
新規開発商品 / 機能を商売ベースに乗せる上手さで、「目のつけどころが○o○○でしょ」な企業と一線を画す世界に冠たるブランドメーカー(笑
80 年代にはウォークマンのヒットもさることながら、コンパクトディスク、プロフィール(TV じゃなくてモニター)、ベータマックスなどなど画期的な商品を次々と市場へ送り出していました。
そんなコンポーネント オーディオ・ヴィジュアル全盛期にでてた頃のテープが HF シリーズ。
Normal ポジションの AHF に始まり、B / C とヒエラルキーもわかりやすく、High ポジションの JHF 、Fe-Cr のDUAD と棲み分けも単純明快。フルロジックオペレーションのカセットデッキと合わせて、イメージ戦略的にはバッチリな出来でした(笑
でもね。
なんだか薄いんですよねー、音が。
SONY らしいといえば見事に SONY らしいサウンド。でもそれを SONY のデッキで使うと、なんだか音のボリューム感が無くなっちゃう。ちょうど重厚長大な ES シリーズが出る前の、理屈で音楽を奏でる、といえばいいのか、そんな風な音づくりに今ひとつ馴染めなかったんです。
おまけに BHF 辺りだと、結構な確率で音の変化が起きたりワカメちゃんになりやすかったりと、アタリをたびたび引いた(笑)こともあって、ほとんど使うことはなかったんですね。
これがもし YAMAHA 系でシステムを組んでたらメインとして使ってたかもね、とも思うんですが聴くのが Rock 系でしたからね。
SONY HF シリーズ & More
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Posted at
2008/12/28 23:09:02