
今日は本郷界隈、街中を歩かなきゃならなかったので、ついでにちょいと気になっていた場所も探索。
下町の風情もたっぷりなこの辺り。
話にはきいてましたが、未だ「貸本」なんて看板があるなんて。
他にも昔はよく見た、屋根と空の狭間からニョキッと見える風呂屋の煙突とか。
郷愁を誘うなー
そんな住宅街のまっただ中にあるのが、目指す大名時計博物館。
TV で見た江戸時代の不定時法を実現した和時計の博物館とはどんな所?
お江戸の路地裏ではよくある車も通れない階段を抜けていくと。
そこにはなんだか辺りとミスマッチなお屋敷。えーとナニナニ、勝山藩下屋敷跡…アレ? 半分開かれた門の向こうに広がるのは…、民家? でもちゃんと(風雨にさらされて掠れちゃった)看板に大名時計博物館の文字が。
うー、こりゃ一般ピープルは入るのやめるだろうなぁ(笑
どう見ても怪しいもんね。
でもコチトラこの 4年で結構鍛えられてるので、足を踏み入れられる程度にレベルは上げは済んでるし(^^) ということで周りに気を配りながらw 中へ。
手入れされてるのか??? な庭の木々の中、誰だかわからない座像とか今にも倒れそうな石灯籠をかき分けていくと、ありました! 大名時計博物館。コッチも怪しさ十分な出で立ち、入館料も「有料」とだけ書かれてあるのが、いっそう不安感を煽る(爆
意を決して靴を脱ぎ扉をカラカラーッと開けると、そこにはザッと 30畳程度の空間。
四隅の壁にはズラッと種々の大名時計がならんでおり、入り口横では学生っぽいオニーサンが受付を。入館料が \300 だったことにホッとしながら順番に時計を見学。写真不可なのでどんなものかは行ってみて になっちゃいますが、興味深いのは時計本体もさることながらその解説。「おやつ」って現在の 14:00 頃が時刻としては「お八つ」で、休憩時をさしてたものが転じてお菓子の代名詞になったんですねー、とか。
あーあ、また賢くなってしまった(笑
そんな風に眺めていると、後ろでカーン、カーンと鐘の音が。おお、1機は今なお稼働中ですか。
実際の動作を見ても江戸時代作とは思えない緻密さ、しばらくはぼーっとその動きを堪能。
結局いたのは 10分程度、この博物館空気はかなり怪しげですが、機械好きには (^^) な場所。
さぁ、あなたも勇気を出して門をくぐりましょう。
■フォトギャラリー
Posted at 2008/11/30 18:29:13 | |
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ふらり | 日記