
随分みんカラはご無沙汰になってしまいました。
もしコメントなど、何らかのアプローチをくださったみん友様がいらっしゃったなら、大変失礼なことをしているかも知れません。申し訳ありませんでした。
これからは少しづつ復帰いたします。ご容赦ください。
さて随分久しぶりに御殿場の街にやってきました。
日本海側は記録的な大雪に見舞われ、御殿場も辿り着けるだろうかと何日も前から天気予報と睨めっこ。何とか雪を見ずに当日を迎えました。そう、1年半ぶりにサーキットトレーニングを始めようと思うのです。
実は最近は、このみんカラのページも開くことはありませんでした。
私の父は88歳、昨年3月に尿の色に異変を感じておりました。
私が先ず疑ったのは肝臓。しかし全く問題がありません。そうなると腎臓から泌尿器系です。本人は至って元気なので、私も軽く考えて小規模総合病院の医者に診察を任せていました。しかし簡単な検査しかせず「次は来月結果を聞きに来てください」などと、あっという間に4ヶ月の時間が過ぎていきました。
結果膀胱癌が分かったのは7月になってからでした。そこから中規模総合病院へ行ったのですが、病院側は高齢であることを理由に手術に非常に後ろ向き。しかしその頃にはあからさまに赤い尿を認める様になりました。
私は手術をすべきと強く主張して、父を大病院へ転院させ11月末に手術を済ませました。しかし・・。
結果、それまで普通に歩いて食べて生活していた父は、完全寝たきりになり点滴だけで命を繋ぎ、認知も急速に進んでしまったのです。

私は自分自身を強く責めました。
病院へ連れていく道すがら、中々会話の機会もなかったからか昔話を楽しそうにしていた父親、そのほんの数か月前の姿とベッドの上の姿。
それから数か月、自分だけが生活を愉しんでいる気がして、クルマ趣味のサイトを何となく見なくなりました。みんカラからも遠のいて趣味車の鍵を持つことも無くなりました。
そんな姿を見ていた家内が、今回サーキットトレーニング再開の背中を押してくれたのです。敢えていつもの様に楽しんでらっしゃいと。
そうしてまたイチから「いつか国際サーキットでタイムアタックできるスキルを身に付ける」という目標に取組むことにしたのです。
そうなると恒例の前泊ひとり飲みも復活。
ダークラムのダイキリで喉を潤し、
アードベックを飲み比べ。

御馳走様。
さて翌日はやはり寒い!霜が結晶になっています。
到着した富士スピードウエイの広場。富士山も真っ白。
パイロンを立てて60Mと130Mの大小二種類のオーバルコースを、ひたすら全開走行します。
ゴムの溶ける臭い、スキール音、掛かるGと斜めの視界。
ワクワクします。
無事一日目終了。
夜は御殿場と言えば馬刺しでしょう。日本酒と一杯。
更にはラガヴーリン25年とラフロイグ28年という超貴重なモルトを飲んで、景気を付けます。
翌日も富士山は綺麗。御殿場は富士山が近いですね。羨ましい。
2日目もS字、パニックブレーキ、オーバル走行を経て基本的な挙動を確認します。
個人的には挙動の動きやすいMRでカウンター量を少なくスライドして曲がれるところまで、コーナーリングスピードを上げていけたのが収穫でした。
久々に自分だけの為に楽しい時間を過ごしました。
クルマっていいモノだなと改めて実感した日。
Posted at 2025/03/07 12:58:53 | |
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