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OX3832のブログ一覧

2025年01月18日 イイね!

RA621H再見学

RA621H再見学EF8が入院中で今週末はする事がなく「暇だなぁ~」とSNSを眺めていたら,ホンダのウェルカムプラザ青山で「Encore! TOKYO AUTO SALON 2025」と銘打って,先週幕張メッセで展示されたものの一部が再展示されるとの事で行って来ました.

オートサロン時にHRCは「RA621Hを初公開!」と言っていたのですが,RA621Hなんて既にアチコチで展示してないか・・・?と意味が分からず,アレコレ考えてみた結果,どうやら「This is Motor racingした時の現物を初公開!」という事だったようですね.

「RA621H」は2022年にも同じくここウェルカムプラザ青山で見ているのですが,今回はガラスケースもなく,かなり近い距離で見学出来るとの事で期待しながら向かいました.


ウェルカムプラザに到着して早速見に行くと,



ワァ~オ! 本当に真近で見れる.オートサロンの時はステージの横で「ちょっと遠い」という不満もあったようですが,こちらは本当に近い! これならジロジロとたっぷり見れる(笑)とスマホ片手に写真をパシャパシャ撮り始めました.


最初に目につくのは,やはり大きな「ES(Energy Storage)」ですが(↓),



アンチEVな私は興味がないのでスルーして(笑),「ICE(Internal Combustion Engine)」の方へ向かい,最初に目に付いたのは「IGV(Intake Guide Vane)」.



「TC(Turbo Charger)」のコンプレッサー側に付いている可変式のベーン(羽)です.この「RA621H」には一般的なバタフライ式のスロットルが付いていないので,この「IGV」をスロットルの代わりと言う人もいるようですが,ホンダ自身が「トルク制御は燃料噴射量によって行っている」と言っている通り,もはや現代のレーシングエンジンはディーゼルエンジンにコンセプトが近く(副室燃焼やら,市販車の3倍近い高Pmaxからもそれが窺える),スロットルレスといった方が正しいんじゃないかなぁ~と思っています.

じゃあ,この「IGV」は何なの?と調べてみると,空気量を制御しているというより,コンプレッサーの仕事量を制御するために付いているようで,どちらかと言えば「VNT(Variable Nozzle Turbo)」に近い考え方なんじゃないのかなぁ~と思っています(「VNT」はコンプレッサー側ではなく,タービン側ですけど).ホンダのF1エンジンはアノ手コノ手でエネルギーマネジメントをしているので,「IGV」もその一環で付いていると理解した方がスッキリする気がしました.


いきなり3文字略語のオンパレードで興味ない人をブッチぎってますが(笑),「RA621H」の情報なんて既に世の中に出回っているので,今回はとことんマニアックに行きます.お次はブロックサイド(↓).



フォーミュラ用のエンジンなので,エンジン本体もストレスメンバーとなっており,2本の補強バーがヘッド上面に付いている訳なのですが,従来のエンジンが上下2本太い棒が付いていたのに対し,この「RA621H」では下側の方のバーがなくなっています.これは車体側のカウル形状の自由度を増やすためだったそうなのですが,「だったら,先端(図の左側)の突起状のところもなくしちゃえばいいんじゃね?」と思って後で調べてみたら,レギュレーションで車体側の取付ポイントが指定されているそうで,この突起は削れなかったようですね.


そのまま後方に回ってみると,



タービン後ろのテールパイプとは別に,もう1つパイプがあるのが見えます.なんだこりゃ?と思って調べてみたら,どうやら「WGV(Waste Gate Valve)」の出口のようです.「ああ,そうか~」と思って眺めていたらビックリ.今時のエンジンは「WGV」が2個付いているんですね!



これは知らなかった・・・.「WGV」を1個にするか2個にするかはチーム側に選択権があるそうなのですが,どういう考え方で決めるんだろ?


そのタービンの下にはクランクの出力軸が(↓).



棒状のものがいっぱい突き出てますが,あまり他では見ない代物ですね.


エキマニの形状が左右で違うのは2年前にも確認した通り(↓).






そして,個人的にこの「RA621H」の最大の特徴ではないかと思っているプレナムチャンバー(↓).



この中には「Quad VIS(Variable Intake System)」というものが搭載されているそうです.
内部のシステムなので外から見ても分かるはずもなく,autosport webの画像をお借りするとこんな感じ(↓).


