
先週に引き続き、楽しみにしていたイベントの日がやって来ました。
昨年見学して是非参加したいなと、、開催日を指折り数えていたコンクール・デレガンスの日。しかしまたも雨予想。この日だけ雨なのです。アルファならまだ大丈夫ですが、あの時代のフェラーリは如何なのでしょう。10年以上乗っていて、雨は帰りにパラパラ以外は経験ないのです。
主治医に「そうは言っても大丈夫ですよね?」と伺うと、「絶対ダメです。先ず、コイルは世界欠品中です。各センサーも濡れたらヤバいです。運良く世界欠品中のパーツが壊れなくても、電装系の何かが壊れたら、パーツの値段は4月から爆上がり中です。」とのお言葉。ご存知の様に当時のMRフェラーリはエンジンフードが素通し、雨はバッチリエンジンルームに。もう雨の日のドライブなんて殆ど考えていません。当時のイタリア人は、フェラーリで旅行に行って帰りに雨なら、フェラーリで来て雨が降ったから1日帰りを延ばしますと、仕事があっても平気で宣うのだそう。そしてそれが罷り通るらしい、と実しやかに聞いたことがあります。
でも大通公園をジャックしての大きなイベント、出ないなんて主催者様に申し訳ない。何より本当に希少なクルマが多数出場するはずで、そこに私ごときが「雨だから辞めます」なんて言えない。
先ずは少しでも動いている時に雨に当たらない様、会場近くのホテルに無駄に前泊です。地下駐に滑り込み、先ずは翌日に備えます。
夕食はホテルの天麩羅、心配で味がしません。何度も1時間天気予報を確認して一喜一憂。
天気が心配で、明け方から外の様子を伺います。
ジャーン!ハイ雨〜!
ボランティアスタッフの方々が大勢で誘導してくれます。申し訳なさと、濡れてしまうという気持ちが交互に押し寄せます。
大通公園はとても許可が厳しく、入退場の時間も決まっていて勝手に帰れませんし、自走もダメ。スタッフの方々5、6人で手押しで展示位置まで移動します。

背後に未来タワーを担いでの派手なポジションに置かれてしまいました。
主催者の方のワンオフスペシャルフェラーリ、SP1のすぐ後ろ。畏れおおいです。
そして青いディノは元中日ドラゴンズの山本昌さんの物。完全に場違いな所に来てしまいました。
恥ずかしすぎるので他の車両を見て回ります。凡そ200台ほど希少なクルマが展示されたので、気になった車両だけほんの少し。
ダークカラーのモンディアル、好きなんです。コレ、後ろに大人が2人ちゃんと座れます。先週のアルファの会にいらっしゃっていたモンディアルの方の車両で、メンバーの方が実験してましたから、本当です。
生沢徹と式場壮吉の戦いで、スカイラインGTR伝説の元になったポルシェ904。
スパイダーのご先祖様。
ジュニアザガート1300が欲しい私にとっては雲の上のTZ。
こちらはフェラーリの雲上人(車)。
なんとか日中は曇りで待ちました。
ところが。やはり天気予報は正しかったのです。
帰りの道すがら、ずっと土砂降り。おまけに交通量の多い時間帯。
もうドラム缶でエンジンに水を流し込む様な仕打ち。
朝から晩まで気もそぞろな1日でした。
この後、故障しないことを祈っています。
Posted at 2023/10/11 16:59:13 | |
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フェラーリ | 日記