スーツケースのキャスター（車輪）の修理

1枚目の写真は、スーツケースのキャスター補修キットです。車輪の直径は50ミリで、当方はYahoo!ショッピングで1000円未満で購入しました。車輪４個の他に、35ミリ車軸と30ミリ車軸が４本ずつ入っていました。車軸は35ミリを使いました。



↑先日の旅行の際、最終日にスーツケースに違和感。キャスター（たぶんウレタン製）がだめになっていました。最終日で良かったです。４輪のうち３輪が殆ど同時にこんな感じに…。ウレタンのキャスターは、使用頻度とは関係なく突然寿命が来るのかな？（私は化学は素人なので、当てずっぽうです）



↑まずは、だめになった車輪の取り外しです。
金鋸で車軸（直径６ミリ）を切る方法と、カシメをドリルで粉砕する方法が有ります。当方は後者で挑戦。この写真では、太めの刃をカシメに対して垂直に当てていますが、最終的に私の場合は、３ミリ位の細い刃を「斜め」方向に当ててカシメを弱くして、ラジオペンチとニッパーで粉砕する、という方法が良かったです。
注意ですが、切れない刃は作業効率を著しく低下させます。



↑新しい車輪を取り付けます。車軸とペアになるボルト側には「ロックタイト」みたいなものが塗布してあったので、外れる可能性は少ないでしょう。６角レンチはセットに付属していて親切ですね。



↑頭が左右両側にちょっと出ていますが、問題なし。



↑笑っちゃったのが、車軸の頭の直径が、４個の内の２個が小さく、２個だけはこのようにキレイに埋設状態になったことです。別に問題無いですが、このあたりの品質管理が「某国製」であると実感させられます。



↑最終形。違和感なく完成。無名メーカーのスーツケースなのですが、容量が最大サイズなのに軽いので重宝しています。あと数回使えれば嬉しいかな。