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恩賜箱根公園で結構歩き疲れたんですが、そんな体にムチ打ってその先の関所まで。

■今日の出費：\750（大人・小人 各1）/累計 \6,350

といっても、公園側からいくと、まずぶつかるのは箱根関所資料館。
その名の通り、箱根関所に関する蘊蓄が詰まった小振りな資料館ですが、古文書や武器類・もちろん手形や関所破りの話など小さいながらも割と見れる内容。
でもまあ、流れに任せてみてると 10分ってとこかな(^^;　お土産品もどこかで見たようなキーホルダーとかだし…

続いての関所は、湖畔を道なりに進んでいきますと、黒々とした門が現れるのですぐ判ります。
街道を塞ぐように門がある訳ですから塞き止められるのはそうでしょうけど、狭いといっても結構広い日本、ちょっと山沿いを越えたら抜けられるんじゃね？　なんて思っちゃいますよね。
それに対して実際は？　というと、万里の長城じゃないけれど、ある程度の距離柵が設けられ通れないようにしてあったんだとか。
もちろん関所破りは重罪で、基本は磔、軽くても打ち首獄門、とどちらも極刑ですよね(^^;
それでも もしかして行けんぢゃね？　と考えるのが人情w で、結果 関所破りは結構あったらしく、引っ立てられたヒトも多かったらしい。
そんな磔刑が関所破りの基本罰則ですが、ホントに処刑されたのは両手ほどの人数で、あとは道に迷ったんだよねー　なんてことで軽い刑で済ませてたんだとか。
なかなかいい話ぢゃないですか(^^)

そんな内容を頭に入れながら、関所の中をフラフラと。
案外思ってたより手狭だなー　とか、夜に船だと抜けられるんじゃないか？　とか、イロイロと想像力をかき立てられますね（笑
ちなみにこういう監視場所なので、高台にも見張り場所があってそちらにも登ってみますと、確かに見晴らしはよい(^^)　行き来する船や街道を進む人たちが一望です。でもこの景色を監視用の風景としてだけで見るなんて、もったいないよなあ。

そんなこんなで、公園とあわせ軽く 1時間程度と思ってましたが、なんのなんの。
ここにきて足も限界近し、と帰りの道行きがちょっぴり苦痛に思える箱根日帰りお出かけでした(^^

■フォトギャラリー

箱根園で結構な散財をしてしまったので、最後はちょっと抑えたココ。

■今日の出費：\600（駐車場代）/累計 \5,600

やってきたのは、芦ノ湖畔 東側を南へ下った場所にある恩賜箱根公園。なぜか北行きはダダ混みですが南方面はいたってスムーズ(^^
ってか、標識のオニギリ「1」って国道 1号線か！　そうかー、こんな所も走ってるのか。

さて駐車場はというと、あいにくの満車ですが、回転は思ったよりも速く 10分程度で入場。
早速、案内パネルを見て巡り方を検討です(^^)
都合見どころは 8ヶ所のようで、芦川橋をスタートの一景として、最後は湖畔の広場の八景で終了。
その他にも隣接して箱根関所があり、ナカナカ見どころも多そう。

まずは手近な八景目から。
湖畔の広場と名が付いていますが、広場ねえ…　まあ芦ノ湖はきれいに見えるけど広場とはちょっと、という微妙な空間。
うーん、見どころがこういうレベルだとすると、他も推して知るべしってとこですなー(^^;
オマケに、というかこの八景を巡るコース、健脚向けと看板が付けられており、その向こうには確かに緑のコケに覆われた木々と、決して緩やかではない階段がズズーッと続いておりまする。最近めっきり歩いてないので、これじゃ景色に見入る前にハイキングで疲れてしまいそうな予感。

結局、登っては下り、広場の朽ちかけたベンチで休憩…　の繰り返し。
やっと五景目の展望台に到着した頃には、うっすら汗もかきーの、足はおぼつかなくなりーの、とヘロヘロ状態(^^;
ただこの弁天の鼻展望台、景色だけはスカッとさわやか（笑　これで天気がよければ富士山がすっきりと…といくんでしょうが、ここでも曇天にたたられてあまり遠くまで見渡せません。折角設置されてる双眼鏡はタダなのに。
仕方なく湖畔をいく海賊船をしばらく眺めながら、ココでも休憩です(^^;

もうこの頃になると、八景とかはどうでもよくなって、なんかノド乾いたよなー　ってのが最優先事項（笑
そんな理由で八景巡りは切上げ、中央広場の湖畔展望館へと。
目の前で野点をやっておりますが、今はそんな優雅な気持ちになれるはずもなく、とりあえず自販機で清涼飲料水をー!!!　という感じ。
コゾウとあわせて合計 4本ガブ飲みでございます（笑

