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イイね!
2016年12月01日

サーキットのススメ

サーキットのススメ 少し前にヴィッツでサーキット走ってきました。
基本、自分のヴィッツはほぼノーマルでほとんど手を加えていませんが、ノーマルでサーキット走ると、こう聞かれることがあります。

「ノーマルで大丈夫なんですか?」
「どこも弄らなくていんですか?」
など。

どうやら「サーキット走行するためにはどこか改造しないといけない」という固定概念お持ちの方が多いようですね。
オープンカーだと、ロールバー装着義務のあるサーキットや走行会もあるので、改造必須概念の根強さはその辺から来ているんでしょうか。
がちのレース出るとかならともかく、ミニサーキットの練習走行レベルなら「オープンカーでも幌を閉じていればOK」というところも少なくないので、その辺はサーキットの規約によりけりですねぇ。
最近のオープンカーのように、バックレストにロールバー的な構造材付いてない古めのオープンカーなら、規約はともかくロールバーあった方がいい…とは思うんですが。
とにかく、最近のスポーティーカーならば、「そのままサーキット」は問題ないと思います。


さらに言っちゃえば、スポーティーカーである必要もあるかどうか…(みふさん、拝借すみません)
乗り手にもよりますがねw

話は戻して…特にホンダのタイプR辺りの車なら、最初からそういう用途を考えて作ってあるわけですから、そういう車をお持ちの方なら
「なにも考えずに走れ!」
と思うわけです。
サーキット童貞なら、なおのこと余計な改造なんて考えないで、走ることだけ集中してこい…と思います。

例えば、サーキット走るためにエンジンパワーを上げて…と考える方もいるかもしれませんが、アクセル全開する機会が思いの外少ない一般道に対して、サーキットでは比較にならないほど増えることになります。
エンジンへの負担もその分増えますが、ノーマルの市販車ならば、耐久性も考慮して作ってあるところが、変に弄ったエンジンでは、その想定したマージンを上回るストレスが発生します。
それらも含めて、ラジエーターなどの冷却系やオイル対策等を施してあればいいのですが、標準状態であれば (よっぽどでなければ)必要ない装備ですし、サーキット走行のためだけにそこまでいちいち改造するのもどうなんだろうな…と思うわけです。

以前、どこかで自作のオイルクーラーを装着してサーキット走りへ挑んだところ、配管からオイル漏れが発生して、当然走行はオフィシャルから許されず、走行時間中に対策が出来なかったことで、満足に走れなかった…なんて話がありました。
そのオイルクーラーは「本当に必要だったのか」はわかりませんが、そうじゃなかったのなら、まったく余計な改造だったと言うしかありません。

改造することで、しなかった時よりもトラブル呼び込む可能性が上がりますが、それによって走行時間を無駄にするなら、改造なんぞしない方がいい…と私は思います。

改造で金かけても、サーキット走ることによって得られる経験は金じゃ買えませんで。

ただし、ノーマルでOKとは言えど、最低限の整備は必ずすべしです。
むしろ、余計な改造なんかよりも、タイヤ・ブレーキ・エンジンオイルetcの基本整備をきちんとやって、全開走行連続でやっても耐えられるように備える方が、改造なんかよりもはるかに重要です。
特に車検の時くらいしか見ないブレーキパッドやフルード、ギアオイル(ATフルード含む)もこれに含みます。
ついでに言えば、サスペンション周りも、ショックが抜けているとかなら、きちんと交換補修を施して、アライメントもきちんと取るなどしてから挑んでください。

繰り返しますが、一般道とは比較にならないストレスが車にかかるので、サーキット走行前後にはトラブル起きないようにしっかり見ておくことが重要です。
現場でトラブル起きなくても、その後に何か起きるケースもあり得ます。

大金かけて改造しようが、高額車両を持ち込もうが、注目されるのは「それでよっぽど速いかどうか」(もしくはよっぽど危ないことやったかどうか)ですから、見に来ている人達は、車の仕様がどうかなんて気にしやしません。
「改造してない車でサーキット行ったら恥ずかしい」
なんて言う方もおりますが、誰も見ちゃいませんよw

