
週末は久しぶりに晴れると。
それならばと、車検のタイミングでまだ整備中のスパイダーを、工場に無理をお願いして一時引っ張り出すことにしました。
緊急事態宣言になってからエリア外には出ないようにしていますが、困ったのはお酒の問題。
私は恐らく体質的に人よりかなり強く、飲んでも殆ど変わりません。
従って大声で騒ぐ諸悪の根源がお酒というのは、実感できないというのが本心ですが、現状を少しでも良くするためにおとなしく従います。
しかし、同時に飲食店に対する魅力が半減どころか9割減しているのも正直なところです。
レストランは大好きですが、その感動もワインが飲めないのであれば殆ど感じません(あくまで個人の主観です)。
お寿司は日本の誇る素晴らしい文化ですが、その喜びも日本酒が飲めないのであれば殆ど感じません(あくまで個人の主観です)。
立ち飲みはあわただしい日常を感じながら夕方から酒を飲む背徳感を味わえる稀有な場所ですが、その微かな罪悪感という楽しみもビールが飲めないのであれば全く感じません(これは真実です)。
バーに至っては・・・・。
そこで人里を離れて、最近キャンプで開拓した山へのルートにハンドルを切っていきます。
段々街並みが無くなり、集落が無くなり、さらに山間部の人の気配が全くないワインディングロードをオープンで飛ばしていると、そんなところにもバス停があります。
次のバス停まで全く人家がないのに一定距離でバス停があるのです。ここはどのような人が利用するのだろうと考えました。バスの運転手さんも、夜にここから一人で乗ってくる女の人がいたら怖いだろうなと。
そんなことを考えながらどんどん高地へ登っていきます。
寒いくらいの気温にジャケットを着て遠くの山々を眺めると、ここまで連れて来てくれる小さなスポーツカーが凄く愛おしく感じました。
芝桜も前々日の大雨で殆ど散ったようですが、高原の風の中で健気に揺れていました。
高原の空気を満喫した一日。
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アルファ | 日記
Posted at
2021/05/24 11:34:22