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2014年06月17日

[いよいよ現実に!!]小排気量ディーゼル「SKYACTIV-D 1.5」を新型デミオに

[いよいよ現実に!!]小排気量ディーゼル「SKYACTIV-D 1.5」を新型デミオに 以前から、マツダはアテンザ・アクセラ・CX-5に搭載して人気の新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」よりもコンパクトで経済性に優れるエンジンを開発中と噂された来たが、マツダは公式なリリースとして、新開発の小排気量クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」を今年中に発売される新型「デミオ」に搭載する事を発表した。
「SKYACTIV-D 1.5」は「SKYACTIV-D 2.2」と同様に、低圧縮比を採用しながら「理想の燃焼」を追求。その結果、高価なNOx後処理装置無しで高い環境性能を実現しながら、2.5Lガソリンエンジン並みのトルクフルな走りかつ、高回転までリニアに加速する優れた動力性能を実現したという。「SKYACTIV-D 2.2」で実現した数々の革新的技術を踏襲し、燃焼における「均質リーン化領域のさらなる拡大」、エンジン小型化による冷却損失増大を抑制するための「断熱」技術、さらなる「機械抵抗低減」などの燃費改善技術を追加採用するなど、コンパクトカーに最適なパワートレインとして進化させた。もちろん、ポスト新長期規制をクリアするディーゼル・コンパクトカーとして日本市場にも導入される。アイドリングストップ技術「i-stop」、減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」と高効率トランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」や「SKYACTIV-MT」と組み合わせることにより、走る歓びの実現とともにハイブリッド車、軽自動車を除く、内燃機関搭載車として最高のモード燃費と大幅な実用燃費の改善を図ったという。
具体的には、小排気量ディーゼルエンジンで最も低い圧縮比14.8を採用。高分散噴霧のソレノイドインジェクターと段付エッグシェイプピストンによる火炎の壁面接触低減、過渡燃焼制御技術により冷却損失を抑制。高圧EGR&低圧EGRシステムを採用、これにより均質リーン化領域を拡大し燃費環境性能、パフォーマンスフィールを向上した。エンジン冷却システムに冷却水制御バルブ(CCV)やウォータージャケットスペーサーを採用、これにより、燃焼効率改善と機械抵抗低減を実現。低速域から高速域まで十分な過給圧が得られる回転センサー付きの可変ジオメトリーターボチャージャーを採用。吸気管一体式水冷インタークーラーを採用、加速レスポンスおよび過給効率を向上した。高価なNOx後処理システム無しで、日本ポスト新長期規制、欧州ステージ6をクリアする高い環境性能を実現している。
「SKYACTIV-D 1.5」の主要諸元(マツダ社内測定値)は、直列4気筒1.5L直噴ディーゼルエンジンで排気量は1497cc。ボア76.0mm x ストローク 82.5 mmで圧縮比は14.8。最高出力は105PS/4,000rpm 最大トルク25.5kg-m/1,500-2,500rpmを発揮する。
日本のメーカーは、誤ったパワートレーン戦略(CVTやハイブリッド重視)により、世界的に主流となりつつあるダウンサイジング・ターボエンジンやデュアルクラッチミッション(もしくはATの多段化)等の展開に致命的な遅れが発生しているが、マツダは孤軍奮闘している。新型「デミオ」はスタイリングだけで無く、パワートレーンでも大きな期待をしている。価格は未定だが、マツダの事だから期待に応えてくれるだろう。リリース文を読めば「SKYACTIV-D 1.5」に「SKYACTIV-MT」を組み合わせたモデルが設定されそうだから、更に期待は高まる。私にとって「アテンザ」「アクセラ」「CX-5」は海外市場重視で如何せんボディサイズが大き過ぎるが、新型「デミオ」は国内での使用にジャストサイズだろう。いやいやワクワクしますね。
先日、ニューヨーク国際自動車ショーで次期「ロードスター」に採用する新開発「SKYACTIVシャシー」が初公開された。車両重量は現行モデル比で100kg以上の軽量化を目指すと発表しており、真剣にアンダー1トンを目指している模様。こちらも期待が高まりますね。「デミオ」「S660」「コペン」「ロードスター」。この4台は時期は違えども、全て愛車になりそうな気がする。


↓おまけ。次期「Mazda MX-5」に採用する新開発「SKYACTIVシャシー」
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Posted at 2014/06/17 23:09:44

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