の日本車を礼賛するような記事ばかり書いてきましたが、ネタが尽きてしまい放置中です。 '00年代の10年は、私にとって...
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