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2009年05月25日

[フルモデルチェンジ]スバル・レガシィ

[フルモデルチェンジ]スバル・レガシィ スバルは基幹車種であるレガシィシリーズをフルモデルチェンジした。5代目レガシィは、「グランドツーリング イノベーション」をコンセプトとし、水平対向エンジンを中心とするシンメトリカルAWDなど独自の技術をベースに、初代より磨き続けてきた優れた走行性能や安全性などを進化させながら、さらに乗る人すべてが快適に過ごせる居住空間と優れた環境性能を目指した。新開発のCVT「リニアトロニック」や「クレードル構造マウント」の採用などがトピックスとなる。レガシィは1989年の初代誕生以来20年間で世界累計生産台数360万台を達成している。スバルのみならず、今となっては日本車の中でトップクラスの固定ファンを抱える車種であろう。今回からサッシュ付ドアが採用され、ドア開口部の拡大や後席への乗降性を高めた。個人的に驚いているのが、ツーリングワゴンとアウトバックでDピラーをボディ同色としたこと。スバルは「Dピラーをしっかり見せるデザインとし、レガシィらしさを保ちながら変化を感じさせるものとした。」と説明するが、私は変えるべきではなかったと思う。エンジン&トランスミッションについては全車にインテリジェント/スポーツ/スポーツ・シャープの3つのモードを切り替えることで、走行状況に応じて走り味を選択できるSI-DRIVEを採用。エンジンは今回から2.0Lを廃止し、2.5LのNAとターボ。そして3.6Lのフラット6。3つのエンジンが用意されることとなった。最大の話題であるトランスミッションは「リニアトロニック」と呼ぶチェーン式のCVT(アウディA4が既にチェーン式のCVT"マルチトロニック"を採用している)。コンパクトな設計により、前席の足元スペースを確保するとともに、優れた伝達効率によって、特にオーバードライブ領域での燃費向上を図っている。チェーン式の利点を活かし、コンパクトでありながらプーリーの最小径と最大径の差を大きくすることで広いレシオカバレージを実現。優れた伝達効率と相まって、全速度域でのゆとり走行性能と燃費性能を実現している。6速マニュアルモードの採用によって、スポーティなドライビングを可能とした。ターボモデルと3.6Lのフラット6モデルは5ATを組み合わせる。残念ながら、MTモデルはかなり設定グレードが減った。新設計6速マニュアルトランスミッションが2.5Lのターボモデルにのみ設定された。また、シャシー部分についてはクレードル(ゆりかご)状のフレームに、パワーユニットを搭載する「クレードル構造マウント」を採用し、静粛性、乗り心地、衝突安全性、操縦安定性などを高めた。全車に電動パワーステアリングや電動パーキングブレーキを標準装備。5%以上の登坂路で車両を停車させた場合に自動で作動するヒルホールド機能も備えた。更に全車にVDC(横滑り防止装置)を採用した。気になる価格はB4の2.5i(AWD/CVT)220.5万円~アウトバックの3.6R SIクルーズ(AWD/5AT)370.1万円となっている。販売計画台数はレガシィシリーズ全体で3,000台/月と以前の大ヒット時代を思えば随分と寂しい数字だ。人気車種のモデルチェンジはスカイラインの例を見ても明らかなように、非常に難しい。また、今では日本のメーカーと言えども国内の事情だけを製品に反映していれば良いという時代ではない。レガシィについても3代目までは国内優先の姿勢を明確にしていたが、先代からは少しずつ北米市場で拡販したいというスバルの思惑が製品に色濃くなってきた。そして今度の5代目でいよいよそれは確定的となった感がある。(皮肉にも北米市場が壊滅的な状況になっているこの時期に登場してしまったあたりがスバルらしいとも言えるが)北米では月販目標台数8000台と強気の計画をたてている様だが、そう上手く行くだろうか....。新型を「レガシィ」ではなく、全く新しいミドルクラスのクルマだとして捉えれば充実した装備の割に比較的低価格でお買い得なクルマの典型パターンと言える。しかし、これが「レガシィ」なのか....と割り切れない思いを抱えている人が多いのもまた事実だろう。日本仕様(ツーリングワゴンの場合)のボディサイズは全長4775mm全幅1780mm全高1535mmホイルベース2750mmと先代(全長4680mm全幅1730mm全高1470mmホイールベース2670mm)と比較して全長で95mm、全幅で50mm等かなりのサイズアップである。しかし、マツダアテンザのスポーツワゴンが全長4765mm全幅1795mm全高1450mm(ルーフレール付は1490mm)ホイルベース2725mmと同等サイズである様に、ワールドワイドで見たときにこの位のサイズが標準値なのかも知れない。私の好みを言えば、ゴリマッチョ的なスタイリングは目に馴染まないが、ひょっとすると見慣れてくると悪くないな...と思えるかも?と言う気がしないでもない。ただ、Sパッケージのエアロとアウトバックはクドイかな。私がレガシィを買うとすれば、VWゴルフヴァリアントともバッティングしそうなツーリングワゴンかB4の2.5i Lパッケージ(ワゴン267.7万円/B4 252万円)。いずれ機会があれば試乗してみたいと思います。スバル車はA型(初期型)を買うと後悔することが多い(笑)ので、今後の改良とこれをベースにSTiが「S403(?)」を出してくれるのを楽しみにしたい。出来ればNAベースで作って欲しいな。


