年1会の会社対抗耐久カートレース,今年はF.ドリーム平塚での開催となりました.
昨年はカート→MLMの連戦でしたが,今年はMLM→カートの連戦で,前日の
三河遠征からそのまま平塚に向かっての参戦となりました.
例年,会社の上司2名とチームを組んでいましたが,「そろそろこのチーム編成も飽きた」という理由でエースの上司が別チームへ.代わって上司と同格の腕前をもつ小柄な若手と組む事になりました.
平塚自体は
2年前の土砂降りウェット以来ですが,当時からカートが変わり,birel N35からSodi RX8となりました.Sodiは
モーターパーク所沢で乗っているので,難なく乗りこなせるだろうと思っていたのですが,この甘い認識が後々まで尾を引きます・・・.
さて,まずは平塚のコースのおさらい.
注意すべきポイントは第1ヘアピン,S字,第2ヘアピンといったブレーキングをしつつ,曲げるコーナーでしょうか.
予選
まずは40分間の予選.私は3人チームのセカンドドライバー.ファーストドライバーが順調に周回を重ね.33秒台を叩き出して頃に雨が.「こりゃ,ビショビショに濡れそうだな・・・」と思い,急追雨合羽を着てコースイン.
1ヘアで感触を確かめつつ,問題なさそうだなぁ~と思ってS字でブレーキングしたら「アレッ? 止まらない!?」と,いきなり壁に刺さるところでした(汗).このRX8,ブレーキに少し癖があって,反力を感じるところまでで踏むのを止めると全くブレーキが利かず,そこからもう一踏みしないと止まらない仕様でした.走行前にスタッフから注意されていたのですが,1ヘアで普通に止まった(気がしていた)ので,油断していました・・・.
その後,ブレーキにも慣れ,ペースを上げてきたところで今度はシールドの激しく曇りに悩まされます.走行前に雨対策とした合羽のせいで蒸した風呂状態となってしまい,走行風でもなかなか曇りが取れない・・・.毎周毎周ストレートでシールドを上げて,コーナーで下ろしての繰返しで集中してドライビングが出来ません.
結果は・・・,
ベストは35秒フラットといったところでした.これじゃ勝負にならないので,雨も上がった事も踏まえて合羽を脱いで,走行中シールドが完全に閉まらないように処置を施して決勝に挑みました.
決勝1スティント目
決勝は55分の耐久レース.若手が予選で3番手タイムをマークしてくれたので,好位置からスタート.ウチの会社のエースが駆る10号車,これを相手の会社のトップガンが集まった15号車が追い,ウチのチームは3番手.ところどころでバトルをしつつも順位の変動はなく,3番手キープのまま私にドライバーチェンジ.
ピットアウトすると,まだピットに入っていない13号車に追いつく事が出来たので,これを追走します.
13号車 私
18周目 ・・・ 36.266 35.645 (-0.621)
19周目 ・・・ 35.036 35.065 (+0.029)
20周目 ・・・ 35.371 35.422 (+0.051)
21周目 ・・・ 35.337 35.231 (-0.106)
22周目 ・・・ スピン! 35.837
4周に渡ってプレッシャーを掛け続け,最後は13号車が耐え切れずスピン! 3番手を取り戻す事に成功しました.その後は前がクリアになったので一気にペースを上げ,25周目に今回の当日ベストとなる34.310をマークし,サードドライバーに交代しました.
決勝2スティント目
ウチの会社のエースチームだった10号車はマシントラブルで後退.これで相手のトップガンチームの独走態勢が整い,我々も周回遅れにされます.しかし,先程13号車を抜いたのが効いて2番手へ浮上.3番手は11号車に変わりましたが,こちらとも1周差をつけられたため,プレッシャーの少ない単独走行が続きます.
再びカートに乗り込み走り出してみると,1スティント目よりリアタイヤのグリップが明らかにない! 1スティント目は7コーナー~2ヘアまでをアクセル全開で駆け抜けられたのに,2スティント目は7コーナーの出口からテールスライドが始まって,2ヘアの進入角度が上手く決まりません.時にインに巻き込み縁石に乗り上げたり,時にアウトに膨らみラインが苦しくなったりと苦戦を強いられます.それでも時折34秒台をマーク出来ましたが,如何せんリアが不安定でコントロールが難しい.
最後は集中力が切れて2周連続で1ヘアでスピンしてしまい,何とも消化不良気味でしたが私のスティントは終了.その後はサードドライバーがコンスタントに走りきってくれて,無事2位表彰台はゲットしました!
チームとして一定の結果は出せたものの,私個人としては何とも不完全燃焼.同じSodiでも所沢はSR4で,平塚はRX8とタイプが異なる事を予め調べておくべきでした.SR4はN35に比較的近いフィーリングなので違和感なく乗りこなせますが,RX8はブレーキの癖が強く,最後まで乗りこなせなかった点が悔やまれます.
また,シールドの曇りに悩まされたせいで,予選の間にコース攻略のトライ&エラーが出来ず,決勝の1スティント目は競り合いでミスのない走りに徹したため全開走行の時間が短く,続く2スティント目はリアタイヤのグリップ不足で攻めきれず・・・とコース攻略という面でもスッキリしません.
このまま消化不良な印象が残り続けるのも嫌なので,何とか今年中に機会を作って,もう一度平塚のRX8に挑んでみたいと思います!
Posted at 2018/11/14 23:47:05 | |
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