
昨日ゴルフの初打ちに行ってまいりました。
新調したキャディーバッグで気分一新!
しかし寒く風が強く大変でした。スイングフォーム改善中につき、相変わらずドライバーの方向性は酷いものですが、飛距離は格段に伸びました。それで良しとしましょう。
さて。
昨日はいつものホームコースではなく、同伴競技者の好みで平坦で広く、比較的容易とされるコースでした。そこはネットで予約するお客様が殆どらしく、前の組も4人組の若い子たち。右へ左へ林の中をさまよっている時間の方が長い状態で、ゴルフを始めたばかりといった風情です。
後からグリーンに上がって気づくと吸い殻が・・・。

まさかそんなことをするゴルファーがいるとは思えず、グラウンドキーパーの方が、灰皿を回収して移動中に落としたのかな?と思いプレーを続けると、また数ホール先で画像のような吸い殻が。
私たち以前の誰がポイ捨てをしたのか分かりませんが、ゴルフの精神を理解している方なら絶対しない行為です。もしかしたら初心者の方々が、プレーに一生懸命でつい忘れたのかなという話になりました。(違っていたら大変失礼なのですが)
そこで先達の存在が今はないのだと、思い知りました。その道の経験者、先導者。後ろを待たせているなら3本持って移動、クラブを持ったまま先ずカートに乗る、といった当たり前のことから教えてくれる人間は必要です。幸い私はゴルフに取り組み始めた6年前、後輩に技術的な事だけではなく、マナーも含めて教えてもらいました。
夜、ショットを飲んでいて昔を振り返ります。

20歳のころ六本木のあるバーでひとり飲んでいました。隣に座ったおじさんが、大学が一緒だったというだけで銀座のバーへ連れて行ってくれ、シングルモルトの世界を教えてくれました。そこから私のスタンドバーにおけるナイトクラビングがスタートするのですが、その時、折々で彼に「銀座はスコッチを飲め」とか、「若造だから先ずはスタンダードのスコッチ、そこから酒棚の1つ後ろ2つ後ろのモルトを出してもらえるよう謙虚に酒飲みとして頑張れ」とか独りよがりな教えを受けて今の私があるんだな、としみじみ思いました。
先達さんはどの世界でも必要ですね、という話なのですが・・・。
ポイ捨てが人としてダメ、という話は置いておいても、前述の吸い殻を拾って「君たちが捨てたの?」と聞きに行って、万一その方々だったとしたら「ゴルフ場というところはね・・・」と教えてあげられない自分が情けないと思いました。
柔らかい筈のOBANが苦く感じた夜です。
Posted at 2021/01/06 09:42:46 | |
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