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イイね!
2024年11月28日

いつかはカウンタック

いつかはカウンタック と、思っていた方、20数年くらい前までは結構いらっしゃったのではないかと思います。
その頃はまだ、800万円~の個体がありましたし、5000QVでも2,500万円~とかでしたんで。
頑張ればなんとかなるかも?な価格でした。
しかし時は流れ、LP400などは既に億越えが当たり前、アニバですら5,000万円を超えてくる始末。
こりゃもう、こちらの経済的成熟のスピードをはるかに超えて、加速度ついて遠ざかってるなと。
こうなるともう、永遠に追い付けないわけです。
人生有限ですからね。
もう時間がありません。

数年前「ディアゴスティーニ」の「ウルフカウンタック」が爆発的ヒットとなったのも「実車はもうムリ、せめてモデルカーを飾って眺めよう」という気持ちが働いたのではないかと。
しかしモデルカーですら高いですな。
これ、組み立てると約20万円。
自分はAUTO ARTの1/18で我慢しました^^;
どうせミニカーなんだし、こっちでいいやと。

そんな中、偶然(というか、自分の趣向を分析するアルゴリズムがw)カウンタックレプリカの中古車販売ページがバナーで表示されて、観てみると「え?これ本物じゃないの?」というクオリティで、我が目を疑いました。
どうしても実車を確かめたくなって、販売店まで観に行きました。
実車を観て、やはり見分けがつかない出来。
それまでレプリカと言えば、フィエロベースのなんちゃってレプリカしか観たことがなく、こんなの100円でもいらないなと思ってましたが、これならもう、レプリカでいいんじゃないか?と。
しかし高いんですよ。。。
中古なのに1,280万円。

そんな時、みんカラでこのレプリカを登録されている我が師匠であるDr.ロマンさんとの出会いが。
この時既にクルマは手放されていたものの、いろいろ教えていただきました。
彼のウルフ愛やこだわり、今回自分のウルフレプリカをここまで本物に寄せることができたのも、彼のお陰です。
彼なくして今の愛車はなかったわけで、まさに恩人です。

そして、どうせ1,000万円以上払うなら、新車でオーダーだ!と、4年半前契約を結びました。
大事にしてきた本物のロータスを売却してまでレプリカとか、頭おかしいw
なんて、自分でも思いましたが、カウンタックの夢を捨てきれなかったので。

結局、これまでにそこのプロダクトにはなかった数々のスペシャルオーダー(本革シート、ビッグウイング、ブラボーホイールetc.)を掛けたので、金額はエライことになりましたが^^;
あとは本物のレアパーツ(これがクソ高い!)なんかも海外から取り寄せ、随所にカウンタック純正パーツを使用しています。
ここまでこだわって、まるでウォルター・ウルフばりに特注をして組み上げたので、一般の方には見分けがつかない出来になったわけです。

ただ、あくまでレプリカはレプリカ、本物ではありません。
そこは正直、心理的重荷にはなってます。
実際、イベントや街などでレプリカであることを明かしていますが、それを知った方からSNSなどでは中傷されることもしばしば。
こういうの納車前から予想はしていたので「レプリカし買えない人」というレッテルを貼られたくないなと、ガヤスパを買いました。
これ、以下のような理由からの購入なので、ランボ以外の選択肢がありませんでした。
レプリカを買う時は、本物もセットでというのが持論です。
実際、オーナーの半数以上は本物のオーナーでもあります。
「レプリカはシャレで持ってます、本物のランボも持ってますけどね」という言い訳というか、見栄というかね^^;
これがないと、レプリカに対しての中傷に堪えられないというか。
結構クリティカルにもらっちゃうタチなんで^^;

海外ではレプリカの市民権というか、認知度というのは浸透しているようですが、日本では未だ「パチモン」「偽物」「贋作」というイメージが強く、実際そのように中傷されますね。
その多くは新し目の年齢層若めなランボオーナーからで、そうでない方や、スーパーカーブーム経験者層は「レプリカですらうらやましい」とおっしゃる方が大半です。
ま、自分もランボオーナーではありますがね。

銀座や外苑では、ウルフレプリカの方がアヴェンタより集客力は全然上なんで、やっかみかな?くらいに思ってますが。

と、まあ、レプリカを所有するのって、実は精神的にも経済的にもかなりハードルが高いシロモノですよという話です。
ブログ一覧 | カウンタック | クルマ
Posted at 2024/11/28 09:53:17

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この記事へのコメント

2024年11月28日 10:11
こんにちは
リトラミーティング参加者のブログにいっぱい載ってましたね😁

ランフェラに乗っていれば一定数のやっかみは有りそうですよね…
負け組の遠吠えと思って無視して下さい🤚

スーパーカー世代ど真ん中のわたしには羨ましい一台ですし、4年半も待ち続けた精神力に感服致します🙇‍♂️

棺桶まで大事に維持して下さい😅
コメントへの返答
2024年11月28日 17:44
こんにちは。
ですね、ありがたいことです。

まあ、そうですね。
でもランボ乗りの敵は、大抵ランボ乗りってね(笑)