(autosport web:F1の頂点を極めたホンダPUを世界初公開の写真とともに完全解明より)

所謂ところの「可変吸気管長システム」というヤツで,一般的に高回転域は大量に空気を吸い込みたいので,吸気管の長さは短ければ短いほど良いのですが(剥き出しの4連スロットルとかがそれですね),低回転側は吸い込む力が弱いため,空気の流れの慣性を使ってアシストしてやる必要があり,吸気管はなるべく長い方が良いと言われています.この矛盾を成り立たせるために吸気管そのものの長さを回転数に応じて可変にしてしまおう!というのが「可変吸気管長システム」になります.

「RA621H」の場合は,上の画像の通り,プレナムチャンバー内のファンネル(白い筒状のもの)が伸びたり・縮んだりしてこれを実現しています.最初「Quad(4つ)」の由来は,ファンネルが4段式だからなのか?と思っていたのですがどうやらそうではなく,プレナムチャンバーの入口(↓),



車体側の「CAC(Charge Air Cooler)」に繋がる部分の配管(この画像だと蓋がされている部分)が,4つ又になっている(内部で管が4つに分かれている)ためのようです.可変モードはざっくり「SUPER LONG」「LONG」「SHORT」の3段階あるそうで,「SUPER LONG」は8000rpm以下の低回転でのみ使われるそうですが(2021年のF1エンジンの最高回転数は15,000rpmなので約半分),「SUPER LONG」になった時のみ,通常集合管→各気筒に分岐しているものが,気筒毎に管を直結されるようになっているそうです.



「プレナムチャンバー」と聞くと,吸気脈動を利用した吸気管くらいのイメージしかなかったのですが,現代ではこんな風に進化していたんですね.大変勉強になりました.


あ,ちなみにその「プレナムチャンバー」ですが,表面に温度シールが貼られていました(↓).



RACETECHという会社の「Temperature Indicator Strips」という製品のようです.機能的にはブレーキキャリパーに貼って温度を見るヤツと同じものだと思われます.貼られているシールの変色している位置を確認すると大体99℃くらい.インタークーラーで冷却されているとはいえ,ここまで温度が上がるって事ですね・・・.


こんなのが貼られたままというのは,まさしく実戦で使われた代物感がありますね.そう思ってよーく見ていくと(↓),



あ,管理番号のシールが貼られてる! おっ? 益々実戦っぽいと思ってアチコチ調べてみると,







FIAの公認番号だったり,油圧システムの校正日だったり,子部品の管理番号だったりと色々見つけられました.この中で一番印象深かったのが管理番号全てにQRコードが付いている点.1個1個の部品の使用履歴をこれで全て電子データで管理しているんだろうなぁ~と思いました.F1レベルであれば当たり前の事ではあるのですが,こんなの実物を見ないと気づけませんよね.


一度こんなのを見つけてしまうと,つい調子にのってしまい(笑),更にジロジロと眺めてみると,



「IGN 5」と貼られたケーブルを発見.多分「Ignition 5(5気筒用の点火信号)」ですね.



こちらセンサの集合部かな? 「KNOCK L」は左バンク用のノックセンサの信号,「PEX L」は左バンクの排気圧センサ,「TEX L」は同じく左バンクの排気温センサでしょうかね.「XWG L」の"X"は意味が分からないですけど,付いているデバイスからすると左側のウェイストゲートの駆動信号かな?



もう1つ別の箇所には「TCOMPOUT R」."T"は多分温度(Temperature)の"T"だろうから,右側の何らかのコンポーネント部品の温度センサかな? その下に"P"と"T"で始まるものは配線が繋がっていないので,最初見た時は何かしらのダイヤル調整機構か?と思ったのですが,改めて画像を見返すと歯車状の目クラが付いているだけですね・・・.

その他にも,車体との締結部位にこんなセンサが付いていたり(↓),



まさしく実戦仕様って感じだなぁ~と思いました.
(最初,温度センサかと思いましたが,位置的に多分振動センサでしょうね)


あとは,浮かして展示されていたので,エンジン底面を覗き見してみたり(↓),






この伸びてるパイプ(↓の左側)は何の配管だろう?と思って家に帰ってから調べたら,



実は燃料配管で,その先に50MPaの高圧燃料ポンプ(↑の右側)があった事を後で知ったり,



配管の先を追い掛ければ,その先にある燃料リストリクターを見れたかもしれない事を知って後悔したりしてました.
(やっぱ先にちゃんと調べてから行かないとダメですね・・・)


以上,RA621H再見学でした.
やっぱりこれだけ近くで見れると色々気づけて面白いですね.2度目でしたがわざわざ見に行って良かったです♪
Posted at 2025/01/18 21:51:33 | コメント(1) | イベント見学 | 日記
2025年01月12日 イイね!

