• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2016年10月24日

[フルモデルチェンジ]スバル・インプレッサ 5代目は全幅1775mmに成長 

[フルモデルチェンジ]スバル・インプレッサ 5代目は全幅1775mmに成長  スバルは「インプレッサ」をフルモデルチェンジした。セダンは「G4」。5ドアHBを「スポーツ」と呼ぶのは先代からの継承。
早いもので、「インプレッサ」も5代目となった。初代モデルは1992年(平成4年)に登場。既に「レガシィ」がツーリングワゴンでヒットを飛ばしていた頃で、よりコンパクトでラリーで勝てるモデルとして登場した事は周知のとおり。「レガシィ」が正統派ステーションワゴンなら、「インプレッサ」は軽快な印象の「スポーツワゴン」を設定し、「WRX」との2本柱となった。もはや記憶も薄れつつあるが、2ドアクーペボディの「リトナ」が設定されていたのも懐かしい話。
1998年に私が購入したのが2ドアボディの「STiバージョン4 TypeR」と言うガチガチのスポーツモデル。随分古い話になりました。
月日は流れ、スバルはラリー競技から撤退し、今や「WRX」は独立したスポーツモデルとなり、「インプレッサ」は完全にスバルのエントリーモデルとして役割を果たすこととなった。今回はセダンとハッチバックのみだが、近い将来「XV」も新型へ移行するだろう。個人的にはソレが一番気になるところだ。
新型「インプレッサ」の詳細は公式HPを見ていただくとして、やはり社運を賭けた新プラットホームである「スバルグローバルプラットフォーム」を新型「インプレッサ」から導入する事に興味がある。まぁクルマ好き目線では大きなニュースだが、一般的には地味な裏方の話題。しかし、今後登場するスバル車の大半が採用する新プラットホームなだけに、そのポテンシャルは否が応にも期待が高まるというもの。一方、期待していたパワートレーンは改良を加えられたとはいえ、1.6L/2.0Lの水平対向4気筒エンジン(NA)にCVT(リニアトロニック)の組み合わせを踏襲。今回MT車はラインナップから消えた。折角の「スバルグローバルプラットフォーム」採用なのに、パワートレーンは退屈な状態で興醒め。本来なら、このタイミングでCVT(リニアトロニック)は卒業すべきだった。
スバルはCVTの元祖であるECVTを生み出したメーカーであり、ノウハウを豊富に保有する事や、独自性の高い水平対向レイアウトにマッチするミッションを簡単に外部調達出来ない問題が有ることは想像に難くない。また、世に数あるCVTの中で、スバルのCVT(リニアトロニック)はかなり出来が良く、取り立てて非難すべき存在とは思わない。しかし、それはCVTの中で比較した話であり、最近の優秀な多段ATには太刀打ち不可。スバルがよりプレミアムな存在を目指すのであれば解決すべき問題だ。残念ながら、当面私がスバル車に乗ることは無さそうだ....。
新型「インプレッサ・スポーツ」のボディサイズは全長4460全幅1775全高1480mmと更に拡大。マツダ「アクセラ」とほぼ同寸と言える。グローバルで勝負するにはこれ位のサイズが必要なのは理解するとして、スバルにはマツダ「デミオ」に相当するコンパクトカーが無い。トヨタ/ダイハツからのOEMでお茶を濁さずに多少価格は高くとも、スバル謹製のコンパクトカーを見てみたいものだ。
新型「インプレッサ」は全車に運転支援システム「アイサイト(ver.3)」や歩行者保護エアバッグを採用するなど、先進的な安全装備を積極的に標準装着したことは称賛に値する。価格もそれなりに高価になった印象だが、上質になった内外装のお陰で割高感は無い。むしろ、FWDを設定した事に違和感を感じるくらいだ。どうせなら、スバル得意のAWDに特化しても良いのではないか。
まぁなんにしてもスバルの力作であることは間違いない新型「インプレッサ」。色々と注文を書いてしまったが、それは期待の表れ。これがトヨタならそんな期待はしない。スバル・マツダ・スズキが元気なうちはクルマ好きも安泰だ。近いうちに新型「インプレッサ」のインプレッションをお伝えしたい。



