天気の良い寒い一日、静岡県へ車のイベントを見学に行ってきました。
静岡と言えば富士山。普段目にしないエリアの人間にとっては、富士山は特別な存在です。新幹線に乗ってウトウトし始めた頃、周りの雰囲気が変わって一斉にシャッター音が聞こえ始めるのがこの静岡エリア。皆さん富士山を画像に収めようと必死です。そのことを鑑みても日本人にとって富士山は特別なのでしょう。そういえば富士スピードウエイに行くたびに撮ってますね、私も。
さて今回のイベント、知っていたわけではなく偶々SNSで見かけてお邪魔しました。
テーマは1985年以前の車両なら何でもオッケーの様な感じで・・・。
先ずつい最近銀座の日産ギャラリーに同車種が展示してあったこれから。
プリンス グロリア(かな?)スーパー6。植木等の映画で見たことあるような年代のですね。
その後60年代のクルマが続きます。
そして70年代(私の感覚では)。
今回の展示では80年代と思われる車両は少なかったですね。
でもやはり今回のイベントで、このシリーズ1顔のこの子が一番刺さりました。
ジャガーEタイプはいつまででも格好いいですね。コレ1台でその後のジャガーのスポーティなイメージが、一般的には付いたといっても過言ではないと思います。
カフェで富士山を眺めながらつらつらと考えます。
今回の展示は比較的70年代のクルマが多かったのですが、観客は若い方が多かったことと、熱心に見学される様子を拝見して、意外とレシプロエンジンのクルマ文化ってまだまだ成熟していくんじゃないかと思いました。実際にオーナーの方も高齢の方ばかりではなく、自分の小さいころにはもう無くなっていたから、新しいクルマとしてとらえて大切にされている気がしました。
そうなると私が人生を自分で踏み出した頃のクルマ達も、もっと若い方に愛されて欲しいなという気がします。イベントではどちらかというと旧い年式のクルマや生産台数の少ないクルマ、当時非常に高価だったクルマなどが稀少がられますが、極身近にあった80年代や90年代のクルマ達は、今、愛されているのだろうかと気になりました。セリカXX、180以降の各Z、ソアラにレパード、セドグロ辺りはそれなりに愛好者がいるのでしょうが、大学時代多くの友人が乗っていたデートカーのプレリュードにファミリア、知的と言われたUSアコードワゴンに大らかな初代トーラスワゴン、街に溢れてた初代チェロキーにプジョー306。イベントで見ることはありませんね。そういえば以前岐阜の駄知博物館でサニー・カリフォルニアを見つけ、家内が「最初のクルマだったの」と愛おしそうに見ていたのを忘れられません。私は最初のクルマ(正確にはそのマイナーチェンジ版)が手元にあるのでそうした郷愁を感じる車はありませんが、皆様にはイベントで、博物館で、見つけたらつい立ち止まってしまう思い出のクルマはありませんか?
Posted at 2023/12/18 11:23:41 | |
トラックバック(0) | 日記