リアトレッド拡大の効果

リアトレッド拡大の効果リアのグリップ不足の対策として,先日のTC1000ではリアに5mmのホイールスペーサーを追加して左右トータル10mmのトレッド拡大を図ってみました.

たかが10mm,されど10mmで,何かしらの違いは出るだろうと思っていましたが,結果は新品タイヤの僅か0.034秒落ちとなかなかの好タイムを記録する事が出来ました.ただ,このタイムも一か八かの一発勝負で出したもので,絶対値的には自己ベストの0.5秒落ちというのを踏まえると,まだまだ先は遠いですね・・・.




という事で,いつものようにロガーデータを使った反省会(回)です.まずはサンプルデータから.

【新品使用時(41.306)】


  気圧:1016.8hPa  気温:7.6℃  路面温度:9.3℃

【今回(41.340)】


  気圧:1020.2hPa  気温:11.2℃  路面温度:15.9℃

コンディション的には,今回の方が気圧が高いのですが,午後の走行なので気温も高く,絶対値的に見ると両者で帳消し,もしくは今回の方が若干不利といった感じです.


続けてロガーデータ.今回はなぜだかデジスパイスのデータがぶっ飛んでいたので,LAP+で補正したデータで比較します(赤:新品時 青:今回).

ホームストレートエンド



今回(青)の方が新品時(赤)と比べて,112km/hを超えた辺りで一伸びしており,エンジンパワーが回復しているのが分かります.ただ,今回(青)のラップはアタックラインの使い方が足りず,若干初速が足りなかった事もあり,終端速度的には新品時(赤)と違いはありませんでした.他のラップを見ると133km台をマークしていたりもするので,確実に良くなってはいるのですがそれを結果に繋げられていないですね・・・.


1コーナー



リアのトレッド拡大の効果が早速出ています.新品時(赤)と比べて今回(青)の方がボトムが4km/h上がっており,トレッド拡大によりリアの支えが増えたおかげで,ブレーキ→アクセルに踏み替えた直後の不安定な"待ち"の時間が減って,ロスが減ったという事なんだと思われます.加えて興味深い事に,通常リアのグリップが増えたらアンダーステア方向になるはずなのですが,ライン取りを比較すると,今回(青)の方が新品時(赤)よりもIN側に切り込めているのが分かります(↓).



これは左リアの支えが増えたおかげで,対角線上の右フロントの荷重抜けも減り,フロントのトータルグリップが増えてより小回りが出来たという事なんだと思われます.


ヘアピン



過去のデータと見比べても新品時(赤)のブレーキングの遅らせ方は頭1つ抜けているのでこれは例外と見なすとして,今回(青)のブレーキング開始のポイントもそれほど悪くはありません.これ以上ブレーキングを遅らせるとリアのフラフラを抑え切れず,こういう目(↓)に遭うので,今の状態ではこれが限界ですかね.



従って,ヘアピンで改善出来るとすれば,ブレーキングの開始ではなく終了の方(↓).



前回に続き今回(青)もボトムスピードが高いのですが,今回走らせて分かったのは,この高い進入速度の原因がリアのインリフトによるものである事.ヘアピンの進入で,止めるブレーキを終えてステアを切り込んだ際に,インリフトして想定以上にクルマがIN側に切り込んでいくため,それを打ち消すために早めにブレーキをリリースしてフロントの荷重を抜いている事が分かりました.



この結果,狙いよりも高い速度でターンインしてしまい,ブレーキを完全にリリースしてしまっている事もあって,エイペックス付近でフロントの荷重が足りず,そこからアクセルを開け始めても(↓),



フロントの荷重不足でタイヤが横に滑ってクルマを前に進められない,というのが一連のカラクリのようです.LSDのイニシャルトルクを下げたおかげでオーバースピード気味に突っ込んでも強烈なアンダーステアが出るような事はなく,それなりに曲がろうとはしてくれるため,ドライバーがアンダーステアに気づきにくい事も遠因となっているようですが,これの根本的な原因は進入時のインリフトにある訳で,やはりココを何とかしないとタイムは詰められそうにないですね・・・.


インフィールド



ヘアピンの立ち上がりで失速しているので,インフィールドの進入速度は今回(青)の方が低め(左側の緑丸).そこからブレーキング→ターンインとなるのですが,2段ブレーキの1個目で今回(青)は少しブレーキロックしています.新品時(赤)に比べればタイヤの絶対的なグリップが低いので,同じような突っ込み方をしたら今回(青)の方がその負荷に耐えられないのは当然なのですが,もう1つ別の要因として,フロントの減衰を上げたせいで若干突っ張り気味になっている事もあるように感じました.インフィールドくらいの負荷領域だとこの減衰は固過ぎなんでしょうね.ロール方向に合わせるとピッチ方向が合わず,ピッチ方向に合わせるとロール方向が合わない.ホント,ダンパーって難しい・・・(泣).