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Posted at 2009/05/25 21:16:37

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この記事へのコメント

2009年5月26日 10:00
今のR32+LupoGTIと言う体制の前はBG+BEと言うレガシィ二台体制だったもので、
レガシィには思い入れもあり、今回のモデルチェンジはとても気になっていました。
MTの車種が限られた事も残念です。
新設計の6MTとのことですが、インプレッサSTiにあったシフトレバーの嫌な振動
が消えていることを祈ります。
期待のCVT(個人的には嫌いなんですが...)が2.5NAに限定されたことが残念です。
レガシィ好きはターボ好きも多いと思うんですが、従来からのトルコン5ATのみというのが、目新しさを感じない理由かもしれません。
つり目はレガシィに似合わないと思うのにどんどんつり目度が上がっているのが残念。

S403を3.6NA+ツインクラッチで出してくれたらなと思います。
まあ、トヨタも出していないツインクラッチは無理でしょうけど...
コメントへの返答
2009年5月31日 0:30
国内のスバルファンにとってはガッカリなモデルチェンジだったと思います。ただ、サイズとデザインを除けば相変わらず価格の割に真面目なクルマ作りがされているものと思います。デザインについてはレガシィはモデルチェンジ直後は毎回異論が出ますね。
2009年5月27日 10:33
ワゴンのDピラーはいかがなものかと思います。
レガシイらしさがなくなりましたね。
デザインがいろんな寄せ集めで
特にワゴンはアテンザに比べると
ピラーの処理がカローラクラスの質感の感じがします。

セダンも硬派な感じがなくなりました。

コメントへの返答
2009年5月31日 0:32
先日、展示車を見てきましたがブラック系のボディ色だとDピラー部分が目立たないので、案外違和感がなかった。アテンザVSレガシイ。なかなか面白い組み合わせになりそうです。地元の北海道にいればスバル圧勝なんですが...。
やはりレガシィらしさはもう少し残して欲しかったですね。
2009年5月27日 20:34
具体的にどこが悪いのか分かりませんが、第一印象は”イマイチ”
フロントもサイドもリアも「おおっ」と思わせる箇所が一箇所もないんですよね。
あくまで写真を見ただけの感想なんですが。
CMではレガシィらしさが出ていて好きですし、
案外実車は格好良く見えるのかもしれません。
現時点ではトヨタっぽさが見え見えで、
とてもスバルのファンを納得させられる内容ではないと思います。
コメントへの返答
2009年5月31日 0:34
レガシィも一時のブームが終わって以降、販売台数もじり貧でしたから変革を求めたんでしょうね。ただ、北米重視の路線だったことが残念です。カムリやアコードの例に漏れず、北米重視の商品は日本人にはどうしても馴染めないですからね。

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「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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