
只今、わたくし水戸市に潜伏中。
新年恒例のあいさつ回り全国行脚も終了し、今日からゆっくりとした時間を過ごしております。
で、特にすることもないし、よっしーさんに倣ってでもないですが、愛車遍歴など書いてみようかな~と思いました。
車によっては、オチのあるもの、ないもの(^^;いろいろありますが、記憶を掘り起こしながらつらつらとつづりたいと思います。お暇な方だけどうぞm(__)m
愛車遍歴一台目
そう、トヨタスターレットです。KPの初期型丸目です。
これは、我が家のセカンドカーとして、僕のオカンが新車購入した車。僕が免許取得して大学で一人ぐらいを始めたのは・・・・
25年前
でも、25年前でもこのKPは十分古かった(^_^;)記憶があります。
年式などは定かではありませんが、古いにもかかわらず、ほとんど乗られていないので、実家の地下ガレージに放置されていた車です。免許取得と同時に僕の愛車となったわけです。
そして、当時僕は19歳。晴れて1年遅れで大学に入学。大阪の実家からオヤジに伴走してもらいながら神奈川県までロングドライブでした。
一応、アルミホイールにグッドイヤーのタイヤなど入れてましたが、何しろオカンの愛車。ATです。
そして、このATなんと
2速AT
ローかトップしかありません。
なので1300ccのコンパクトカーなのに、燃費激悪。田舎道でもリッター7Kmぐらいだったような記憶があります。貧乏学生にはつらい(-.-)燃費でした。
とはいえ、当時の貧乏学生にしてマイカーを持っていること自体、贅沢な時代でした。なので、燃費が悪いこと以外は、大した不満もなく乗っていました。
僕が通った北里大学水産学部は、1年目神奈川県相模原市で2年目からは岩手県の三陸町です。
超田舎の学校なんです。
女もいない。娯楽もない。
いや、娯楽と言えば自宅からわずか13キロ、三陸峠を超えたところにパチンコ屋がありました。
バカな貧乏学生の僕は、このパチンコ屋に通うようになっていたのでした。もちろん、田舎のさびれたパチンコ屋その名も「二世号」というパチンコ屋でした。
あんまり、玉が出ないので僕は
「でね~号」
と呼んでいたような。
そんなある日、その日も貧乏なのに暇な僕は友達3人と「でね~号」で勝負をかけていました。見事に18,000円ほどやられ(ToT)/~~~、僕は意識を失い('_')かけていたように思います。
そのでね~号の帰り道、僕のスターレットの後ろに接近する車があります。

「お、○○(同じクラス)のレビンだ、いっちょ勝負するか(-"-)」
スーパーストラットサスペンションとか言って、当時の最新鋭のスポーツカーです。まあ、お金持ちのぼんぼんなので、こいつには絶対負けんって自信があったような(^^;
この三陸峠、一番上の部分が三陸トンネルとなっており、このトンネルまでがヒルクライム、そしてトンネルを通過するとダウンヒル。
もちろん、勝負は・・・
ダウンヒル
わざと、トンネルで車間をくっつかせてトンネルを出ると
GO!!!
あっという間に、金持ちレビンを視界から消し去り「どんなもんだ~、俺のドライビングテクニックは~」と鼻息を荒くしていた次の瞬間
「き~(スピン0.5回転)ガコン(縁石に激突)ゴロンゴロンっパ(横転1.25回転)」
事故った(ToT)/~~~
その瞬間僕の考えたのは
ここは峠、誰かに助けをよばなきゃ~、そうだ、俺がぶっちぎったレビンの○○に助けてもらおう。と。
何とか開いたドアから、降りたところ
ひゅ~ん!!!
○○の野郎、見捨てていきやがった(ToT)/~~~
うえ~ん(ToT)/~~~
そこで、とりあえずアパートまで帰ろう。一応車は横転してボロボロ。ガラスも割れて粉々だけど、上下逆にはなっていない。とりあえず、アパートまで帰ろう。
そして、エンジンをかけると、よし、エンジンかかった。
ATのレバーをDにして、ゆっくり走り出そうとすると・・・
動かない( ;∀;)
車を降りて確認すると・・・
タイヤがない
動くわけないのです。
泣きながら、次に通る一般車を止めると・・・
なんと、地元の暴走族のあんちゃん(;^ω^)
こういう時は、なんというか頼りになるあんちゃんでした。
事故った直後でショックで何も手につかない僕に、「俺に任せろ!!!」と
すぐに
ナンバープレートをはずし
車検証など、身元の割れるものを回収し
逃げるぞ~
と僕の愛車を三陸峠に捨て、身元の割れるものをなくして僕をアパートまで送ってくれたのでした。
そして、その夜、深夜3時。
僕のアパートのドアを「ドンドンドン!!!」と叩く音が・・・
「警察だ~、開けろ!!」
その後、大船渡署に連行され、朝までこっぴどく怒られました。
事故ったことを怒られたのではなく、事故を隠ぺいし、逃げたことが問題だったみたい( ;∀;)
翌日、僕を救助せずに僕の車の横を通過した○○は
「いや~、小田君早かったね~。あっという間に見えなくなったよ」だって
そういう青春の1ページでした。
Posted at 2014/01/27 16:16:24 | |
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