丁度一年前、みん友様にサーキット走行しませんか?とお誘いを受けました。
ゴルフの上達に行き詰まり、2年後の還暦を越えてから楽しくチャレンジ出来る趣味として、ゴルフ以外にもう一つ、自分の手の上に趣味と言えるものを乗せてみたくなりました。
しかしサーキット走行の出来る車両も手元になく、翌年こそは参加させて頂きますと約束させて頂きました。
とは言えその後のトレーニング車選びも苦労しました。
昨今のマニュアル車の高騰は尋常ではなく、そのあたりの苦悩は過去のブログの通り(苦笑)。
しかしそれから一年近く経過して、やっとお約束を果たせる時がきました。
しかし峠も攻めたことのない普通のおっさんが多少トレーニングしただけで、初めてのサーキットで皆様にご迷惑をお掛けするかもしれません。ただそれだけが心配でした。
前泊でみん友様と待ち合わせた鈴鹿のトラットリア、ワインで盛り上がります。
すると食後のエスプレッソと共に出てきた砂糖にフェラーリのクエストが。
流石鈴鹿ですね、と周りを見渡すとサイン入りのキャップが掛かっています。
えっ?誰の?とお店の方に伺うと、フェラーリチームがいらっしゃるお店だそうで、サインはベッテルとライコネンだそう!
クルーと皆んなで来店した時の記念だそうです。砂糖も一杯置いていったので、無くなるまではコレを使うとの事!何と贅沢な!勿論使わずに持ち帰ったのは言うまでもありません。
流石鈴鹿ですね、とさっきとは声のトーンを変えて頷き合った2人でした。
さて当日のモーターランド鈴鹿は雨予想。しかし朝方降っていた雨も上がり、曇りながらも降ってはいない状況。先ずはピットに車両を並べます。
お隣は主催者様のスーパーセプン。
スクリーンを外して本気モード。
ピットの数が少なく、私などが屋根の下を使わせてもらっていて恐縮してしまいますが、皆さま露天の駐車スペースで準備に余念がありません。
私もナンバープレートに、タイムを計る準備を施して、いざ出陣。
コース幅が凄く狭くて、飛び出してしまうかと思うほどなのに、皆さま綺麗にコーナーをクリアしていかれます。
この為に用意されたコペンで、初めてこのコースにチャレンジされる方もいて、とても親近感を感じました。
それにしてもみん友様は、流石筑波の年間2位!だけあって、ひとりぶっちぎりの速さです。
(参加者様提供画像)
私も頑張って踏むのですが、何しろコース経験が浅すぎて、ラインどりが全くわかりません。
10周目55.977
20周目54.540
30周目53.933
40周目52.785
50周目52.447
頑張れば頑張るほどラインが滅茶苦茶。
走行しているうちに、次の走行枠の方がいらっしゃい始めました。
アルファの75、サーキット仕様がカッコいー!
なんて言ってる場合ではありません。後、15分しかないのですから。
筑波のマイスターであり、今日も信じられないタイムを叩き出しているみん友様に、横に乗せてもらいました。
流石全く違うラインで走られます。また、速い速い!私など全く見てなかったのに「アソコのコーナーは路面が黒いからまだ濡れているかもしれません。マージンを取りましょう。アソコのコーナーは次に向けて、車体がコチラに向いてなくてはいけません。今からでは仕方ないので低速セクションは捨てて、高速セクションで頑張りましょう。」
降ろして頂き、自分のクルマに飛び乗ります。後10分しか走行時間がありません。
60周目51.901そして最後の最後に51.119というタイムで終わりました。
流石マイスターのみん友様はブッチギリの1位!46.547って、容赦がありません。
やはりライン取りの経験値が圧倒的に低い事を実感して、広場だけでなくコースを走らなくては、と逆に意欲の湧く一日を過ごさせていただきました。
一年越しの約束を果たす事の出来た1日。
Posted at 2022/11/21 14:26:12 | |
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