そう言っていただいて、うれしいです。

棺桶入る前に高額で売却します(笑)
2024年11月28日 10:19
確かに日本はレプリカに対する考え方は偏見的な部分がありますよね。
そもそも車を趣味として楽しむと言う視点からすればレプリカという楽しみ方はありだと自分は考えていますが、それも人それぞれですね。
レプリカオーナーならではのご意見、参考になります。
コメントへの返答
2024年11月28日 17:46
そうなんですよ。
まだまだ文化として根付いていないというか。
クルマ趣味なんて、究極の自己満足だと思いますんでね。
自分がよけりゃ、それでいいだろって、思うんですが、いろいろ言われちゃうんですよね(^^;
2024年11月28日 12:13
SNSでレプリカに対する中傷コメントが来たりするのですか!? それは考えたこともない話ですね。暇なのか、非常に古くからあるカーカルチャーを知らないのか!?
それとともに、そんなねじれた目の払拭のために、ガヤスパを買われたというのは、甲斐性なしの私からすると驚くべきお話です。
コメントへの返答
2024年11月28日 17:48
誰かがアップした動画に「パチモン」だの「偽物」だのとわざわざコメントつける輩がいるという感じですね。
でも気にしちゃうタチなんで、精神衛生を保つためにガヤスパです(^^;
2024年11月28日 17:11
こんにちは。

読ませたいただきました。acbcさんの素直な本音だと思います。

車に限らず、レプリカに関しては人それぞれの価値観や捉え方、感じ方がると思います。「ここまでは許せる」とかいう線引きもあるでしょう。ワタシ自身の感覚がどうかは、ここでどうこう言わなくてもacbcさんもよくご存知だと思います(笑)

自分がいつも考えるわかりやすい例えなら、絵画はどうでしょう。名だたる歴史的名画の希少性や価格は車など比較になりません。好きな画家の作品のコピー(ま、それもピンキリですが・笑)を部屋に飾るのを見て、バカにする人はほとんどいないでしょう。

車に関しても、あくまで趣味嗜好の世界ですから、その人がどう思っていようと他人のそれに対して価値観を押し付けたり批判したりする権利はないですよね。ましてやわざわざ誹謗中傷など、狭量で残念な人間性だと言わざるを得ませんね。
コメントへの返答
2024年11月28日 17:55
こんにちは。

ありがとうございます。
ROSSOさんのポリシーは、クラシケ取得していることからも明らかですよね(笑)

絵画の例え、よくわかります。
おっしゃる通りだと思います。
昔、所属していたE2Cの会長に、ウルフレプリカを発注したことを報告した時「レプリカいいじゃん!俺もそれ、気になってたんだよ。変な話、俺はたまたま本物持ってるけど、別にレプリカでもよかったんだよね。あのデザインが好きだから、本物かどうかなんて関係ない。逆に俺のカウンタック、弄り過ぎて原型留めず、レプリカですか?って、聞かれるよ(笑)」って、言ってくださって、人間の器のデカさを知りました。
2024年11月28日 22:10
本当にため息が出るくらい素晴らしいウルフカウンタックですね!

師匠だなんて恐れ多いですし、acbcさんほどの熱量なら私なんかがいなくてもここまで完成で来ていたと思いますけど、そう言って頂き本当にありがとうございます。
この素晴らしいカウンタックを是非いつか間近で見てみたいですね!
コメントへの返答
2024年11月28日 22:39
コメントありがとうございます!

形はまんまカウンタックなので、1/1ディアゴスティーニだと思って、眺めてますよ。
眺めてるだけで本当幸せ。

いや、ロマンさんなしでは絶対にあり得なかったですよ。
ウルフエンブレムのデータやRally Racingの初代ステッカー、その他いろいろな知識、本当に感謝してるんです。
西日本方面には足向けて寝られません。
今年はいろいろまだ完成までにやることが一杯ですが、来年是非遊びにきてください!
ウルフでお迎えにあがります。
2024年12月1日 15:39
こんにちは。
レプリカに対する考え方の違いですかね。近頃は2000 GTやランチャストラトスなど希少車のレプリカも結構ありますけど、まさに手に入れたくなるような出来だと思っています。acbcさんのカウンタックもここまで本物に近づけてあるのでしたら、全く周りからいろいろ言われる筋合いはないと思うんですが、きっと心が狭い人がそんなこと言ってるんでしょうねぇ。
今日は小田原厚木道路を走っていたら、カウンタックが追い越し車線を抜いて行きましたが、すごい迫力でした。やっぱりかっこいいですね。
コメントへの返答
2024年12月1日 18:27
こんにちは。
おっしゃる通り、Rockeyさんの2000GT ボンドカースペシャルなんて、ホントにカッコよくて、注文しよう!と本気で思ったんですが、、、3,300万円と言われて撃沈(-_-;)
でも、飛ぶように売れてるらしいです。
あるとこにはあるんだなと(^^;
見下したコメント付けてるのは、いわゆる上級珍走団の連中で、電飾だのボディタトゥだの紫やピンクの田舎臭いカラーリングのランボ乗りですよ。
本物でもこんなのの数百倍の破壊力ありますよ、カウンタックのデザインは。
と、開き直ることにしました。
さっきもガレージで延々眺めてました。
時間を忘れます。
やっぱりすごい迫力です。
さらにリアルに近づけるため、マフラー周りとマフラーを刷新することにしました。
昨日、打ち合わせしてきて、方向性も決まり、あとは実行のみです。
かなり高額ですが(^^;
2024年12月2日 8:28
こんにちは!
まさにスペシャルウルフ!素晴らしい出来です!

