住宅地の公園に忽然と滝が…というほど、唐突ではないですが(^^;
それでもこんな住宅街の中の公園に、落差 8mはある滝があるってのは結構珍しい。
もともとは 1850年頃、王子村の名主であった畑野家が、湧き水を利用して自宅の庭に作ったらしい。
現在過去未来、日本のお金持ちは不動産だねえ(笑
園内は回遊式の庭園で、丘陵地の斜面を生かしたつくり。
気温も 20℃あたりと、ちょうど散歩にはいい感じ。
薬医門から入って細長い池を巡るように設えられた散策路の足元は、やさしい自然石と土で、ところどころ木々が覆うように日差しを和らげてくれる。
その流れに注ぎ込むように配された滝が、涼しげな音を…
あれっ? 滝、流れてませんが orz
女滝 → 独鈷の滝 → 湧玉の滝 → 男滝と見ていくつもりで歩を進めておりますが、いきなり枯れ滝ですかー
まあ、そういうこともあるかもね。
気を取り直して次へと。
今度は独鈷の滝ですが、またもや… それも「故障」ですと。
「滝」に「故障」の文字は結構違和感。既に湧き水ではなくなってるのかな。
しかし、これは先が思いやられるな。
今度こそはの湧玉の滝、でしたがこちらも、シーーーーーン orz
えーと、名主の ”滝” 公園でしたよねー! って管理事務所に文句を言いに行ってやろうか(^^;
てか、これで男滝まで止まってたら、ホントに大声で文句いってやる(心の中でw)
折角いい雰囲気なのに結構残念な展開、あきらめムードで最後の男滝へやってまいりましたが。
ザァーーーーー!
はあ、ここでやっと水の流れる滝(ってコレが当たり前w)にご対面。
遠目には幅が広めであまり落差感を感じないが、近くに寄ると結構な迫力。位置的なものなのか飛沫があまり飛んでくることもなく、鑑賞にはイイですね。ちゅうか来るならもう少し暑くなってからかなー
てな感じで、今ひとつすっきり感のない散策になっちまったねえ。
ところで、書いてて何だが、名主(なぬし)って職位は何なんだ… 庄屋さんみたいなもんかいな?
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ふらり | 日記
Posted at
2012/04/20 10:30:13