サーキット走って「もっとタイム縮めたい」「速い車を作りたい」と考えるのは、走ってからでも遅くはありません。

そんなわけで、サーキット走りに興味ある方へ、「改造してから行きたい」何て言わずに、「四の五の言わず、サーキットの場所ググってさっさと走ってきなさい」と言わせていただきます。
いきなり走行会も確かにハードル高いですから、もてぎあたりでやってる「ドライビング講習会」や、自分の車で不安ならば、レンタルカートという手もありますねぇ。

走る手段はいくらでもあります。
ブログ一覧 | 自動車雑談 | 日記
Posted at 2016/12/04 10:33:34

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この記事へのコメント

2016年12月4日 10:43
下手くそやあまり走った事がない人に限って

そういうふうにきいてきますよね

まずは純正に乗って本来の限界値や運動性能を理解した上で足回り入れたりタイヤ変えたりとするべきだと思うんですよね

いきなりいい物を入れても扱いきれないですし

技術が伴わないで車だけ速い人はいっぱいいるような気がしてなりません。
コメントへの返答
2016年12月5日 18:33
おっしゃる通りの傾向あると思います。

「なんでターボ付けないの?」と聞かれたこともあるんですが、パワー上がることに目が行っても、それによってアクセル操作が面倒なことになる(タイヤの限界付近だと特に)のは、なかなか触れられませんよね。
そういう発想が無い時点でそういうことかと思ってます。
ミニ四駆やラジコンみたく「改造車走らせるのが目的」ならば、それはそれで…とは思いますけどね。
2016年12月4日 12:07
こんにちは。

サーキット走りたいのですが、自分のヴィッツはCVT…お前ナメてんのか?って言われそうで走れないでいます…(._.)
コメントへの返答
2016年12月5日 18:40
3ペダルだと、変速操作にも気を使うことになりますが、それが省けてアクセルとブレーキの操作に集中できる分だけ、却って乗りやすくなると思いますよ。
腕次第では、下手なMTより速くなる場面もあると思います。

走行会等は興味あるけどハードル高そう…と思われるのでしたら、走行会に出る知人に付いていって、見学するのも手だと思います。
ヘルメット持っていけば、大抵は同乗可能ですから、そこで実際の感覚味わうのも手です。
埼玉なのでそちらからだとちと遠いですが、23日にジムカーナ出るので、よければ見学いらして下さい。
色々参考になると思いますよ。
2016年12月4日 12:16
こんにちは~

どノーマルでも乗る人が乗れば
それなりに速く走れますよね(^-^)
コメントへの返答
2016年12月5日 18:41
「弘法筆を選ばず」の一言につきますね。
上手い人は軽トラでも速いですし、逆にGT-Rでも踏めない人は踏めませんから。
2016年12月4日 12:41
CVT、ハイブリッド、ミニバン、街乗りタイヤ、足回り純正…

ジムカーナでも注目して頂けるし、先日ドリフトしに行っても外国人さんがメチャ盛り上がっていたしwww

あっ、初めてみふり〜どでジムカーナ行った時は、一人で周りに誰も知り合いなんていませんでした。

何でもそうだと思いますが、本気でやりたいなら周りの目など気にしない。

おみふより条件を満たしていない車はいないとおもいますけどwww
コメントへの返答
2016年12月5日 18:43
コメントお待ちしておりました。
正直、みふさん見て、火がついたのは事実です。
2016年12月4日 18:57
御意。

先日も走行会に誘ったら「クルマ壊れちゃう」とドン引きされました。
コメントへの返答
2016年12月5日 18:46
ノーマルならば、壊れるまで走り込めるのは相当なもんですし、限界まで車と自分を追い込んで見えてくるものもありますよね。

本人が嫌なら、それ以上は話は無用かと思います。
2016年12月4日 21:23
ほぼノーマルで筑波サーキットのコース1000を一周してヒィヒィ言ってるのに、性能がガツンと上がるもんをつけても使いこなせない自信があります。
今年は車検用に買ったエコタイヤでジムカーナとサーキットをそれぞれ一度走行しましたが楽しかったですよ、ノーマルだから恥ずかしいと思ったことはありません。

