
都営線三田から北上して降り立ったのは水道橋。
次はその名の通りの水道がらみ (^^;
駅から東へテクテクと坂を上っていくと、行く手を阻むかのようにぶつかるのが本郷給水所公苑。給水所というからにはデッカい給水塔でもあるんかなと思ってましたが、給水設備は地下に平たく建てられていて、その上に和風と洋風がミックスされた なんだか微妙な公園が作られておりました。目的地はその隣の水道歴史館だったんですが、折角なのでコチラもお散歩(^^)
階段を上って着いた和風庭園内は雑木林と小さな池、ソレを飾る由来不明な鳥のブロンズ像たちと、まあ見どころがあるのかないのか良くわからない公園。四阿にひっそり座るお年寄りたちがセットになってるところが、こういう所の定番なんでしょうかね。そこを北へ抜けると今度は洋風庭園。フランスの庭園風に作られた区画にバラが植えられていて、今は深紅のノックアウトがきれいに花をつけてます(^^
そしてココの存在意義はコレじゃないの? と思う神田上水が復原展示が隅っこの方にひっそりと…
復元された神田上水の石桶がチョロっと並ぶだけですが、落ち葉の積もり具合が何ともいい雰囲気。
前哨戦はまあこんなスタート、続いてはお目当ての水道歴史館です。
ここは東京都水道局が運営する PR 施設、お江戸の頃の治水から今につながる水道の歴史と資料が並んでます。
こういう所って(予算のないw)パネル & 資料がツラツラ並ぶタイプか、(税金を投下されw)結構作り込まれたインタラクティブ系かに分かれちゃうんですが、ここはまずまずバランスしてるような感じ。「玉川上水ものがたり」等の解説カミシバイなんかもちょうどいい長さだし、発掘された上水設備やその模型なんかもウマく出来ていて判りやすい。こういうのを見ると昔の人の知恵と実行力ってのを実感出来ますねえ(^^)
他にも江戸当時の暮らしの再現住居や、近代の治水に使われた設備・器具なども予想外にたくさん展示されているところも (^^) です。
そういえば、水道橋の由来となったジオラマなんかも片隅にあったりして、ミニ雑学も仕入れられたり。
水道料金払うとき以外w 普段あまり意識することがない上水道ですが、(時間も距離も)つながってるんだなーと実感です。
■フォトギャラリー
本郷給水所公苑 /
水道歴史館
Posted at 2010/11/21 11:44:40 | |
トラックバック(0) |
ふらり | 日記