レプリカ中傷ですが、昔からありレプリカオーナーの悩みの一つになってると思います。

一部のアヴェンタオーナーからするとカウンタックの方が明らかに目立つので対抗的な態度を取られるのは避けられないのかもしれません...。少し特殊な妬み僻みかと思われます。

レプリカは本物と違ってお金を積んでもそう簡単に買えない代物ですから細かい事は気にせずカウンタックライフをエンジョイするのが1番かと思います!
コメントへの返答
2024年12月2日 8:48
こんにちは!
ありがとうございます!
自分でもそう思います(笑)
ここまで寄せると、見分けがつかないです。

やっぱりありますよね。。。
まあ、予想はしてましたが。

ムルシ以後のランボは顕著ですね。
まあ、正直カウンタックのデザインには、遠く及ばないので、大した集客力ないんですよね。

おっしゃる通り、レプリカの入手の困難さは想像以上でした。
ましてや好きにオーダーして、思い通りに仕上げるなんてのは。
これはこれで奇跡の1台だと思っています。
今は毎週乗るのが楽しみです。
免許返納のその日まで、楽しみたいと思います。
2024年12月2日 17:24
いつかはカウンタック。
私もやっぱりフェラーリでもランボルギーニでもなく、カウンタックが好きでした。
いつかは~なんて夢なので実行する勇気も財力も無いのですが、それに向かって努力して勝ち得るとは素晴らしい事だと思います。

旧車乗りはみなさん同じで、現行の技術でそのまま同じの出してくれないかな~なんて思っていると思います。現行のZなんてそういう感じですものね。新車でレプリカです。
思いをはせたクルマが実動で手に入るなんて素敵です。ましてやちゃんと安心して動くんですから、その方がちゃんと乗れて良いと思います。カッコ良くたって道端でエンコして止まってたらちょっとね。。。

こだわりを詰め込んだ動く宝物!
いつか拝見させて頂きたいと思います。
感動のあまり、頬ずりしちゃったらごめんなさい(笑)
コメントへの返答
2024年12月2日 17:34
そうですね、カウンタックはなんというか、別格だったと思います。
手にすることができたのは、多分引き寄せの力かなと。

わかります。
自分もSUPRA MK2、そのまま現代の技術で出してくれないかな?と思います。
1,000万円しちゃっても全然いいです。

おっしゃる通り、安心して乗れるカウンタックなんて、レプリカしかないですからね。
エアコン効く、パワステ、パワーウインド、ナビにドラレコと、中身は近代的なクルマです。
見た目も、レプリカだとわかっている自分でさえ、本物にしか見えないクオリティなんで。

そのうちどこかでお見せできるかと思います。
そんな風に言っていただいて、うれしいです。
2024年12月9日 17:41
確かにこの記事の通り私も過去に言われたことがありますが、ある時からキットカーと言うようにしました(実際もそうなので)レプリカとキットカーの違いが判らない方が、判別が出来ない方、レプリカ=貧乏というイメージでいるのも事実です。
某SNSでは本物所有の方から結構誹謗中傷を受けましたがこのみんカラに来てから本当のクルマ好きの方が多いので別にレプリカでも理解ある方がいますので。。。だって自分の好きなクルマに乗っているのですから下げ過ぎた目で見るのはおかしいと、ある意味ビンテージカーに入る部類だと思っています。デォアゴスティーにもなる動く公道の走れるクルマなんですから…同じ趣味の方や理解ある方々とオフ会する方がもっと喜ばれ仲間意識が変わってくると思います。ぽつんと一人で集まっているところに行くとそうゆう場面がいっぱいあると思います。
コメントへの返答
2024年12月9日 18:27
ですね。
自分は新しめ目のランボオーナーから「パチモン」呼ばわりされました(^^;
でもまあ、そいつのランボはいわゆるチンドン屋仕様で、下品極まりないですけどね(笑)
ウルフのセンスの足元に及ばないですよ。
まあ、自分も強く出られるのは、本物も買いましたのでね。
もちろん、チンドン屋仕様などではなく、正統派カスタムの1台です。
やはり本物とはセットで持つのが正解だなと思ってます。

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「[整備] #Cクラスカブリオレ C63s Cabriolet、AGMバッテリー交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/146487/car/3260276/7982291/note.aspx
何シテル?   10/24 13:23
スーパーカーブーム直撃世代。18歳で免許を取り、学生トレーダーとなってから、バブルも手伝って一財産。当時憧れだった高級スポーティーカー「セリカXX」を学生であり...

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