先週の雨のイベントから数日、翌週末にはもう一つ参加する予定のイベントがありました。そこでフェラーリのエンジンを始動してみます。
あれ?アクセルを踏むとノイズが入る・・・。
旧車ばかり乗っていると、音と臭いに敏感になります。
アクセルを踏むとエンジン音にノイズが混じり、抜くとワンテンポ遅れて消えます。
更なるエンジンブローの連鎖でしょうか?恐ろしい・・。
すぐに主治医に相談します。結果・・・「念のために乗って行かないでください」。
そうですよね~。
そこで急遽フェラーリのお見送りで、スパイダー君の出番と相成りました。
暫くして着いた先はとある茶房。
同行してくれる家人のご機嫌取りからスタートです。
更に山の中を進み、着いた先は富士スピードウエイホテル。今夜のお宿です。
もう周りは高級車ばかりで場違い感半端ありませんが、エントランスの若いスタッフに「今日見た中で一番格好いいです」と言われ、照れながら地下へのスロープを下ります。
本当に高級車ばかり・・・。エントランスの彼、嘘ばっかり・・・。
駐車場からロビーに上がっていくと、あちこちにサーキットを感じさせるオブジェがあります。
更にロビーから一段降りると、そこはミュージアム。貴重なクルマが並びます。
リッチー・ギンサーが乗ったホンダRA272。
子供の頃、中村良夫さんの「グランプリ」を読んで、当時のレースに思いを馳せた頃にタイムスリップしました。
トヨタ7が壁に掛けられ、ウルフスブルクのVWミュージアムの様。
谷口選手が使ったドリフト専用スープラや
最高速記録を樹立したトヨタ2000GT等、盛りだくさん。
トヨタのF1、TF109も展示してあります。
様々なジャンルのスペシャルマシンの数々、ココだけで一日終わりそう。
食事の後にホテル内のメインバーを訪れます。
すると夥しい数のミニカーが迎えてくれて、嬉しい驚きでした。
新橋のポルシェ・レストランも同じような趣向が見られますが、男はいつまでも子供でミニカー好き。テンションが上がります。
さて、イベント当日。三週連続でイベント開催の当日だけ土砂降りです。
どうなっているの?明後日は晴天なのに・・。
部屋から見えるサーキットは川の様。
それでも折角磨いたスパイダーに幌を被せ、サーキットのゲートを潜ります。
先ず、フェラーリのミーティングがあるので見てみます。
開始一時間で13台の漢の中の漢の方々がいらっしゃっていました。
その後ろにその4倍くらいの足車でいらっしゃったフェラーリ・オーナー様の車列が・・。
私も一週間前に体験しましたから、良く分かりますよ。
でも雨は入るのですよね・・。そしてエンジンから異音が・・・。キャ~!!
見るに忍びないのでパドックに移動しました。
各コンテンツごとに様々なクルマが棲み分けされて停まって走行を待っています。
私の番が来ました。登録できたのは先導者付きの走行体験コース。雨もすっかり止んで、フルオープンにします。体験コースとはいえ、それでも富士スピードウエイをフルオープンで同乗者有りで走れるのですから、貴重な経験です。
ホームストレートでは140キロ程度は出せました。
スピードはさほどではありませんが、眼から入ってくる映像は「いつかここでタイムアタックをするぞ」という高揚感をもたらすのです。
結局帰りの渋滞を考慮し最終パレードランに参加するのは断念して、帰路につきます。
尤も御殿場から東京方面は激混みでしょうが、名古屋方面は東名と新東名の2手段があるのでスムーズでした。
それよりイベントの土砂降り連鎖、更に何より怖いエンジン不良の連鎖の恐怖、断ち切れると良いなと祈るような気持ちの一日でした。
Posted at 2023/10/17 12:13:07 | |
トラックバック(0) | 日記