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2014年03月23日

[1年9ヶ月の所有期間]ダイハツ・コペン 10th Anniversary Edition 総括

[1年9ヶ月の所有期間]ダイハツ・コペン 10th Anniversary Edition 総括 コペンを売却してから約一ヶ月が経過。そろそろ総括をしておきたい。所有期間は1年9ヶ月で累計走行距離は16,169kmだった。若い頃は暇さえあれば、いつまでもクルマに乗っていたいと思っていたが現実的にはお金(ガソリン代等)がネックになっていた。最近はお金の問題よりも、体力もしくは時間的な要因がクルマに乗ることを阻む様になった。まぁ誰しもが通る道とは思うが、そんな事をヒシヒシと実感している。
そんな中で、コペンと積み重ねた走行距離は、近年のマイカーとしては異例に距離が伸びた。(一万キロを超えることも珍しい...)最大の理由は仙台へ転勤となった事により、関東と仙台を往復する機会がグッと増えたことだろう。キチンと計算したわけではないが、コペンの走行距離の半分程度は東北自動車道で稼いだものだろう。しかし、交通手段はマイカーだけではない。新幹線や高速バスで移動する事も選択肢である。それでも、プライベートの移動には好んでコペンを使った。それだけ、コペンと過ごす時間が楽しかったから。シートを倒して休憩することもままならない閉塞感漂うマイクロ・オープンカーだったが、私にはとても心地よいクルマだった。
コペンは評価の難しいクルマで、「軽自動車」だから評価の対象外になる事もある。エンジンが横置きで駆動方式がFFであること。リヤのブレーキがドラム式でサスがトーションビームであること。そもそもムーヴのプラットホームがベースであること。スポーツカーを語る上で、その生い立ちやウンチクが最も大切な部分とすれば、コペンは所詮玩具と評価されるだろう。しかし、電動油圧式のアクティブトップを含めても830kg程度に収まった軽量なボディや、軽自動車には贅沢な4気筒ターボエンジン(トルクは11.2kg-m/3,200rpmを発揮する)と選択肢の少なくなった5MTを駆使して駆れば、細かいスペックなんてどうでも良くなるのも事実。また、最低地上高が僅か105mmという数値からも判る通り、極めて低いポジションに座る事で乗用車では味わえないスポーティな視界が得られることもコペンの楽しさだろう。勿論、軽自動車の維持費の安さも魅力だし、どんなにアクセルをガンガン踏んで走っても燃費は悪くなかった。私の場合、平均で14.5km/L前後。最悪でも12km/L台。最高では19km/L台を出した事もある。コペンを「本格的なスポーツカーではない」と非難するのは簡単だが、国内の限られた環境・条件下で現実的に買えるスポーツカーとしてコペンは悪くない選択肢だったと思う。背伸びして高額なスポーツカーを買ってアクセルを半分も踏めないようなハイパフォマンスカーを飾っておく位なら、コペンを駆って街中からアクセルをガンガン踏んだほうが楽しいと私は思う。また、トランク容量が「屋根を閉じている時に限る」という条件が付くが、結構実用的で頭を使えば色々と積めた。出来ないと思っていたことが出来ると嬉しいものである。
長い間、片想いをしてようやくマイカーへ迎えた「コペン」。そのファイナルモデル「10th Anniversary Edition」はあっという間に完売してしまったから、無事手に入れる事が出来たのはラッキーだった。本来であれば、ずっと所有したいと思っていたが、昨年の東京モーターショーで「スズキ・ハスラー」に一目惚れしてしまった事と、来年発売予定のホンダ「S660」を迎えるためスポーツカーは「一時休止」とばかりに売却することとした。やはり、マイカーを二台使い分けるだけの走行頻度・距離は捻出出来ないだろう。それはS2000を所有していた時の反省点である。
「コペン」は最後まで孝行息子だった。詳しい金額は書かないが、私の想像を遥かに上回る内容の提示を受け驚いた。(フレクロの支払額を全額賄ってもまだ残る位)恐らく、中古車として新車当時を超えるプレミア価格で店頭に並ぶのだろう。私として距離は多めになっているが、愛情と必要な手入れは一切欠かしておらず、次のオーナーにも満足して貰えるクルマだと確信する。コペンを愛する方に引き継いで頂きたい。
結論として、後に自分の車歴を振り返るとき「あぁアレは最高の相棒だったなぁ」と真っ先に挙げるクルマになると思う。鬱々とした仙台生活のスタートを乗り越えることが出来たのもこのクルマのお陰と思う。まもなく発売される新型「コペン」はどんなクルマに仕上がっているのだろうか。ホンダ「S660」と共に軽自動車スポーツの世界を盛り上げてくれることを期待している。




ブログ一覧 | コペン | クルマ
Posted at 2014/03/23 01:00:22

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この記事へのコメント

2014年3月23日 7:35
おはようございます。

10周年アニバのマニュアル車ならプレミアものですよね。

店頭に並ぶ前に売れちゃうのでは?


ところで・・S660のお迎えをご予定ですか?  私もそうです(笑)。。。

自分以外で初めてですネ。

コメントへの返答
2014年3月23日 23:56
私はカプチーノとコペンはマイカーに迎える事が出来ましたが、これまでビートには縁がありませんでした。ですから、ホンダが久々に開発する軽スポーツは何が何でも買って一票を投じなければと思っています。

プロフィール

「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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