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2009年04月11日

[ベリーサ納車半月が経過]ファーストインプレッションなど。

[ベリーサ納車半月が経過]ファーストインプレッションなど。 ベリーサが納車されて半月が経過。約750km程走行したのでファーストインプレッションをまとめておきたい。まずはスペックのおさらいから。ベリーサのサイズは全長3975mm 全幅1695mm 全高1530mm。ホイールベース2490mmの5ナンバーボディで車両重量は1100kg。エンジンはZY-VE型・直4DOHCの1.5L(NA)で最高出力113ps/6000rpm 最大トルク14.3kg-m/4000rpmを発揮する。ミッションは4ATのみでパワーウェイトレシオは9.7kg/ps。10・15モード値は18.4km/L。最小回転半径4.9mとなっている。最近話題のグリーン税制で言えば、車重が1016kg~1266kgのカテゴリーに入るため、燃費基準値16.0km/Lに対し「+15%達成車」の扱いとなる。コンパクトカーの中では結構大きいクルマというイメージか有るかもしれないが、日産ノート(全長4020mm 全幅1690mm 全高1535mm 車両重量1100kg)よりも全長は45mmも短い。
今時珍しいくらいAピラーが立ち、左右上方の絞り込みが少ないスタイリングのお陰で前方視界は極めてスッキリ。ミッションに関し、4ATしかないと言う点が時代遅れに感じるが闇雲にCVTにすれば良いというわけでもない。ベリーサの方向性からすれば、6AT等の多段ATの方が似合うだろう。現状の4ATは非常に滑らかな変速を見せるが、1速がやや引っ張り気味。もう少しジワッと加速をした方が燃費の面で有利ではないか。(マツダ流のZoom-Zoom表現なんだろうけどね)私は全域に渡って全く動力性能の不足を感じていない。ガラスの厚みを4mmに増やし、ドアに2重の全周シール構造を採用するなどして拘った静粛性はかなり高い。静粛性について寛容な私(笑)には充分すぎる。多分、私が今まで乗ってきたクルマの中では最も静かなクルマだろう。また、標準装備のアトバンスドキーレス(キーフリーシステム)も私の愛車としては初。鍵をひねってエンジンを始動するのが儀式と考える古い人間としては違和感が有る。(とは言いつつも、S2000もスタートボタン方式なのでキーをひねってエンジン始動が出来なくなった。)ステアリングが太めでしっかりと握れる事やパーキングブレーキが足踏み式ではなくレバー式である事が嬉しい。(私はコラムシフトと足踏み式パーキングブレーキが嫌いなんで...)シートは骨格がアテンザ(先代)と共通とのことで、このクラスの中ではかなりたっぷりとしたサイズがある。調整の幅もあり不満はない。ただ、個人的にはフロントのヘッドレストをもう少し(2cm位)高く伸ばしたい。ステアリングもチルトのみでテレスコがないのが惜しい。私のポジションではステアリングが若干メーターに被る。少し手前に引き寄せることが出来れば解消できるはずだ。私はベリーサのインテリアはかなり気に入っている。質感も悪くないし、各種のスイッチも大きく、レイアウトも適切で何も迷うことはない。また、ブラックアウトメーターは最近目が悪くなってきた私には(特に夜間)クッキリしていて見やすいので有り難い。小物入れが少ないのは確かで、細々と収納したい人には不便だろうが、私は基本的に車内へあまり小物を持ち込まないので不便に感じることはない。コンパクトなボディだがラゲッジスペースはかなり広く、ショートワゴンと呼べるほど。これはデミオの血縁だろうか。
走りの印象については、前述した1速が引っ張り気味の4ATが残念なところだが、それを過ぎてしまえば非常にトルクフルで扱いやすい。神経質にシフトダウンをする事もなく、アクセルワークである程度の制御が出来るタイプ。加速フィールはまさにZoom-Zoomという感じで、聞こえてくるエンジン音も気持ち良いサウンド。全てが平凡で退屈なトヨタ車とは明らかに違う。コーナーをクリアした後の直線....そんなシーンでは積極的にアクセルを踏み込みたくなる。標準で装着されるタイヤはトーヨー・トランパスでミニバン用のタイヤである。サイズは185/55R15と決してプアーなサイズでは無いが、私の好みから言えば物足りない。ロードノイズもそれなりにあるし、もう少しショルダーの剛性感が欲しいところ。現状のセッティングはスポーティとコンフォートの中間を行っている様で、私はもう少しスポーツ寄りでも良いと思う。逆にファミリーユースなどではコンフォート系のタイヤをチョイスした方が乗り心地やロードノイズの面でもメリットが出そう。機会を見て、タイヤは換装することになるだろう。ハンドリングについて記述するほど山道を走行していない状態だが、クルマの性格を考えればある程度のロールは許容できる。ロール初期にグラッと傾くようなタイプではないので特に不満(不安)は感じていない。このあたりもタイヤに依存する部分が多いのではないだろうか。ステアリングやブレーキのフィールも自然で好印象。マツダが非常に業績の良かった時期に開発されたクルマであり、モデルライフを通じて、地道に改良を続けてきたことで特に記憶に残るようなネガティブ要素は少ないのだろう。マツダの車に共通して感じる「クルマを愛している人達が作ったんだろうな」と思わせるフィーリングはベリーサでも健在である。150万円台~(定価)で買えるコンパクトカーとして見れば、非常にコストパフォーマンスの高いクルマだと言える。これから暫くは我が家のメインカーとして活躍していただく予定です。









ブログ一覧 | ベリーサ | クルマ
Posted at 2009/04/11 21:13:38

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この記事へのコメント

2009年4月13日 15:49
マツダはシートに関してはかなりのコダワリを持っているように感じています。

オートザム/レビューのシートは当時カペラ(ルーチェかも?)のシート骨格を流用していたように覚えています。(『・・・のすべて』シリーズに記載されていました。)

欧州へも輸出していたレビューもそうですが、マツダ車は全般的にヨーロッパでの石畳道路&長距離の走行に耐え得るモノが必要不可欠だったんでしょうね。
コメントへの返答
2009年4月19日 0:16
ヨーロッパ車と日本車。今でも一番違いを感じる部分はシートだと思います。椅子と畳の文化の違いとか雑誌では偉そうに書く評論家もいますが、まぁ私はコストの配分だと思ってます。だって、欧州のサプライヤーに頼めば良いだけなんですから。
私の知る限り、マツダとスバル車のシートは合格点が出せるモノが多い気がします。

プロフィール

「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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