なお,そんな失敗をしたインフィールドですが,今回(青)の方が立ち上がりはスムースです(右側の緑丸).バックストレッチでの車速の伸びも今回(青)の方が良いですし,リアのグリップを上げてトラクションを稼ぐ効果はここでも確実に得られているようです.


最終複合



バックストレッチで車速が伸びたおかげで,洗濯板の進入速度は今回(青)の方が2km/hアップ(左側の緑丸).ただ,乗っている時はそこから先がひたすらアンダーステアで「曲がらないなぁ~」という印象でした.車速のプロフィールを見るとそこまでアンダーな雰囲気はしないのですが,ライン取りの方を見てみると(↓),



今回(青)の方がメッチャ遠回り・・・.やはりアンダーステアは出ていたようですね.ここは1本目でオーバーステア気味だったのを抑制する意味合いで減衰を上げたのですが,この上げた状態だと今度は一転してアンダーステア.アチラを立てればコチラが立たず,前後バランスの取り方がホント難しい(泣).

なお,最終コーナー(右側の緑丸)を見ると,ここも若干アンダーステアを出して失速しているので,フロントの減衰を下げてもう少し手前で向きが変わるようにしつつ,リアのグリップを上げてオーバーステアになり過ぎないようにバランスを取らないとダメですかね.


以上,リアトレッド拡大の効果でした.

トレッド拡大の狙い通り,リアのグリップが増強されてトラクションがしっかりと掛かるようになりました.ただ,それによる想定外の効果として今まで抜けていたフロント内輪側のグリップが増え,「アクセルONでオーバーステア」というFFらしからぬ挙動が顔を出すようにもなりました.一か八かの綱渡りドライビングで,このオーバーステアを捻じ伏せて走れば新品タイヤと同等のタイムを刻む事も出来るのですが,スィートスポットが狭いので,ミスれば即スピンとピーキーですね.

前後の減衰を上げてそのピーキーさを消そうとすると,ロール方向は狙い通り安定するのですが,ピッチ方向はよりコントロールが難しくなり,リアはリバウンドストローク不足から過剰なインリフトが起きますし,フロントは突っ張って低・中速域で曲がらないという,アチラを立てればコチラが立たずな状態.前回よりは高い妥協点のセットになったとは思いますが,自己ベストの0.5秒落ちという惨状を踏まえるとまだまだ低い妥協点ですね.引続きリアのグリップの増強を図りつつ,ピーキーな挙動を打ち消す策も並行して考えたいと思います.
2025年01月11日 イイね!

リアのグリップがもっと必要

リアのグリップがもっと必要年末の筑波最終営業日で低反発スプリング投入後の不振の原因がリアにある事が特定出来ました.

手っ取り早いのは今シーズンまだ行っていないリア用の新品タイヤを投入する事なのですが,低反発スプリングを投入する過程でなんだかんだと結構な費用が掛かってしまい,現状は資金不足で新品タイヤを買えず・・・.来月は車検もありますし,今シーズンは先送りかなぁ~?とも思っています.

だとすると,折角のタイムアタックシーズンに,このまま手をこまねいて見ているだけなのか?なんて,そんな我慢が出来るはずもなく,手持ちのアイテムで何かリアのグリップを増やす方法がないか? 年末・年始の間で頭を捻ったところ,1つアイデアが思いついたので再びTC1000へ行って来ました.


この日の朝はいつもの通り5時に起きたのですが,筑波サーキット周辺の気温を見るとマイナス値.今月から9時台はタイムアタック枠となるそうで(走行時間が20分→15分へ短縮),現状のリアタイヤで-1℃の路面温度の中,15分で温めるのは無理だろう・・・と判断し,戦略的二度寝を決行!(笑) その後,何とか9時半に起きる事が出来たので,いつものように首都高→常磐道と繋いで筑波へ向かいました.



世間的には3連休の初日との事で,動きの怪しいクルマがチラホラいましたが,常磐道で白いCR-Xと遭遇.「珍しい~」とフロントウインドウ越しに眺めつつ谷和原ICまでランデブーしました.

その後,筑波サーキットに到着し,パドックまで進むと意外と台数が少ない.年明け初のファミ走という事で激混みとなるか? オートサロン休みでガラ空きとなるか? 二つに一つだと思っていたのですが,今回はどうやら後者だったようです.コース上では11時台の走行が開始していましたが,そちらの方も2~3台とガラガラ.「これだったらもっと早く来れば良かったなぁ~」と若干後悔しつつも準備を進めました.



