
現在日本の中古車市場の何割がMT車なのでしょうか?
今回FRかMRのMT車を探す中で、選択肢が非常に少なく、非常に高価であることに気づきました。
よくビックマック指数といわれる話があります。その国のビックマックの価格が最も端的に経済状態を表していて、アメリカでの価格を1とした時に、その国はそれ以下かそれ以上か、それによって賃金指数がアメリカより高いか低いかという話です。
日本はずっと経済成長を止めてきました。周りは少しづつ成長していました。結果今や韓国やタイやパキスタンのビックマックより日本のソレは安いのです。
昔、フェラーリのV8はざっくり2000万でした。今はざっくり4000万ですが、恐らく海外での価格イメージは当時と変わっていないのではないでしょうか?
それが国産旧車の海外流出につながり、価格が高騰しているように思います。
FRのMT車といえばイニシャルDです(笑)。まずはシルビアに180SXを探します。カーセンサーに10万キロ以下でMT車と入れ、安い順に出してみると・・。
いきなりこんな感じです。逆に程度極上を探すと・・・。

もう997カレラが買えてしまいます。
フェアレディZの中で、比較的価格がこなれてるZ33で探します。整備士さんのアドバイスで2007年マイナーチェンジ後の車両を探すと・・。

これ、安い順です。もうZ34と変わりません。
ここで懐事情を明かすと、何しろ内緒の買い物ですから予算は150以下、これには車体以外にロールケージ、バケットシート、パットにオイルといった最小限の交換費用込みの積もりでした。
MT車の現状を舐めてました。若いころは古いMT車なら数万円なんて物もあったと記憶しています。それは極端でも国産中古車で若者に不人気のMT車なら、その予算である程度選べると思っていました。
ロードスターは確かに唯一の救いの神で、MT最安値はこのくらいからあります。
しかしロードスターならNAが良いのです。NCが新しいにもかかわらず、比較的価格が抑えられているのは知っていますが、折角ならリトラクタブルライトの誘惑に溺れたいのです。そうすると最安値がこのあたり・・。

これに既にLSD、車高調がついたモデルで探し始めました。しかしやはり皆さん乗って楽しむので(当たり前ですが)、全体的にヤレた車体が多いのです。見に行ってもなんとなくピンときません。
この話をこっそり友人に話すと、他人事ですから楽しそうに無責任な提案をします。彼はBMW Z4に乗っていて、いかにBMWのエンジンフィールが良いか力説します。そうか、BMWはFRだな、と思い調べてみると、MT車でも最安値はこれくらい。

良いかもしれない。Z3良いじゃないですか。
早速Z3でサーキット走行している方のブログを検索します。ハードトップをつけてサーキットを滑走する姿はなかなかの物です。これはアリ寄りのアリかも。
大型中古車店へ聞きに行くと、これなら他店舗から取り寄せてくれるそう。

うーん、予算オーバーだけど、見た感じパリッとしてそう。
話は飛びますが、我が家は薪ストーブで暖を取っています。その為かなりの薪を数カ月で使用します。今回、ネットで購入すると、ワザワザ薪屋さんが軽トラックで届けてくださいました。

350キロの薪を満載したトラックを眺めていると、レーシングショップのステッカーが。聞くと彼はショップのデモカーを買ってミニコースで腕を磨いているとのこと。なんとその車、アルテッツァにGTRのRB26DETTエンジンを積んでいるのです!!

(オプション様画像拝借)
これで富士のストレートでは240キロ出るそう。こんなところにもサーキット愛好者がいて凄く励みになりました。
さて、どんな結末になるのでしょう・・・。
Posted at 2021/12/09 11:58:09 | |
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