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2020年11月23日

[カタログコレクション]マツダ3代目「RX-7(FD3S型)」1998年版【第17弾】

[カタログコレクション]マツダ3代目「RX-7(FD3S型)」1998年版【第17弾】  カタログコレクション【第17弾】はマツダ「RX-7(FD型)」です。
何千冊とカタログをコレクションしていても、やはりこれだけは絶対に手放せない...と思う大切なカタログが何冊かある訳ですが、コレは確実にその中の1冊でしょう。
今回のカタログは1998年1月版。FD型のRX-7としては、所謂「中期型」。MT車に搭載するロータリーエンジンは265psを発揮し、テールランプは丸型3連式のタイプ。中期型から「アンフィニRX-7」ではなく「マツダRX-7」へ改名されたと記憶しています。
何故このカタログが「絶対に手放せないのか」と言えば、実際に商談をし、ギリギリまで購入を悩んだ際のカタログだから。
就職氷河期と言われた1998年4月に私は新社会人デビューを果たした。今思えば無謀にも、初任給を握りしめつつ新車購入に向け車種選定を進めていた。
当時はマツダより日産好きだったから、最有力候補は1998年5月発売予定の日産「スカイラインクーペ(R34)」。コレを発売と同時に購入するつもりでいた。当時はインターネットで新型車画像が事前にリークされる....なんて楽しい事は無く、雑誌の下手糞な予想イラストを見ては悶々としながら発売日を待っていた。
その際対抗馬として検討していたのがマツダ「RX-7」とスバル「インプレッサクーペSTi Ver4 TypeR」だった。
まぁ結果的に待ち焦がれた「スカイラインクーペ(R34)」だが、そのデザインがイマイチ好みではなく、あえなく却下。マツダ「RX-7」とスバル「インプレッサクーペSTi Ver4」を比較し、購入したのはスバル「インプレッサ」だった。
正直なところ、未だになんであの時マツダ「RX-7」を買わなかったんだ...と当時の自分を説教してやりたいとずっと思い続けている。
まぁ商談当時は当面北海道内で勤務すると想定し、FRのマツダ「RX-7」では雪道で苦労するだろうとビビった事に加え、マツダに「RX-7」の試乗車が用意されておらず、商談が弾まなかった記憶がある。多分「燃費」に若干腰が引けていたのもあるだろう。
実際には「インプレッサ」の納車後2ヶ月もしないうちに東京本社配属となり、雪道を心配して「RX-7」を買わなかった事を激しく後悔(笑)することになる。
別に誰も悪くない。完全に自分のミスと言うか、オウンゴールだから、余計に悔しい記憶だけが残っている。
その後、あまり気に入らなかった「インプレッサ」に疲れ、自分のクルマ趣味が国産スポーツカーからファニーなVWニュービートルを経由し、ドイツ車方向へ転身を遂げたこともあり、マツダ「RX-7」は買えず仕舞いでモデル廃止となった。
このカタログを開くと、今となっては貴重な「手書き」の見積書が今も挟まれている。グレードは「Type RB バサースト」で付属品は予算の都合上、フロアマットのみ。総支払金額は384.7万円と記載されている。
今の基準で見ればかなりリーズナブルな価格設定だな...と思うのだが、初任給を貰ったばかりの新社会人にはとてつもなく高価なクルマに感じた。
これまで28台の愛車遍歴を辿ったので、乗りたいと思ったクルマは割と手に入れて来た方だと自負しているが、それでも「乗れなかったクルマ」は結構ある。
恐らく、この時マツダ「RX-7」を購入していたら、その後の愛車遍歴は大きく変わっていたと思う。皆さんにもそういうクルマってきっと有りますよね??




↓【過去記事】カタログコレクション↓

第01弾 マツダ「ファミリア」1991年版

第02弾 いすゞ「ジェミニ」1987年版

第03弾 日産「ローレル(C33)」1989年版

第04弾 日産「マキシマ」1989年版

第05弾 日産「シルビア」1989年版

第06弾 ホンダ「コンチェルト」1988年版

第07弾 スバル「インプレッサ・リトナ」1994年版

第08弾 トヨタ「キャバリエ」1995年版

第09弾 スズキ「カルタス・クレセント」1996年版

第10弾 三菱「FTO」1994年版

第11弾 ダイハツ「アプローズ」1997年版

第12弾 ダイハツ「ストーリア」1998年版

第13弾 スバル「ヴィヴィオ」1994年版

第14弾 マツダ「センティア」1991年版

第15弾 スズキ「ジムニー」1995年版

第16弾 トヨタ「セプター・ステーションワゴン」1996年版
ブログ一覧 | カタログコレクション | クルマ
Posted at 2020/11/23 01:13:22

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一時停止100%さん

お疲れ様でした🙇
ゆう@LEXUSさん

ラジコンカーメンテナンス^_^
b_bshuichiさん

この記事へのコメント

2020年11月23日 7:19
僕が乗り損ねて惜しい思いをしているのは、2代目プレリュードとビートです。
ちなみに、もう一度所有したいのはニュービートルカブリオレとインテRとジムニーです。

このような話で盛り上がるのもクルマ好きとしては面白いかも!(笑)
コメントへの返答
2020年11月23日 12:41
あぁ私もビートは所有出来なかったクルマですね~。
ニュービートルは今のうちに動態保存する個体を確保すべきか悩む時がありますね(^o^)


2020年11月23日 17:19
スカイラインを所有しなかったことくらいかな
ちょっと高くなりすぎたよなぁ
他にもあるけど中古でいいならどうにでもなるし、それをしていないということはその程度なのだろうし
コメントへの返答
2020年11月23日 18:42
中古車で成就出来る場合もあれば、思い出のままにした方が良いクルマもあるよね。
やはりバブル期のクルマは今乗るとボディ剛性が不足していたり、安全装備が無かったり色々と制約もあるからね。
初恋は淡い思い出のままにしておくのが宜しい(笑)のかなと。
現行スカイラインは全然欲しくならないのが残念(T_T)。
2020年11月23日 23:27
こんばんは。98年というとフォード入りしたマツダがデミオで盛り返し、最後のカペラ、ファミリアがデビューという時期ですね。私は前年に中古でユーノスコスモSXを購入しましたがロータリーにとっては先が読めない時期でしたしこの年デビューのNBもキャリーオーバーでマツダの意地で開発してましたね。FDはいま激しく高騰していますが新車で400万切りは買いですね。こうして時間が経つと初期型のオリジナルのフロントマスクがいかに完璧だったかと感じます。ドルフィンテールのリアスポイラーはいまでもリアスポイラーのデザインとしては最高です。
コメントへの返答
2020年11月23日 23:32
そうですね。98年のマツダはデミオの拡販に躍起だったと記憶しています。
NBロードスターもこの年でした。懐かしいですね。
近年のRX-7はかなり価格高騰していますが、まぁこれだけの長い年月をコンディションを保ちながら維持してきた手間暇を考えると当然かも知れませんね。
FD型RX-7が発売されたときの衝撃は忘れられません。FC型が一気に古く見えたのを思い出します。

プロフィール

「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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