12時前には準備が終わり,ピットの方へ行って常連さん達に挨拶をしていると,一人TC3000をヤル気満々のkame@103kgさんが来られて,年始の挨拶だとコレ(↓)を頂きました.



これ以外にもお茶の差し入れまで頂き,毎回有難う御座います.<(_ _)>


その他の常連さん達は既に後片付けを終えてお昼に向かうとの事で,それを見送りつつ私はP2枠(13:20~)のチケットを購入してコースイン.11時台がガラ空きだったので,同じくらい空いているかなぁ~?と思ったら8~9台と結構な台数がいました.



この頃には路面温度は19℃まで上がっていたので,「これならウォームアップは何とかなるでしょ~」とタイヤに負荷を掛けつつアタック出来るスペース探し.ヘアピンとインフィールドで左右共にリアタイヤに熱が入った事を確認出来たので,7周目にアタックしてみると,



最終複合の進入でリアがフラフラして安定しない.「アレッ? リアタイヤは間違いなく熱が入っているはずなのにおかしいなぁ~??」と思いつつ,何周か試すもやはりフラフラ.「ん? なんだ? 路面がスリッピーなのか??」と思いつつ若干抑え気味にアタックして 41.934 をマークした後,一度ピットへ.



今回,リアのグリップを簡易的に上げるために,5mmのスペーサーをリアに入れてトレッドを広げてみたのですが(↓),



ネジの掛かり代が結構少なかったので,リアのフラフラはまさかそれが原因か!?と疑いましたが,トルクレンチを掛けてみたところ緩んでなかったので,原因は別にある模様.


その後,再びコースに戻りアタックを試みたのですが,周囲のペースは私とほぼ同等なはずなのに,なぜだかアタックしづらい・・・.前とのスペースがギリギリ足りなかったり,空間を開けようとすると後ろから突っつかれたりと場所取りに四苦八苦しましたが,16周目にようやくフルクリアが取れて 41.459 をマーク.



スペーサー投入後の感触としては,しっかりとリアタイヤに力を掛けられるようになり,クルマの限界が掴み取り易くなりました.また,コーナリング中,リアタイヤに掛かった力が横に逃げず,ちゃんと支えてくれるため,その分だけフロントの荷重抜けも減ったようで,これまで限界だと思っていた先にもうちょっとだけ使えるグリップが存在している事に気づけました.察するに,先程の最終複合のフラフラした挙動は,この「限界の先にある使えるグリップ」を無意識に使ってしまった結果,相対的にリアのが負けてテールスライドを誘発していたようです.前回の減衰下げに加えて,10mmトレッド幅を拡大してもリアのグリップはまだまだ足りていないようですね・・・.orz


リアのグリップはこれ以上の向上策がないので,あとやれる事といったらフロントの方.スプリングにプリロードを掛けてハンドリングの改善を図ってみるか?とフロントタイヤを外して作業を始めたのですが,



スプリングシートを固定しているネジの位置が絶妙で,工具が入らずネジが緩められない・・・(泣).
10分程度格闘しましたがどうやっても無理そうなので,プリロード調整は諦めました.


残り時間を見つつ「さて,どうする?」と思案した結果,現状の前後バランスだと「限界の先にある使えるグリップ」を使いこなすのは難しいので,ならば減衰を前後共に上げて,その領域に入らないようにすればフラフラした挙動が解消するのでは?と思い,それをセットしてP8枠(15:20~)でコースへ.



先程よりは台数が少ないですが,それでも5~6台はいる感じ.右リアは太陽光で既に温まっていたので,左リアに積極的に負荷を掛けて熱を入れた後,3周目にアタック.



クルマを今一つ信用し切れなかったので,1コーナーは若干置きに行った感じで入ってしまったのですが,それでも 41.602 とマズマズのタイム.ハンドリングは1本目の時よりも確実に良く,これなら思い切って飛び込んでも何とかコントロールが出来そう.ただ,1コーナーは良くてもヘアピンは減衰を固めたせいでリアの接地感が全くなく,「コレでアタックするのは,伸るか反るかの賭けになるぞ・・・」と思いましたが,この賭けに勝たないとタイムは出せないので意を決して挑んでみると,



やっぱ,無理でした・・・.(T-T )

