タリパパのブログ一覧

今日、父親が採用した社員さんが退職しました。
定年を越えて再雇用させて頂き、それでももう限界だという事で。
世間一般的にはおじさんに花束はどうかと。

本当は気の利いた帽子とか、グローブとか。
でも先代に拾って頂いたから、と言われると私では贈るものがない。
ありきたりだけれど花を送って。

今の社会的状況、皆んなでお酒を酌み交わして送ってあげる事も出来ません。
５０年も居てくださっても、あっさりお別れです。
せめて彼に感謝して、そのお力と、その時々に居てくださった社員さんたちに感謝して、ガレージでタリスカーをタリラントで。

タリスカーも６０度だと、胃の中に存在感が落ちていきます。
スポーツカーの刺激ほどではありませんが。

コロナ対策の意識も、日々変わってきてますね。
飛沫感染に対する意識も、ソーシャルディスタンスに対する意識も。
仕事でも国境の様に自分のエリア外に出る事も、非常に気をつかう様になりました。
毎朝ジョグをする事が習慣でした。この状況でもオープンエアだから大丈夫だと気にしませんでした。
しかし最近はジョグの時もマスクを着けなさいという事ですね。
正直マスクして走ると息苦しい。
そこで冒頭の様に山中教授のご推薦、buffで走ってます。
コレなら何とか。
同じ様に高速で、あからさまに仕事でないと分かるスポーツカーで遠出は。
ナンバープレートを気にされる方もいらっしゃる様ですし。
仕方なく、その造形美を愛でるくらいしか。

せめて同じミニチュアと違いを探して愉しむ遊びを。

当たり前ですが、様々な違いを突っ込みつつ、家飲みをするしかないですね。
逆に毎夜飲み過ぎてしまいますが。

随分深刻な事態になってきました。
Stay at home 大切なんだと思います。
でも自宅で仕事、難しいですねえ。
すぐ余分な事をしてしまいます。
逆に集中出来る方、尊敬しますねえ。
受験の頃、夕方寝て、深夜放送を聞いて、夜食を食べて、少ししたら普段絶対しない部屋の片付けや何度も何度も読んだ漫画を見てしまうみたいな。
旧いアルバムを見つけてしまいました。
アルバムの中の写真なので上手くスマホで撮れませんが。
若い頃マラネロの工場を訪ねました。

モデナ迄は電車がありますが、その先はタクシー。
駅前の公衆トイレは、個室の中に和便器の様な設えで、水の中に２つ足を置く石の踏み台が浮島のように。
流すと全てを流していく不思議なトイレでした。
芸術的ではありましたが。
冒頭のまだ全盛だったベルガーが乗ったマシンも、既にレジェンドだったラウダのマシンも、ガレリアでは近寄りたい放題。

リストランテ キャバリーノも、歴代ドライバーのヘルメットや写真が雰囲気を盛り上げて、シルバーやクロスまで跳ね馬入り。

テンションが上がりっぱなしでした。
当時工場では最後のテスタロッサが生産されていて、その時見たネロデイトナの車両に、今乗っているのは、やはり印象が強かったのでしょう。

自宅に居ると、仕事が捗らないというお話でした。

仕事で北陸へ。
コロナで緊迫した昨今、もしかしたら自分が加害者かもと考えて、公共交通機関を避け、車で長距離ドライブです。
去年名物のバンカーに苦戦した名門クラブを横目に通り過ぎます。
F１５イーグルが頭上を飛び、その衝撃波の爆音は当に衝撃！
戦闘機好きとしては、ゴルフどころではありませんでした。（言い訳です）
でも、ここはキャディさんが手押しカートでバッグを運んでくださり、全て徒歩でのラウンドですから、食事の時だけ気を付ければ大丈夫な様な気がしますけれど。
と言うのが気の緩みでしょうか。
車中から眺めるだけでしたが、桜が綺麗でした。

帰りに時間が無い中、来場者のクルマがレアな時は、撮影されて館内に飾られると言う博物館へ。
入館は兎も角、どうせ近くを通るからと駐車場を覗いてみると。
凄い！アルファのジュリアＳＳが！


どんな人が乗って居るのでしょう。


余程出ていらっしゃるまで待って、お話を聞かせて頂こうと思いましたが、これから４時間も運転して帰ることを考えて家路を急ぎました。
ゴルフも博物館も北陸の海の幸も、全てコロナに奪われて。
我慢ですね。