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2017年10月15日

[24,890kmで売却]マツダ・デミオ XD ミッド・センチュリー 「マツダ天国」を実感 

[24,890kmで売却]マツダ・デミオ  XD ミッド・センチュリー 「マツダ天国」を実感  BMW「2シリーズ・アクティブツアラー」の納車に伴い、マツダ「デミオ」を売却した。1年10ヶ月で24,890kmを走行。近年ではもっとも距離を伸ばしたクルマになった。
まぁ「デミオ」の走行距離が伸びた要因は明確で、それまで「フレア・クロスオーバー」「S660」「デミオ(DY)・キャンバストップ」の3台体制であったところを反省(笑)し、以前から興味のあったクリーンディーゼルの「デミオ」に一本化。翌年の10月に「ジムニー」を購入するまでの走行はすべて「デミオ」のみだった。「ジムニー」も現在までに約7000kmを走破しているから、もし「デミオ」1台だったら約32,000kmを走っていたことになる。完全に過走行車ですね。週末しか乗らないのに.....。
もう随分昔から、欧州で主流となっていたクリーンディーゼルに興味を持っていて、いつかマイカーに迎えたいと考えていた。メルセデス・ベンツが2006年にEクラス「E320 CDI」を導入した際、敷居の高いヤナセへ行って試乗し、その怒涛のトルクに度肝を抜かれた事を思い出す。その後、マツダが「CX-5」で2.2Lのクリーンディーゼル「SKYACTIV-D 2.2」を展開するのは2012年から。既にメルセデスの衝撃から6年近くが経過していた。デミオが「SKYACTIV-D 1.5」を搭載して登場したのは2014年10月のこと。そして、翌2015年4月にレッドの内装色が特徴の特別仕様車「Mid Century」が発売され買うのはコレだと確信するも、既に「S660」を発注した後で即決は出来なかった。
その後、7月に「S660」が納車されるも期待したほどの刺激がなく、特にエンジンサウンドが物足りない。残念ながら寒くなってきた11月に売却が決定。ならば「S660」の売却資金を握りしめ「デミオ」の特別仕様車「Mid Century」をオーダーしようとマツダへ行ってみたら「Mid Century」は間もなくオーダー締め切り。既に希望のAWDは生産枠完売。FFモデルを本当にラスト数台で駆け込み契約となった。まあこれも縁あっての購入と思う。あと数日遅ければ特別仕様車は完売だった。
期待していた「SKYACTIV-D 1.5」の走りは想像以上のパフォーマンスで大満足だった。1.5L程度の小排気量エンジンとは思えない程に図太いトルクと、ディーゼルエンジンにしては高回転域もスムーズでスポーティな走りが楽しめた。国産コンパクトカーでは稀有な6速ATが奢られるのも魅力。CVTではどんな魅力的なエンジンも霞んでしまう。それでいて、所有期間トータルの平均燃費が 21.79km/Lを記録。燃料代の安い軽油だから、その経済性はトヨタのハイブリッド勢を確実に上回っていたはず。但し、都市部の渋滞路かつ短距離移動が主体ならばディーゼルは不適。何事も適材適所である。
スタイリングについては好みが分かれるのだろうが、私には世界的見て最も美しいデザインのクルマに分類しても良いと今でも思う。毎度乗る度に、流麗なボディラインに感心していた。その反面、実用性が多少トレードオフされていたのは否めない。特に後席は狭く、閉塞感が有ったと思うが、我が家ではリヤシートを使わないので実質的な問題は生じなかった。
世間的に評判の悪い(?)マツダ・コネクトだが、特に不都合はなかった。割りと頻繁にバージョンアップを繰り返しており、動作の安定性も当初に比べ格段に増していたと思う。むしろ、マツコネを前提にしたインパネデザインのお陰でスッキリ低くなり、前方視界が良くなった事を評価したい。
さて、未だに「マツダ」のクルマを毛嫌いする人が多いことに驚く。まぁブランドイメージというのは一朝一夕には確立しないものだから、仕方がない。更に、国内ではイメージの悪い「ディーゼルエンジン」だから、「マツダのディーゼル」と随分冷ややかな評価も耳にした。そして、常に付きまとうのが「マツダ地獄」と言う悪評。要するにリセールが低いから、マツダの下取りに入れるしか無いという悪循環。今回我が「デミオ」の売却に当たり、「マツダ地獄」どころか「マツダ天国」だったことを実証したとマツダの名誉のためにも書いておきたい。
私が購入した「デミオ」の「XD ミッド・センチュリー」(FF/6AT)は199.8万円(税込)。更にメーカーOPとして有料色(ソウルレッド)とセーフティーパッケージを加えて合計212.7万円(税込/諸費用等含まず)。購入から約1年10ヶ月が経過し、約2.5万キロを走行したクルマの買取価格として、正直想定外の高額が提示されて驚いた。台数の少ない特別仕様車だった事と、距離の割には目立った傷もなく、内外装が綺麗に保たれていた事が評価ポイントだったとか。(合計217万円から値引額を差し引いた購入金額と買取価格を比較して約80%の高評価)
更に言えば、マツダの販売店が提示した下取り価格が最も低かった(笑)事も「マツダ地獄」ではなかったことの証明になるだろうか。次のオーナーにも大事にされる事を願いたい。
正直「デミオ」には良い印象しか無い。また機会があれば、熟成された最終モデルを買ってみても良いと思っている。もう少しカラーバリエーションを増やすか、「スイフト・スポーツ」に相当するスポーティなグレードを追加設定する等、選択肢が増えることを期待したい。

↓売却直前の撮影だが、傷や色褪せも無く綺麗な状態をキープ。

↓このレッド内装が購入の決め手。日本車ではなかなか無いセンス。(この写真は購入直後に撮影)

↓後ろ姿はどことなくイタリアンな佇まい。

↓買取店へ引き渡し直前。燃料は満タンに。時間をかけ隅々まで洗車してから送り出した。

ブログ一覧 | デミオ(DJ) | クルマ
Posted at 2017/10/15 00:41:24

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この記事へのコメント

2017年10月15日 0:52
こんばんは。デミオ、美しい車ですね。すれ違うとき目で追ってしまいます。特に赤はいいですね。次のデミオのデザインが劣化しないよう願うくらいです。私はcx5はレンタカー試乗までするくらい買おうか悩んだ車でした♪ アクセラのデザインも好きで、ハッチバックで現行、これ以上美しい車はないと思います。昔のプジョー306も大好きです。
コメント失礼しました♪
コメントへの返答
2017年10月16日 22:41
Bセグメントはライバルのサイズアップが続いているので、次期デミオも3ナンバー化するのではないかと心配しています。
ボルボ V40 とても良いクルマですね(^▽^)。
今回、色々なクルマに乗ってみましたが、V40とC4ピカソの二台はとても気に入りました。いつか乗りたいと思ってます。

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「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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