41秒台に入れる!と意気込んで走っていたハセピーさんを含む,同枠を走っていた方々,コースを汚してしまい,ごめんなさい.<(_ _)>

この後,スピンでリアタイヤに変なカスがついたのか? 振動が激しくなったので一度ピットに戻り,車両をチェックするも問題なし.ならば!と気を取り直してアタックしてみたところ 41.445 と1本目とほぼ同等のタイムを出せました(ヘアピンはライン取りを変えて対処).この際,ラップタイマーを横目に見ていたのですが,インフィールドを立ち上がった時点でグリーン表示となっており,上手く纏めればまだまだタイムを縮められそうな雰囲気.「おしっ! 覚悟決めてもう1回やるか!!」と集中力を上げて挑んだ結果が・・・,



41.340! 新品タイヤの0.034秒落ちとなかなかの好タイムを記録出来ました.しかも,このタイムはまだ1周を完璧に纏め切れていない状態で,全部完璧に纏めればあと0.05秒は削れそうな雰囲気(=41.29秒は出せそう).だったら,やるしかないでしょ!とその後も挑んでみたのですが,最終の複合がどうしても纏め切れず,41.405,41.403と不発に終わってしまいました・・・.orz


以上,リアのグリップがもっと必要と分かったTC1000でした.

1周を完璧に纏め上げられなかった点は若干悔いが残りますが,まぁ,やれるだけの事はやりましたし,新品タイヤ相当のタイムも残せて一定の満足感は得られたので,帰りは「鶏そば炭や 常総店」へ行って自分へのご褒美.



「特製純生白湯 辛味鶏そば」を頂きました.普通の鶏そばも美味しかったですが,この辛味は更に美味しく,最後まで満足な1日でした~♪ 当日お会いした皆様,お疲れ様でした!
2025年01月01日 イイね!

SUPER FIRE RACING COIL PROのお勉強

SUPER FIRE RACING COIL PROのお勉強年末の休みに入った土曜日,HKSから「SUPER FIRE RACING COIL PRO」のAP1用・AP2用・FD2用の販売が発表されました.

初報は自動車系のニュースサイトで知ったのですが,恐らく広報資料をそのまま転載していて詳細が分からなかったため,HKSのSNSを見に行ったのですが,この新製品の情報を上げておらず(既に年末休みに入っているであろうから当然),HKSのサイトに行ってリンクを辿って行き,FD2用の製品ページに辿り着けました.

そこから得られた情報を纏めると以下の内容です.

  ・FD2専用設計となる強化イグニッションコイルキット
  ・高回転域での失火対策を狙った製品
  ・国内製イグニッションコイルを使用し,高性能で耐久性もある
  ・専用設計のカラー,ブラケット,ハーネスを付属したキット
  ・イグニッションコイルは,最大で純正比「1.6倍」の2次電圧を発揮


(HKS:スーパーファイヤーレーシングコイル プロ シビックタイプRより)

  ・イグニッションコイルの搭載位置は,純正取付け位置よりも上部に移動
  ・熱源から遠ざけているため,イグニッションコイルの寿命も長い
  ・純正ECUのままでも動作可能
  ・フルコンを使用してドエルタイムを最適化すれば,更に性能を発揮
  ・装着後の純正プラグカバーは取付不可
  ・性能を最大限発揮するために,「HKS SUPER FIRE RACING」の使用を推奨
  ・価格は税込み173,800円


これを読んで,「ああ,なるほど,イグニッションコイル上部のイグナイタ部分をエンジン本体から離して熱害を低減し,それによってドエルタイム(コイルへの通電時間)の延長を実現しているのか」と理解する事ができ,「コイル上部が突き出るのでプラグカバーが付かず,専用のブラケット&ハーネスがセットで付くんだな~」と納得したのですが,驚いたのがその価格.

「え? イグニッションコイルだけで,じ,17万円!?」 Σ(´Д`;) ナン...ダト...

NGKの市販品コイル4本で3万円程度.チューニングパーツとして出回っている強化コイルでも6~7万円が相場なのに,そこから更に+10万の17万円ですと!? た,高けぇ・・・.この金額だったらECUまでセットじゃないと割が合わないように感じるのですが,それだけ高性能なコイルってコトなのか??


益々気になってきたので更に調べてみると,まずこの「SUPER FIRE RACING COIL PRO」というのは,HKSがここ数年で徐々に拡大していった製品である様子.

最初は2020年の8月.RB26DETT用として発表されています(↓).


(HKS:スーパーファイヤーレーシングコイル プロ スカイラインGT-Rより)

こちらにはブラケット・コイルスペーサーに関する情報が載っていました(↓).



