![ローコストで行きそこねた…[76] 印刷博物館 ローコストで行きそこねた…[76] 印刷博物館](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/014/349/552/14349552/p1m.jpg?ct=faa91e095bb9)
文京区といえば、出版・印刷関連企業が軒を連ねる区。
元業界人としては結構興味があったので、渡りに船と池袋から南下です。
■今日の出費:\1,500
(入館料 大人2 + 駐車料金 \600)/累計 \2,000
JAF の割引がきいたので、大人一人 450円、小学生は無料となかなか良心的な価格設定ですが、期待以上に面白い博物館。
今は企画展の「近代教育をささえた教科書展」を開催中なので +\200 です。
さて、ベースは日本有数の印刷関連企業である凸版印刷が運営している博物館、タイポグラフィ好きのヲッサンとしてはどんなものを見せてくれるのか興味津々なわけですが。
トッパン小石川ビルの B1 がめざす場所。エスカレータで地下におりていきますが、まず第一印象は天井が高い(笑 だいたい地下1階分の建築費用だけで地上の 3F 分ぐらいはゆうにかかるので、ココで既にヲッサンは感心しております(^^;
まぁそれはさておき、受付から中へ。
そこでまず目に飛び込んでくるのは、アールになった壁面を飾る文字や書籍・印刷物の数々。
プロローグ展示ゾーンと名付けられたブロック、アンダーなライティングと合わせてアカデミックなイメージを演出してます。
そこをくぐり抜けると、ちょうど今開催中の企画展。近代の教育を支えた教科書・教材が展示されていますが、教科書という言葉だけで眠くなるので(笑)早々に次へと(^^;
その奥にあるのが、ココのメイン総合展示ゾーン。
印刷の誕生から現在までの歴史、そして果たして来た役割などが順を追って展示されております。
印刷といえば人によって今は多種多様なものを思い浮かべるでしょうが、ことの始まりは仏典と聖書、なんてとこから解説は始まっていきます。ま、その辺の蘊蓄は実際に見て仕入れていただくとして、目を引いたのはやはり活版〜写植・印刷の解説。
実際に働きはじめたときには活版印刷屋さんはマダマダ現役でしたし、DTP なんちゃまだない頃。オヤジが写植屋をしてた関係でこの業界に入ったみたいなものでしたから、見るものみな懐かしい(笑
とかいう感慨に浸っているのは約一名で、あとはそそくさと印刷の家の前に並んでおります。
え、なにって?
あぁ、無料で活版印刷を体験させてくれるらしいんです。ただし、先着 6名様だけ。
並んでる先を見ると、既に前には 8人… さてどうするんだろうと見ていると、機械が 6台なので 6名ということらしいが、15分ほど待てば続きでやらせてもらえるらしい(^^) やたっ!
ということで、家族 3人で一筆箋を作らせてもらいました。文字を拾って、組んで、印刷機でゴリッと。たった 7文字ですが、手作業で印刷するのもなかなかいいもんですなー
結局何やかやで 2時間ほど滞在、嫁がオミヤ(といより実用?)で、先の印刷体験で使ったビニール製のエプロンをお買い上げ。
んー、古代オリエント博物館はまぁまぁだったが、終わりよければすべてよし、という感じで今日はおしまい。
■フォトギャラリー
Posted at 2009/07/30 23:35:29 | |
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Jr とふらり | 日記