ブログ一覧 | クルマ | クルマ
Posted at 2016/10/24 22:38:36

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

5/26 月曜日の朝‼️
ミッキーたんさん

【シェアスタイル】手早く日陰へ傘型 ...
株式会社シェアスタイルさん

【グルメ】ラーメン鷹の目ーーー🤗 ...
narukipapaさん

良い空気を吸ってきました
SELFSERVICEさん

昼飯〜ラーメン🍜😋👍
一時停止100%さん

🍽️グルメモ-985- ジャスミ ...
桃乃木權士さん

この記事へのコメント

2016年10月24日 22:49
マツダも陥った罠ですけれども、先代のインプレッサって「意外と安い」っていうのが大きな武器になっていた気もするので、果たして最廉価仕様で30万以上上がった値段が受け入れられるかどうか、大変興味がありますね。
コメントへの返答
2016年10月25日 23:15
マツダはアクセラではなくデミオと言う選択肢がありますが、スバルにはそれが無い。日本市場でどの様な評価を受けるのか期待したいですね。
2016年11月1日 23:26
まったくもって仰るとおりです。
横置きFFベースだとアイシンなどの他社のトランスミッションを安易に採用できますが、アウディとスバルしか採用していない縦置きエンジンFFベースの四駆では、いよいよもってCVTではたち行かなくなったときアウディからツインクラッチを供給してもらうしか手がないというのに、アメリカで売れているからと新プラットフォームでもリニアトロニックを継続使用とは。今回はガラパゴス技術であるCVTから訣別する大きなチャンスだったのに、安易な判断が今後に影響しなければいいのですが。
ちなみに日産が出張展示している会場で新型セレナをのぞいたとき、CVTだったら興味がないですと営業マンに言ったら、マニュアルがいいんですかと聞かれました。ツインクラッチや多段速ATでないと興味がないと答えると???という感じで、営業マンですら認識がないことに正直日本の自動車メーカーに危機感を頂きました。
コメントへの返答
2016年11月3日 22:28
良く考えると、スバルBRZはアイシンの6ATを採用しているので、絶対に無理では無いはずです。スバルは、キャッシュアウトになる外部調達を嫌がっているのだと推察します。
しかし、今回プラットホーム刷新のタイミングでもCVTを継続採用したことはガッカリです。
現状のCVTでも売れているから良いのかもしれませんが、燃費もそんなに良くないことを考えると、そろそろブレークスルーが必要だと思います。
2016年11月4日 7:35
BRZはFRだから、他のスバル車にはアイシンの6ATは使えないと思っていますがどうなんでしょうね。
コメントへの返答
2016年11月4日 11:50
基本的には仰る通りだと思います。
アイシンのミッションをAWDに組合せる際はかなり開発が必要でしょうね。ならば、一から作りたくなるのも判ります。純然たるスバルファンはミッションまで内製を期待するでしょうし。
しかし、CVTではスバルの目指すプレミアムな存在にはなれないでしょうね。

プロフィール

「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/5 >>

    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

愛車一覧

スズキ ジムニー スズキ ジムニー
37台目 15ヵ月の長納期を乗り越え納車された軽ジムニー。以前2009年式のXC(7型/ ...
マツダ ロードスターRF マツダ ロードスターRF
27台目 ロードスターRFの30周年記念車。一度は落選になるも、次点(キャンセル分の繰上 ...
トヨタ GRヤリス トヨタ GRヤリス
38台目 1年以上の長納期の末に納車された進化型「GRヤリス」。8速ATの「GR-DAT ...
トヨタ ハリアーハイブリッド トヨタ ハリアーハイブリッド
36台目 ヤリスクロスHVの騒音・振動に我慢が出来ず急遽後継として導入。これまで乗り継い ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation