
引続き
三河での雨練.当日の降水量は以下のように推移しました.
09:00 ・・・ 0.0mm ← 先輩1本目
10:00 ・・・ 0.0mm
11:00 ・・・ 3.5mm
12:00 ・・・ 3.5mm
13:00 ・・・ 6.0mm ← 先輩2本目
14:00 ・・・ 1.5mm
15:00 ・・・ 0.0mm ← 先輩3本目&私1本目
前日の天気予報から,お昼に向かって徐々に天候が悪化していくのは明白だったのですが,EF8の先輩はこれを利用して以下のようなメニューを組んでいました.
1本目 ・・・ 浅溝のRE-71Rでウェットの基準タイム出し
2本目 ・・・ 深溝のAD08Rにチェンジし,フィーリングチェック
3本目 ・・・ コンディションの回復を待って,AD08Rで基準タイムにチャレンジ
いやはや,何ともストイックなメニューです(とても真似出来ない・・・).
1本目
まずは基準タイム出し.このコンディション下で52.971を出してきます.
2本目
RE-71R→AD08Rへチェンジし,明らかにコンディションが悪化したコースへ.
1本目と比べても明らかに画面が暗く,あちこち水溜りだらけで路面もビチャビチャ.ホームストレートでホイールスピンするくらいの雨量なのに,ミスなく周回を続ける先輩の精神力には感服します・・・.
3本目
コンディションが良化方向になったところで,ようやく私もコースイン.先輩の後ろについて学ばせてもらいます.
ホームストレートで先輩のEF8に装着されたディフューザーが巻き上げる水煙を浴びながら,「やっぱり先輩は速いなぁ~.これじゃあ,ついて・・・いけ・・・る!?」と意外な展開.
ならばと,前後を入れ替えて今度は私が前で逃げてみます.
所々で私のリアタイヤもズルズル滑ってますが,アンダーパワーがちょうどハマったのか? Cコースのセクションでスルスルと逃げる事が出来ています.
結果,ピットに戻ってタイムを確認してみると両者の差は,
先輩 ・・・ 54.536
私 ・・・ 53.322 (-1.214)
何と私の方が1秒以上もリードしていました! この画面を見た先輩は「な,なかなかやるじゃないか・・・」と一言残し,私を置き去りにして再度コースイン.以降は待ち伏せしても全く絡んでくれませんでした(泣).
その後,先輩は黙々とアタックを繰返し,
AD08R,しかも私のより細い195/55R15というサイズなのに,RE-71Rを履いた私とほぼ同等の53.395というタイムを出してきました.しかもこの最後のラップ,1ヘアで失敗しているので,これがなかったら確実に負けていました・・・(恐るべし!).
AD08RとRE-71Rでは,下手をしたら1周1kmのコースで1秒は差がつくかもしれないのに,1本目のRE-71R装着時と比較しても0.4秒程度の落ち幅に収めてくる辺り,「さすが!」の一言です.また,映像を見させてもらうと,滑り易い路面の中,先輩は非常にスムースにステアリングを切っており,最後のアタックの1ヘアのようにEF8が暴れても上手く手懐けているのがよく分かりました.このステアリングワークは私も大いに見習うべきポイントですね.
また,今回の遠征は当初「三河のウェットに慣れれば良いな~」程度の軽い気持ちだったはずなのですが,なぜか途中から本番さながらのピリピリとした緊張感が漂い,そういう意味でも良い雨練だったと気がします.
先輩,誘って頂いて有難う御座いました!
Posted at 2018/11/13 00:02:17 | |
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モーターランド三河 | 日記