ひと心地ついたところで、2Fに登って湖畔を眺めたところでとりあえず終了。
さてと、あとは箱根関所を攻略するだけだなー

■フォトギャラリー

ガラスの森から次の目的地 大湧谷めざして進んでまいりますが、登り口への道に入ったとたん渋滞 orz
GW ともなれば、有名どころは混みますよね。

■今日の出費：\3,000
（大人 2名 JAF優待 + 駐車場代）/累計 \5,000

しばらく頑張りましたが、あまりに進まないのでとうとうしびれを切らしてココはあきらめることに。
ということで、その次へと思ってた箱根園が繰り上げ当選でございます(^^;

芦ノ湖方面へと下って、駒ヶ岳ロープウェー乗り場前へ。
大型の駐車場へと導かれるまま入っていくと、そこで駐車料金…　とまあそれには異論がありませんが、そのお値段 千円也！
なぬっ！　こんな田舎で何故そんな値段なの？　ホントならタダでもおかしくない？　とか心の中で叫びつつ、顔はにこやかに野口サンを放出でございます orz
うーん、なんだかボッタクリ観光スポットのニオイがしてきたなあ…

中へと進むと、そこはローカルな土産物屋さんアーケード + 水族館 + ミニ動物園という様相。
他は眼中にないのでサクッと水族館へと向かいます。
水族館は海水・淡水両方そろって、お一人様 \1,300。まあそんなとこですが、中学生も大人料金なので出費がかさむなあ、もう。
なんで箱根に海水の水族館？　ってのは置いといて、実際どうよ？　というとまあ普通に水族館として楽しめます（当たりまえか…）。
でもホンネを言えば葛西臨海水族園の方が値打ちあるなあ(^^;

そんな中、敢えてというなら、バイカルアザラシ園がよいのでは。
丸々と脂がのりまくったw アザラシたちが水中を駆け巡ります。
どうしてあんなにデブなのに早く泳げるのか不思議、オマケに水中で仰向けに泳ぐヤツらがほとんど…というヘンテコな生態も見れます(^^)　ただスゴく気になるのは、端の岩場に挟まってるように水中をゆらゆら揺れるスケキヨ状態の一頭…　あれ生きてる!?

心配しつつもここらで終了。
後は昼メシ(^^) と先ほどのアーケード街へと向かいますが、コレがまた観光地価格でやってられん！
結局ここは、ブルジョワジーなファミリーしか満喫できねー場所ですなあ。

■フォトギャラリー　海水篇 / 淡水篇

この前の箱根でほとんど観光というものが出来なかったので、再訪です。

■今日の出費:\2,000
（大人・小人 各1、JAF優待 + 駐車場代）

朝も 6:30 から出発したので、途中箱根湯本でチビッと混んだ以外は、結構スムーズな道行き。
オープン 30分後に到着したんですが、それでも結構な来場者数です。
やっぱ GW だもんなあ(^^;

速攻中へと進みますが、天候は残念ながらの曇天。
これがピーカンなら、エントランスにあるガラスがキラキラと輝くんだろうねえ…　とそこは脳内でイメージするしかないですな(^^;
造りはガラスと木々の緑を生かした庭園、そして水の都をイメージした美術館。
麓は 24℃なのに、ここらは 14〜15℃とちょっと肌寒いので、早々に美術館の中へ。

正直中は観光客相手のチャラいピカピカ・キラキラだと想像していたんですが、見事にハズレ（笑
展示物・内装含め非常にクラシカルな美術館、ヒカリモノ好きには逆にちょっと食い足らんぐらいの大人しさです。
とはいいつつ、展示されている作品はどれも個性的。
モザイクガラスやビーズに施された装飾の精緻さは言うに及ばず、レースをかたどった繊細な柄や鷲の足をかたどったグラスなど個性的なアイテムが目白押し。特にビックリなのは風が吹くだけでそよぐグラス、もちろん実用なんかにはなりませんが、なんで折れないのー　と不思議でなりませんな。

ただしここは、そんな歴史感たっぷりなモノだけではなくて、ちゃんと現代のガラス作品もおとり揃えです(^^)
オーソドックスな透明のオブジェもあれば、昔 名古屋の大一美術館で見たチフーリのカラフルな作品群など、これぞガラスなアイテムも。
さすがガラスの森と名乗るだけはありますね。

そんな館内だけじゃなく、庭園にも各種ガラスの趣向が凝らされております。
オブジェ風のアート作品はもちろん、わき出す水とガラスの噴水のコラボや、木々の中にポイント的に埋め込まれたガラスの草花たち。
そんな中を歩くにつけ、この曇天がーっ！ となっちまいますな（笑

とりあえず、そんな感じで一回り、ノッケから結構堪能でございます。
ちなみに、ここでコゾウは母の日プレゼントをお買い上げ。
よく覚えてたなー　と思ったら、ショップにデカデカと書かれてありました(^^;
本人曰くは、ちゃんと覚えてたとか言っとりますがね。

■フォトギャラリー　庭園篇 / 館内篇