  ・ブラケット,コイルスペーサーにアルマイト処理を施し美観と耐久性を確保



  ・コイルスペーサーのエンジンヘッド側にOリングを入れる事で防塵と防水を実現
  ・コイルスペーサーのプレート側にOリングを入れる事で防音効果も実現



  ・キャップスパークゴムをスパークプラグに合わせて専用設計
  ・これによりフラッシュオーバー(頭部絶縁体火花リーク)を防止

FD2用がこのRB26DETT用と同じかどうかは分かりませんが,コイル以外もなかなか手が込んでいそうなのが読み取れます.


そこから1年経った2021年に2JZ-GTE用をリリース(↓).


(HKS:スーパーファイヤーレーシングコイル プロ アリストより)

こちらでコイルの詳細に触れています.



  ・イグニッションコイルブーツ,イグニッションコイルスプリングに耐電圧,耐熱性の材料を使用
  ・高負荷時の火花が飛びづらい過酷な環境にも耐え,リークすることなく確実な点火をサポート


続く2022年にSR20DET用(↓),


(HKS:スーパーファイヤーレーシングコイル プロ シルビアより)

2023年に4G63用(↓),


(HKS:スーパーファイヤーレーシングコイル プロ ランサーエボリューションIXより)

と来て,FD2用に至っているようです.


なるほど,毎年1機種対応する形で開発を進めてきたのであれば,完成度はかなり高そうですし,コイル以外の周辺部品もかなり作り込まれているのが読み取れます.とはいえ,やはり17万円は・・・.これだけ年数が経っているのであれば,使っている人のレビューがないかな?と調べてみましたが情報は出て来ず.他の製品とかなりの価格差がありますから,そりゃなかなか選ばないよなぁ~と方々を当たってみたところ,「SUPER FIRE RACING COIL PRO」のSR20DET用の取扱説明書にドエルタイムが記載されている事に気づきました(↓).



おっ! ならばこれでコイルの性能が分かるのでは?と思い,純正コイルのドエルタイムを調べてみたところ,こんな感じ(↓).

  1000rpm ・・・ 3.15ms (-0.85ms)
  2000rpm ・・・ 2.40ms (-1.60ms)
  4000rpm ・・・ 2.25ms (-1.35ms)
  8000rpm ・・・ 2.20ms (-1.40ms)

ふむふむ.ノーマルより長く出来ているのは間違いですが,他の強化コイルよりも圧倒的に優れているのかどうか?はこれだけでは分からないので,何か参考になるものがないかな?と調べてみたところ,SR20DETの定番チューンだというR35(VR38DETT)用のIPコイルの数字を見つけたのでコレと比較してみると(↓),

  1000rpm ・・・ 3.60ms (-0.40ms)
  2000rpm ・・・ 3.55ms (-0.45ms)
  4000rpm ・・・ 3.50ms (-0.10ms)
  8000rpm ・・・ 3.40ms (-0.20ms)

ほぅ,名うて製品に対しても全域で上回っているというのはなかなか凄いですね.単純にドエルタイムを長く設定出来る事に加えて,2次電圧も高くなっているとなると,値段なりきの高性能ではあるようです.


しかし,とは言ってもなぁ・・・と,やはり+10万の差が気になるので流用チューンとして有名なAUDI R8用のイグニッションコイルが頭を過ぎり,調べていたら,こちらのサイトを見つけました(↓).


(IGNITION PROJECTS:コイルエネルギーの比較より)

上記は,SR20DETに使われるコイルの比較を行ったものだそうです.単位はエネルギー(mJ)で,これを見るとS15用の純正コイルに対し,AUDI用(R8用かは不明)は1.58倍の点火エネルギーを持っている事が分かります.しかし,そのAUDI用を大幅に上回るのが,ガスコイル(CNG車用等に使われているコイル)とR35用の純正コイルであり,そのR35純正品を更に上回るのが先程出てきた「R35 IP」.となると,HKSの「SUPER FIRE RACING COIL PRO」はその「R35 IP」をも超える製品という事になるので,相当高性能である事が分かりました.


以上,HKSの「SUPER FIRE RACING COIL PRO」に関するお勉強でした.

価格的に物凄く高い製品である事は間違いないですが,高いなりに相当高性能である事も今回の調査で分かりました.私のB16Aはダイレクトイグニッション化してFD2用のイグニッションコイルを使用しているため,この製品も使う事が出来るはず.現状,優先順位として足回りの改善の方が高いですが,手っ取り早いパワーアップ策の1つとして本製品の事を頭の片隅に置いておこうと思います.
Posted at 2025/01/01 02:05:09 | コメント(0) | セッティング(エンジン) | 日記
2024年12月31日 イイね!

