
本日最後の訪問は
団地群の端っこにポツンと佇む
元学校だったらしい日野市郷土資料館。
正直、ナビ様のお導きがないと
スンナリは来れなかっただろうなあ。
クルマも数台 停められるようになってて助かった。
建物は見事に昔からある小学校って雰囲気で、ちっちゃめの下駄箱なんかを見ると、なんだかちょっと懐かしい気分になっちゃいますね。中は資料館、日野市教育センター、日野市中央公民館などが併用していて、居抜きでそこに入っただけって感じ。
さっそく上履きに履き替えて、さて展示はどこかいな? と。
開けるのにガタガタいう扉をひとつずつ巡って、順番に見ていきます。
展示物は、よく見る古代の石器モノから近代の生活用具まで結構並んでいて、こういうトコの割にものは揃ってるなあ… って感じ。ただ残念なのは、ベタにいうと完全に納屋・物置状態(^^; 実際予算なんて雀の涙なんでしょうね。
反面そのおかげか、まるで新品なタイガー計算器が直に触れて、計算も出来る。
ホントこれってスゴイことなんだけど、無造作にポイッと置かれてるだけ、これ、盗んでくださいって言ってるようなモンぢゃない?
とまあ、残念なのかスゴいのかよくわからんのですが、廊下に連綿と続いているパネル展示は文句ナシに面白かった(^^
そのタイトルは、稲生物怪録絵巻(いのうもののけろくえまき)。
どこにでもありそうな妖怪モノですが、ポイントなのはこれが実話に基づいてるってとこ。
登場人物も実在の人だし、妖怪から貰ったものも現存してる(らしい)。
詳しいお話はググってもらえばすぐ出るだろうから割愛するが、ザッというと、肝試し → 大したこと無くね? → 妖怪様お怒り → 30日間お礼参り → 主人公 平太郎動じること無し → 妖怪軍団 根負け → あんたスゲーので褒美あげる、って話。
まあ、実話と言いつつお話なんで結構尾ヒレはついてるだろうが、登場する妖怪たちの奮闘内容が、サイケなものからオチャメなものまで 1ヶ月分取っ替え引っ替えてんこ盛り状態で、本人はどうか判らんが とにかく傍目には楽しい。
特に、あまりの平太郎のスルーっぷりを見るに、もう途中から妖怪達を応援したくなるくらいw
結局一番時間を使ったのは、この絵巻パネルを見ていくトコだったりして。
というところで本日は終了。
さて、こちらも平太郎然と平常心で帰りますかな(^^
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ふらり | 日記
Posted at
2017/08/03 22:34:11