![[マイナーチェンジ]ホンダ・ステップワゴン SPORT HYBRID i-MMD [マイナーチェンジ]ホンダ・ステップワゴン SPORT HYBRID i-MMD](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/040/576/070/40576070/p1m.jpg?ct=b5c49719c726)
ホンダは「ステップ ワゴン」をマイナーモデルチェンジした。
今回は「スパーダ」の商品力向上がメインテーマ。ギラギラ感が不足していて不評だった「スパーダ」のフロントデザインを一新。更に、トヨタ「ノア」「ヴォクシー」に対抗するため、アコードやオデッセイに搭載されていた2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」を搭載した。また、安全運転支援システム「Honda SENSING」を全タイプに標準装備とした。
現行モデルで5代目となる「ステップ ワゴン」は、独創的な横開き式のテールゲート「わくわくゲート」や世界的な潮流であるダウンサイジングターボエンジン「1.5 L VTEC TURBO」を採用するなど、クルマ好き目線で言えば、意欲作と評価出来るクルマであったが、どうにもこうにもデザインが不細工だった。日本市場では何故か好まれるギラギラした仏壇フェイスに距離を置いたのは評価したいのだが、上品でも無く、愛嬌があるわけでも無く....単に不細工だったのは残念。近年の崩壊したホンダデザインを代表するようなモデルになってしまった。
今回のマイナーチェンジでは、売れ筋となるギラギラ系「スパーダ」のフェイスリフトと、国内市場では絶対必要な「ハイブリッドシステム」の搭載を一度にやってのけた。その反面、「標準系モデル」は蚊帳の外。随分不公平なマイナーチェンジだなという印象。
技術的な問題として、フィット系の簡素なハイブリッドシステムではなく、より高度でハイパワーな2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」を搭載するためには、ステップワゴンのエンジンルームを拡大する必要があり、フェイスリフトの予定があった「スパーダ」に限られたという内情もあるようだ。
心配なのは価格。トヨタ勢が300万円弱からハイブリッドモデルを用意するのに対し、「ステップワゴン」は330万円程度からと一回り高い。当然、システム的にも贅沢な内容だから、割高とは思わないが、「ステップワゴン」を求める購買層はどう判断するか。同じホンダの「オデッセイ」とも価格帯が近いから、相当値引きしないとトヨタ勢に売り負けしそう。
しかし、どうしてミニバンは電気機関車みたいな顔が好まれるのだろう。これだけは理解出来ないんだなぁ....。まぁリアルな購買層では無いからかもしれないが。
↓デカイ「N-BOX」って感じですかね。

↓こんな顔にしないと売れないのは何故なんだろうか。

↓完全に見捨てられている標準系。プレーンなフェイスのミニバンも諦めてほしくない。
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Posted at
2017/10/14 21:29:56