サーキット走行総括 2024

サーキット走行総括 2024年の終わりという事で今年も走行記録の振返りです.

今年の走行回数は22回.昨年は19回でしたので微増といったところです.過去最高の30回と比べれば2/3程度に過ぎず,LSDの仕様変更で8~9月があまり走れなかった点を踏まえれば,あと+1~2回は行けたかなぁ~?という気がしなくもないですが(いつもの走行会をスキップしたりして有休も余りましたし).まぁ,これくらいが私にとっての平均的な回数といったところになるんでしょうかね.


さて,それでは今年走った全22回を簡単に振返ってみたいと思います.
(括弧内は,当時の自己ベストからのアップ/ダウンです)

 01.01/14 筑波サーキット・コース1000............... 0'41.482 (+0.655)
 02.01/28 筑波サーキット・コース1000............... 0'41.197 (+0.370)
 03.02/04 筑波サーキット・コース1000............... 0'40.980 (+0.153)
 04.02/14 筑波サーキット・コース2000............... 1'07.454 (-0.238)  ※自己ベスト更新!
 05.03/09 筑波サーキット・コース1000............... 0'41.863 (+0.883)
 06.03/14 筑波サーキット・コース1000............... 0'41.135 (+0.308)
 07.03/16 ナリタモーターランド・ジムカーナ... 0'59.350 (-0.120)  ※自己ベスト更新!
 08.04/18 日光サーキット.............................................. 0'41.159 (+0.027)
 09.04/21 筑波サーキット・コース1000............... 0'41.468 (+0.641)
 10.04/28 筑波サーキット・コース1000............... 0'41.607 (+0.782)
 11.05/15 筑波サーキット・コース1000............... 0'41.648 (+0.823)
 12.06/30 筑波サーキット・コース1000............... 0'41.938 (+1.113)
 13.07/06 筑波サーキット・コース1000............... 0'42.068 (+1.243)
 14.09/29 筑波サーキット・コース1000............... 0'41.747 (+0.922)
 15.10/17 日光サーキット.............................................. 0'41.731 (+0.599)
 16.10/23 筑波サーキット・コース1000............... 0'44.278 (+3.453)  ※WET
 17.11/07 筑波サーキット・コース2000............... 1'07.839 (+0.385)
 18.11/09 ナリタモーターランド・ジムカーナ... 0'58.450 (-0.900)  ※自己ベスト更新!
 19.11/22 筑波サーキット・コース1000............... 0'41.467 (+0.642)
 20.11/30 筑波サーキット・コース1000............... 0'41.622 (+0.797)
 21.12/24 筑波サーキット・コース1000............... 0'41.306 (+0.481)
 22.12/28 筑波サーキット・コース1000............... 0'41.441 (+0.616)


今年の初コースはなし.昨年初めて走ったナリタモーターランドは2回走りました.コースに大分慣れたおかげでコースアウトし掛かる事はほぼなくなりましたが,速度が上がれば上がるほどやはりドライビングが難しくなりますね.2速固定で走れるのでアクセル・ブレーキ・ステアリングの操作に集中する事ができ,鍛錬にはもってこい! 指定のジムカーナコースで58秒台に入れる事も出来ましたし,なかなか満足感の高い結果となりました.

タイム的には,TC2000でようやく自己ベストを更新したものの,これでも8年前のプロのタイムにはほんの僅かに届かず.タイヤから何から当時と全く違う仕様になっているというのに一体どれだけ高いハードルなんだ・・・.TC1000では再び40秒台に突入しましたが,205幅⇔195幅でたった0.05秒しか違わないという悲しい目にも遭いました.日光ではプロに乗って頂く機会もあったりして,今年こそTC1000に続いて40秒台を!と意気込みましたが,またも届きませんでした(泣).

その後はクルマ側のアップデートとして,前後のスプリングレートを上げたり,ブッシュをピロ化したり(その後,一部戻したり),LSDの仕様変更をしたりと手を入れましたが,ポジティブな点がある事は間違いないものの,それ以上にネガティブな点の影響が大きく,全体のバランスが崩れてしまってタイムが出ない状況です.年明け以降もセットアップを煮詰めて早くバランスを取り戻したいですね.


物価の上昇が止まらず,筑波サーキットの走行料金も値上がる等,益々走り続けるのが難し状況となっていますが,エンジンはお疲れ気味ではあるもののクルマ自体はまだまだ元気なので,来年もアレコレ考えながらサーキットを駆け回りたいと思います!
Posted at 2024/12/31 20:34:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーキット走行総括 20XX | 日記

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