ホンダは「ストリーム」をマイナーチェンジした。目玉は2列シート仕様の「RST」の追加と、安全装備を充実させた「Gi」を新たにタイプ設定した事だろう。エクステリアには新デザインのフロントグリルやフロントバンパーを採用し、インテリアは新シート表皮や大型センターコンソールボックスを採用することでリフレッシュした。シリーズの中では一番スポーティなモデルに位置づけられた2列シート仕様「RST」の主な特長として、軽量化による加速性能の向上と、サスペンションの専用チューニングによるリニアなハンドリング。大型テールゲートスポイラーやエアロリアバンパー&アンダーカバーによるスポーティなエクステリア。シート表皮やステッチ、メーターイルミネーション、本革巻3本のステアリングやATセレクトレバーのステッチなどを赤で統一した他、メッシュタイプのフロントグリルや17インチ軽量アルミホイールなどでスポーティ感を演出している。2列仕様化によってラゲッジ床下収納ボックス&ラゲッジフックが設定された。「RST」の価格は1.8L(FF/5AT+パドルシフト)212万円~2.0L(FF/CVT+パドルシフト)233万円となっている。私はこの2列仕様は面白いと思っている。全長4570mm全幅1695mm全高1545mmホイルベース2740mmの5ナンバーボディに3列シートを詰め込んだところで7名が快適に乗るのは難しい。3列目を常用するようなヘビーユーザーはこのクルマを買う訳もない。日本人はそろそろ「どうせ買うなら」「折角だから」と使いもしない3列シート車を買うのは止めた方が良い。結局、無用に大きく、運転がし辛く、燃費の悪いクルマを選んでいるのではないか。極論かもしれないが7名乗れるクルマは7名乗車時に全員の手荷物が積載出来なければ無意味だと思っている。大抵のユーザーはしっかり5名(もしくは4名)が乗れて、更に荷物がしっかりと積載出来るクルマの方が満足度は高いのではないか。日本ではブームが去ってしまい、ステーションワゴンは風前の灯火だ。しかし、欧州メーカーには今でもステーションワゴンは必ずと言っていいほど用意されている。乗れて積めてそして走れる。私はステーションワゴンが一番使い勝手の良いファミリーカーだと思うのだ。ストリームも2列シートのステーションワゴンだと思えば、なかなか魅力的な気がしてきた。(レガシィが随分大きくなってしまったし)正直、内外装はあまり好みではないが、機会が有れば一度試乗してみようかな。(個人的にはここまでエアロ武装したからにはエンジンにも専用チューンを期待したいが、そう言う時代じゃないんだろうね。いっそのこと、シビックTypeRのK20A+6MTを載せちゃうとか。)
							
						
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急転のクルマ選び〈続編〉  カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/09/02 07:53:25  | 
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