![[マイナーチェンジ]三菱・i-MiEV エン トリーグレード「M」を追加。  [マイナーチェンジ]三菱・i-MiEV エン トリーグレード「M」を追加。](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/023/252/303/23252303/p1m.jpg?ct=550011a97bc9)
							
							三菱自動車は電気自動車「i-MiEV」をマイナーチェンジした。経済産業省の補助金制度が適用された場合の実質的な負担額が188万円となるベースグレード「M」を設定した他、上級グレードとして従来モデルよりも一充電走行距離の拡大や、タイマー充電・プレ空調機能をもつ「MiEVリモートシステム」の設定など機能・装備を充実させた「G」の 2 グレード構成とした。価格は「M」が260万円で「G」が380万円。グレード間で120万円も価格差があるのは驚き。
電気自動車「i-MiEV」は2009年7月に459.9万円で販売を開始している。国内では2010年4月より個人向けにも販売を開始。この時点で価格を改定し、398万円へ引き下げた。既に累計で約4千台を販売している。更に、輸出分やプジョー・シトロエン社向けのOEM分を含めると合計1万台以上を出荷している。
今回のマイナーチェンジは「航続距離の拡大」と「更なる低価格化」のニーズに応えるべく、2つのグレード構成とした。その他、ブレーキペダル連動回生ブレーキによる一充電走行距離の拡大やアクティブスタビリティコントロール(横滑り防止装置)の標準装備など基本性能を強化。原発事故を経て、電力需要には敏感な世相を反映し、夜間など比較的電力に余裕のある時間帯での充電に便利な「MiEV リモートシステム」をメーカーオプションで設定した。
今回追加されたエントリーモデルの「M」は、一般的な軽乗用車ユーザーの利用シーンを想定したエントリーグレードとして、機能・装備を厳選した他、バッテリー容量も小型化(16.0kWh→10.5kWh)し、大幅な低価格化を実現した。当然、走行可能距離も短縮される訳だが、軽乗用車の日常的な使用としては充分な性能(JC08 モードで)一充電走行距離120kmを確保した。
上級グレードの「G」はLEDのヘッドライト・リヤコンビランプや15インチアルミ、本革巻ステアリングホイール/シフトノブなどの上級装備に加え、カーナビやシートヒーター(フロント両席)を新たに標準装備しつつも、価格を従来の398万円より低い380万円に設定した。バッテリー容量は従来モデルと同様の16.0kWhタイプを搭載し、(JC08 モードで)一充電走行距離は180kmを実現。従来モデルよりも約2割(30km)程改善されている。「G」専用のメーカーオプションとして、更なるプレミアム感を演出する「プレミアムインテリアパッケージ」や「タイマー充電」や「プレ空調」機能を備えた「MiEV リモートシステム」を設定した。
最近、都心では「i-MiEV」や「リーフ」を見ても驚かなくなってきた。充電スタンドもチラホラと増えている事を実感する。しかし、一歩でも郊外へ出れば状況は一変。当然ながら一般ユーザーが気楽に手を出せる状況ではない。ガス欠ならぬデン欠を心配しながら走るなんてゴメンだ。
個人的には充電スポットが現在のガソリンスタンド並みに増え、急速充電が5分以内に完了し、JC08 モードではなく、エアコンやヒーターなどを稼動させながら走った実効電費が200km位に達しなければ、買う事は出来ない。まぁ私が心配せずとも、それは時間が解決してくれる問題だろう。しかし、2011年現在でも都市部の限られた範囲で移動する事が約束されている様な車両が沢山あるのも事実。「i-MiEV」よりも「MINICAB-MiEV」の方が目下需要があるのではないか。
 
 
							
						
					 
					
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						2011/07/24 20:07:05