スズキは「スイフト」をマイナーチェンジした。(スズキ風に言えば、「スイフトスポーツ」は3型、ベーシックシリーズは4型になった。)主なニュースは2WD/CVT車(1.2L)の燃費を改善。CVTの制御を見直し、燃費を20.5km/Lから21.0km/Lに向上させて「平成22年度燃費基準+15%」を達成。自動車取得税、自動車重量税の50%軽減が受けられるようになった。また、XGグレードのシートとドアトリム表皮(XGエアロとスポーツはシート表皮のみ)を変更したほか、アルミホイール(15インチ、16インチ)の意匠の変更を行うなどの小変更を実施している。また、グレードの整理が実施され最廉価グレードの「XE」と1.5Lモデルの「XS」が廃止となった。量販グレードは全て「XG」となり、豪華装備の「XG Lパッケージ」とエアロパーツを纏った「XG エアロ」の3部構成となった。その他、メッキパーツやアルカンターラと本革の専用シート表皮や木目調パネルを配した「スイフトスタイル」も継続設定されている。正直、今回のマイナーチェンジは改良と言うよりは自動車不況に対応したコストダウンと環境対応車普及促進税制への適合が主目的だろう。しかし、驚いたことにベーシックシリーズからSRSサイド+カーテンエアバッグの設定が消えてしまった。以前は1.5XSにのみ標準装備だったのだが、今回のマイナーで全車種へ標準設定もしくはメーカーOPにするのではないかと期待していたが、時代に逆行してしまった。(同じスズキのスプラッシュは標準装備)スイフトもそろそろモデル末期と言うことで、次期モデルに期待...としか言えなくなってしまった。暫くはスプラッシュの方をイチオシとしておこう。ちなみに、スイフトスポーツの方はアルミホイールのデザインとシート表皮の変更に加え、ボディ色に「パールメタリックカシミールブルー」が設定された事くらいだ。
ブログ一覧 |
クルマ | クルマ
Posted at
2009/05/17 16:08:00