サーキットでノーマルをしゃぶりつくしたら「足回りが~」とか考えるかもしれけど、そういうことにはならない自信もあります。
メーカー直系のスポーツ部品がガチなものしか売ってないので。
コメントへの返答
2016年12月5日 18:52
自分も、履いてるタイヤは「コンフォートタイヤに近い」と言われてますが、グリップしなくても限界付近のコントロールのしやすさで結構気に入っているタイヤです。

タイヤインプレ幾つか見ましたが、この点触れてるものは未だありません。
こういうのも含めて「百聞は一見にしかず」というのを痛感した次第です。

一部の雑誌では、走行会レベルでも「改造しろ」と脅迫する文面のものもありますから、これらがそういう固定観念強めているのは大きいですね。
そういう雑誌は改造パーツ屋がスポンサーですから、そちらへ水を引き込むようにせざるを得ないのはわかりますが…
2016年12月4日 21:37
私は過去のブログ

http://minkara.carview.co.jp/userid/242406/blog/37253797/

に書いたことがあるのですが、サーキット走行を、未経験者に薦める行為って、好きじゃないんです。



峠や高速道路など公道の暴走行為よりも、サーキットで走るべきだケド、

「サーキットは公道よりずっと安全」

なんて迷信で、タイヤの限界まで使って走るクルマがたくさんなので、公道よりもずっと事故率、全損率は高いと思いますし、怪我や死亡事故の確率も高いと考えています。
(実際、私はレガシィをサーキットで全損していますし、ビートでも幾度もスピンして、後続車がいたからヒヤリとしたケースがあります)



「ただし」、並盛りジョニー さんの本ブログは、タイトルだけ見たときは「うーん」と思ったものの、本文を読むと、ほとんど全て同意できるものだと思います。


> サーキット走りに興味ある方へ、「改造してから行きたい」何て言わずに、「四の五の言わず、サーキットの場所ググってさっさと走ってきなさい」

↑コレテーマで、そもそもサーキット走行に興味をもっていて道具の問題で尻込みされている方に対しての、「道具」のアドバイスだからです。


ブレーキフルード、ブレーキパッドの耐熱性能の高いものへの交換は必須(※もちろん、ポルシェなど一部のクルマは純正品でもOK)。
油脂類はノーマルでもOKだけど交換は必須。

・・・という最低限押さえるべきポイントも記載されていますし。



個人的には、モタスポは、リスクの低い順で

1) レンタルカート(コレも奥が深いので、コレだけで何年でも楽しめると思います)



2) ジムカーナ



3) サーキット

という順番だと考えているので、「ほんの数回」でも良いので、レンタルカートやジムカーナは経験した上で、サーキットに行くのがベターだと考えます。
コメントへの返答
2016年12月5日 19:06
共感いただき恐縮です。

サーキット走りがすべて正しい…とは言いませんが、車は「走ってナンボ」と思うので、スポーティカー乗るのであれば、自分の道具の性格くらいは知っておくべき…となると、やはり「限界走行」が最適解とは思います。
それでわかることは沢山ありますからね。

ただ、走行会で全損レベルのクラッシュ見たのも一度や二度ではありませんし、何が起こるかわからない公道よりも、サーキットの方がルール決められてる分安全…とは言えど、速度を上げると増えるリスクは変わりません。
変な弄り方で壊す可能性増やすくらいならば、そもそも弄らん方がいい…と言うのが私の意見です。
弄るセンスない(金も知識もない)自分の実体験談でもありますが…

プロフィール

「日本の将来を心配してみた http://cvw.jp/b/1485210/47886447/
何シテル?   08/08 21:04
ジムカーナ、サーキット走行へ積極的に参加しております。 (桶川スポーツランド、成田モーターランドによく出没) 写真も趣味で、サーキットなどにカメラ抱えて...

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