日産キューブがフルモデルチェンジした。事前のスクープ写真などを見ると、随分北米重視と言うか、バタ臭いデザインになったなぁと悲しんでいたんですが、実車を前にすると案外そうでもなく、正常進化と言っていいと思った。サングラスをかけたブルドックがデザインのモチーフらしいが、変にこだわらずプレーンな丸目にしてくれれば良かったのに...。キューブは先代の一番初期モデルがデザイン的には良かった。改良すればするほど崩れていったかな。新型もそういう意味では崩壊の延長線上かな。逆にインテリアは随分良くなった。先代はあまりにもチープで玩具のような質感のインパネにはガッカリされられだが、新型は価格相応の品質感を得たと言っていい。(価格以上だとは思わないが)今回からは海外でも売られることになったキューブだが、ボディサイズの拡大は最小限に留められた。事前の噂では3ナンバー化するとも言われていたが、実際は5ナンバーサイズ。(全長3890mm全幅1695mm全高1650mmホイールベース2530mm)残念なことに、車重は1200kg前後と決して軽いとは言えない。今回、1.5L(エクストロニックCVT)のみに絞られた背景には車重も関係しているだろう。コラムシフトが継承されたことはガッカリ。軽自動車を含め、コラムシフトからインパネシフトに移行する車種が大半だがキューブは何故コラムシフトに固執するのか。コラムシフトは動作フィールが「ガチャガチャ」するのでクルマ全体が安っぽく感じるし、シフトダウンなんかもやりづらい。私はコラムシフトと足踏み式パーキングブレーキはそれぞれ減点の対象にしている。新型キューブの一番の不満点は価格。どう考えても高すぎるのではないか。一番ベーシックな15S(2WD)で144.9万円~15G(2WD)191.1万円(e-4WDは+23.8万円)とティーダの1.5Lモデルよりも高価になった。また、ベースモデルの15Sと15X(153.3万円)はメーカーOP等に制約があり、思うような仕様がオーダーできない。恐ろしいことに、この2つのグレードには「バイキセノンヘッドランプ」や「SRSカーテンエアバッグ」もメーカーOPが出来ない。(不思議なことにVDC「横滑り防止装置」は全車注文可能)私が考える仕様で見積もりしてみると「15X Vセレクション」170.1万円にメーカーOPで269,850円分!!! (内訳は下記の通り)
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急転のクルマ選び〈続編〉 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/09/02 07:53:25 |
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