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2017年09月13日

[フルモデルチェンジ]ホンダ・シビックシリーズ 日本市場へ復帰

[フルモデルチェンジ]ホンダ・シビックシリーズ 日本市場へ復帰 ホンダは新型「シビック」シリーズを9月29日に国内市場で発売する。今回10代目となる「シビック」は「セダン」「ハッチバック」に加え最もスポーティーな「タイプR」も同時に日本市場へ投入される。
通常の「シビック」シリーズは8代目のFD型が2010年に販売を終えて以来、約7年ぶりに国内市場へ復帰となる。但し、「シビックタイプR EURO」(8代目)や2015年に750台限定で販売された先代「タイプR」が存在するから、そんなに「シビックが国内復活」だと騒ぐ程の事ではない。
私にとって「シビック」は5代目のEG型が一番印象的。VTECエンジンを搭載した「SiR」が輝いていたっけ。私が免許を取得した頃にフルモデルチェンジを実施し、6代目のEK型へ移行。この時に初代「シビックタイプR」が登場するわけだが、6代目のEK型はバブル崩壊の影響をモロに受け、コストダウンの爪痕が随所に目立っていたクルマと記憶している。それ以降の「シビック」は.....あまり印象に残ってないなぁ。
8代目FD型はセダンをベースに「タイプR」を設定していた。丁度その頃「S2000」に乗っていたので代車として「タイプR」をお借りして1日走り込んだが、随分とハードな乗り心地に閉口したっけ。続く「シビックタイプR EURO」も1日お借りしてテストしたが、フィット由来のセンタータンクレイアウトの弊害で、シートポジションが高くガッカリしたな...。昔話はこのくらいにして。
新型「シビック」は今年の東京オートサロンで既に実車に対面済み。もはや日本人が抱く「シビック」のイメージとは大きく乖離するボディサイズ(セダンの場合、全長4650mm全幅1800mm)に違和感がないわけではないが、郷愁にかられていても現実はひとつ。これが売れてホンダが潤えば、我々の期待するスポーツモデルの開発に弾みが付くと期待するしか無い。アチコチの誌面等で「今頃シビックを日本市場に投入しても...」みたいな批判的な記事を沢山読んだが、何故批判するのか私には理解できない。少なくとも消費者にとって選択肢が増えることは100%ウエルカムなハズ。後は欲しいと思った人が買って1票投じれば良いだけのこと。折角重い腰を上げたメーカーの挑戦を非難すべきではない。メディアはクルマ本体の出来栄えを大いに評論すれば良いのではないか。
正直に言えば、新型「シビック」のデザインは結構スキかも(笑)。マツダ的な流麗で美しいクルマづくりとは対象的で、ラギット感があり、いかにもアメリカで受けそうな(というよりアメリカそのもの??)雰囲気も流石に板についている。インテリアも判りやすい高級感はないが、新しいクルマを買う高揚感はソコソコにありそう。違う言い方をすれば、昔のホンダ車(例えるならリトラクタヘッドランプの3代目アコードとか)がもっていた「ちょっとスカした」感じで面白いかなと。現在の日本市場でこのクルマがどの程度ヒットするか判らないが、無機質なエコカーに飽々しつつも、高価な海外ブランドに手を出すには....と躊躇していた中高年層の反応が楽しみ。鍵は長年染み付いた「シビック」と言う車名から受けるイメージを刷新出来るかどうか。(「デミオ」も同じ問題を抱えている。)
個人的に注目しているのは「ハッチバック」の6MTモデル。「アルト・ワークス」や「スイフト・スポーツ」には年齢的にも(?)少し気後れするが、もはや高価格車になった「ゴルフGTI」クラスまで選択肢を拡大するのも....と悶々とする中で「シビック・ハッチバック」の6MTなら280万円と現実的。安全装備・快適装備も標準で揃うのも良心的。車重1320kgに対して、エンジンは1.5Lのダウンサイジングターボで182ps/5500rpm 24.5/1900-5000rpmを発揮するから充分なアウトプットだろう。燃料がハイオクなのは残念だが、それもスポーツモデルの勲章か。ホンダの販売店に6MTの試乗車が配備されるのなら是非試してみたいのだが。(現実的にMTの試乗車は難しいだろうな)マツダ「アクセラ」の「22XD」にも6MTが設定され、「シビック・ハッチバック」のライバルにもなりそうだが、試乗車が全く用意されておらず、これまでテスト出来ていない。
最後に最新の「タイプR」について。自ら「Honda渾身のリアルスポーツカー。」と説明するように、FFスポーツ世界一の座を目指して開発されたスポーツカー。450万円と言う価格に異論が多いようだが、私はむしろ割安感すら感じている。VW「ゴルフGTI」の6MTが389.9万円だが、アダプティブシャシーコントロール"DCC"等を追加すると「シビック・タイプR」とほぼ同価格帯になる。最新の2.0Lターボエンジンクラスのスポーツモデルはコレくらいはするということ。但し、国内では過去を見ても明らかなように「シビック・タイプR」が圧倒的にリセールが強いだろうから、トータルでは割安だと思う。但し、「シビック・タイプR」は全幅が1875mmまで拡大されているから要注意。(私の借りている駐車場は18500mm以下の制約が有る。)
今のところ、「シビック」を慌てて新車で購入する事はないと思うが、北米にはしっかりと存在する「クーペ」が日本市場にも投入されたら確実に買うつもり。ホンダさん頼みますよ。

↓日本未導入の「シビック・クーペ」。台数限定でも輸入して欲しい。


↓シビック SiR・II 1991年

↓アコード 2.0Si 1985年


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Posted at 2017/09/17 14:51:34

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この記事へのコメント

2017年9月17日 17:59
クーペ導入はないんじゃないのかな
日本市場ってドアの枚数は正義みたいなおかしな風潮あるからねぇ
ハッチバックだって3ドアでええやんて思うけどそれこもれも5ドアやし
コメントへの返答
2017年9月17日 18:29
まぁクーペの導入はないだろうね。でも、クーペが一番格好いいと思うんだけどな。単純に。
入れてくれれば買うのになぁ....

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「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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