先週末は濃い週末でした。
先ずみん友様からお誘い頂き、アルファロメオのオフ会にオブザーバー参加させて頂きました。rumi2様が交流のあるアルファロメオオーナーがツーリングするアテンドを、grunge様がされる会に潜り込むという複雑な参加。お誘い頂けるのは幸せなので、完全な部外者なのに図々しくお邪魔しました。
すると直前のカーグラTVで観たばかりのジュリアGTAmが!
凄い迫力。
浜名湖のオーベルジュで食事して出て来ると、空が泣き始めました。
オープンカー乗りにとっては、それからの走行は魅力半減です。
それでもその後のカフェでは、なんとか幌を全開にでき、rumi2様とgrunge様とで3世代のスパイダー並びが出来ました。
rumi2様のトノカバー、凄くオシャレ。
こんなスパイダー、日本中探しても他にありません。
リアスタイルも年代ごとの違いを楽しみました。
その日のうちに一路西にハンドルを向けます。
その後に控えているお楽しみの為、先ずは家人のご機嫌を伺います。
泣く子も黙る松阪市の名店ですき焼きを。
私は霜降り肉も砂糖も得意ではありませんが、ここはご機嫌を損ねる訳には行きません。何故なら翌日に待っているのは。
何故か緩い雨から段々強い降りに変わっていく鈴鹿サーキット本コース。
私の人生最初の国際サーキットデビューは、土砂降りに近いウエットコンディション。
この日の為に用意したハイグリップタイヤ。
ゼッケンを貼るのも慣れないので、何度もテープを継ぎ足します。
同じ986ボクスターの方がいらっしゃって、少し親近感。
ここから先は緊張で画像なし。
先ず雨の中、少なくともストレートはアクセル全開にする事。130Rはブレーキを残さない事。それだけしか覚えていません。
震える手でハンドルを握りスタートします。
最初の1時間はコースが分からず、怖くて堪りません。
迫るコーナーの先がどうなっているのか全く分からず、アクセルが踏めないのです。
ストレートもハイドロプレーンになったらという恐怖感もあり、皆様の迷惑にしかならない文字通りパイロン。
直ぐピットインして泣き言を言いますが、講師の先生は兎に角走れと。
何も出来ないまま前半終了。
泣きそうに落ち込んでいると、同じ986の方が「こんな日にミッドシップでトライするのは正直難しいのだから、穏やかなアクセル、ブレーキ操作に集中しましょう。2速より3速で走った方が挙動が安心ですよ。」とアドバイスいただき、BMWM3の方には「コーナーを出来る限り覚えると、気持ちに余裕が出来ますよ。」と教えて頂きました。よっぽど情けなかったのだと思います。
でも後半、先ず操作を慎重にスローイン、コーナーを極力覚えて「2コーナー抜けてS字」「デグナー」「スプーン」「ストレートから130R」と呪文の様に唱えて水しぶきのコーナーに飛び込んでいったお陰で、前半1時間のベストと後半最後の方のベストで15秒違いました。
それだけ遅いという事ですが、それでも自分なりにはスピンもアンダーも無く(トラクションコントロールは切れませんでしたが)、ストレートで4速全開からフルブレーキ、フロントを持ち上げてコーナーリングが出来ただけでも、国際サーキットを2時間走った意義を実感する事が出来ました。それも土砂降りの前方車が跳ね上げる水飛沫の中で。
目標がはっきり見えたので、少しづつですが頑張って行きたいと思います。
Posted at 2022/04/19 22:43:04 | |
トラックバック(0) | 日記