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2019年09月21日

[フルモデルチェンジ]トヨタ「カローラ」「カローラツーリング」12代目の大変革

[フルモデルチェンジ]トヨタ「カローラ」「カローラツーリング」12代目の大変革 トヨタは「カローラ」をフルモデルチェンジした。セダンはシンプルに「カローラ」。ステーションワゴンは「カローラ ツーリング」となった。また、昨年一足先にデビューしていたハッチバックの「カローラ スポーツ」も一部改良を受けている。詳細はトヨタの公式ページ等をご覧ください。
ちなみに、先代モデルの「カローラアクシオ」と「カローラフィールダー」は当面併売となる模様。5ナンバーサイズの低価格モデルを求める法人需要や高齢者層に配慮した結果だろう。以前、「プリウス」が3代目へ移行した際、低価格が売りのホンダ「インサイト」対策として2代目「プリウス」を併売し、「インサイト」を駆逐した事は記憶に新しい。
トヨタ位の生産力があれば、5ナンバーサイズの旧型「カローラアクシオ/フィールダー」を低価格ラインとして単なる併売ではなく、国内特化の独自進化を指向する選択肢も面白いのではないか。
興味深いのは、新型「カローラ」シリーズはトヨタの高岡工場(セダン、ツーリング)と堤工場(スポーツ)で生産されるのに対し、先代の「カローラアクシオ/フィールダー」は震災復興支援も兼ねたセントラル自動車の宮城工場で生産だったはず。最新のTNGAプラットホームを採用するモデルは自社工場と言うわけか。
個人的に、先代モデル(特に初期型)は安物のヴィッツ系プラットホームを土台にした弱みはあれど、プレーンでユーザの使い勝手にも配慮された良心的なモデルだったと評価している。
さて、12代目となる新型「カローラ」について。
巷では「ついにカローラも3ナンバーサイズ突入」と話題の様だが、個人的な見解としては「止む無し」。既に「インプレッサ(全幅1775mm)」「マツダ3(全幅1795mm)」「シビック(全幅1800mm)」等、往年のライバル陣はとっくに3ナンバー化を果たして久しい。今更「カローラ」の3ナンバー化を騒ぎ立てるのは不公平で、むしろトヨタがここまで我慢して来たことを褒めるべきだ。
国内仕様の新型「カローラ」を分析すると面白いことがわかる。北米版のカローラ・セダンのサイズは(全長:182.3 in.=4630mm/全幅:70.1 in.=1780mm/全高:56.5 in.=1435mm/ホイルペース:106.3 in.=2700mm)なのに対し、国内版のセダンは(全長:4495mm/全幅:1745mm/全高:1435mm/ホイルベース:2640mm)だから、全長:135mm/全幅:35mm/ホイルベース:60mmもサイズダウンされていることが判る。それでいて、デザインはあまり変化していない様な印象を受けるからトヨタも頑張ったのだろう。
トヨタ自慢の「TNGAプラットホーム」の柔軟性が発揮されたと解釈すべきか。秘密のカギを解くヒントとして、海外仕様では「セダン」「ツーリング」のホイルベースは2700mmなのに対し、「スポーツ(ハッチバック)」は2640mmと区別されるが、国内仕様はすべて2640mmで統一されている。
異論を恐れずに言えば、国内仕様は「スポーツ(ハッチバック)」を土台にして、「セダン」「ツーリング」が構築されたと見るべきだろう。
残念だったのは、国内仕様にこだわっているならば、普及グレードは1.8L(NA)ではなく、1.5L(NA)で行くべきだった。1300kg前後と決して軽量ではないから、1.5L(NA)では力不足と判断したのだろうが、もう少し価格を抑える意味でも頑張って欲しかった。
今後、トヨタは全店・全車種販売を進めることを表明しているから、放置プレイの「プレミオ」「アリオン」もリストラの対象だろうか。ホンダが「シビック」をベースにちょっと上級な「インサイト」を生み出したように、「カローラ」をベースにした「ちょっと高級で演歌調」の「プレミオ」があっても良いかもしれない。過去の「カローラ」支持層に、新型はどう見えるのかがチト心配。カセットはおろか、CDプレーヤーすら用意されないとか...。
個人的な好みを言えば、「カローラツーリング」かな。ハイブリッドモデルは高価なのでパス。1.8L(NA)の中間グレード「S」が221.6万円(FF/CVT)だから、この辺りを選択するのが良さそうか。しかし、先代の「カローラフィールダー」のハイブリットモデルがトヨタ純正中古で100万円前後。こちらを買うのがクレバーな選択だろうね。とにかく、新型「カローラ」は是非試乗してみたい。






↓継続生産される「カローラアクシオ」・「カローラフィールダー」

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Posted at 2019/09/23 16:41:37

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この記事へのコメント

2019年9月23日 23:08
ツーリングのリアなんてアテンザっぽくて格好いいですね。
ただ、トヨタはオプションナビが必須だったりしますし、乗り出し価格が最低でも250万円から300万円と聞くと、やっぱりカローラにしては高すぎる気がしてしまいますね。
リセールも期待できないとなれば、軽四かミニバンが現実的な選択肢になってしまうのも無理ないですね。
コメントへの返答
2019年9月23日 23:18
最近のトヨタデザインの中では秀作だと思います。C-HRやRAV4なんかはどうにも見ていられませんが。
カローラは本来Cセグの車格だったハズなのに、国内ではカローラではなく、もっと上級な車種を売ろうと、意図的に車格を下げていたと思います。
そんな内外格差がいよいよ吸収しきれなくなった上に、全店全車種販売で車種削減が始まり、カローラ本来の車格に戻した反動が今回の新型かと。
長年染みついたイメージの払拭は簡単ではないですから、販売は苦労するのかも。
トヨタ車は中古で良いと思いますよ。信頼と耐久性のブランドですから。

2019年9月24日 9:55
やっぱりCVTなんですね。トヨタの体力があれば6ATといわず8ATでもすぐに導入できそうだと思いますが残念です。
CVTでも文句言わずだまって買ってくれる というユーザーを馬鹿にした前提があると思います。1.2LターボのAT版が出る場合はCVTでないことを期待します。

代車で某国産の背低ミニバンを先日まで半月ほど借りてました。ダイレクト感のないもわーと加速するCVTにこんなにひどいんだと呆れました(そもそも乗り心地がそれにも増して最悪でしたが)

ツーリングは RAV4よりはだんぜんデザインがいいかと思います。
なので なおさらCVTからの脱却を期待してしまいます。
コメントへの返答
2019年9月24日 16:38
仰る通りで、折角プラットフォームを新規開発してもミッションがCVTのままでは意味が無い。
残念ながら、ホンダもその傾向ですし、日本メーカーのCVT傾注には呆れてしまいます。
アイシンには優秀な多段ATがラインナップされ、海外メーカーがこぞって採用してますから、単にコストとカタログ燃費対策なんでしょうね。
是非、開発担当者の見解を聞いて見たいです。

プロフィール

「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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