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2021年01月07日

[カタログコレクション]マツダ 8代目「ファミリア・ネオ」1994年版【第26弾】

[カタログコレクション]マツダ 8代目「ファミリア・ネオ」1994年版【第26弾】 カタログコレクションの第26弾は謎のクルマ、マツダ「ファミリア・ネオ」を取り上げたいと思います。
「ファミリア・ネオ」と言ってコレがパッと浮かぶ人はかなりのカーマニアか、マツダファンかも知れません。今回のカタログは1994年6月版。8代目「ファミリア・ネオ」登場時の初版です。
1994年6月にフルモデルチェンジを行い8代目へ進化した「ファミリア」だったが、「ファミリア・ネオ」は見事に超絶不人気。僅か2年後の1996年10月のマイナーチェンジでモデル廃止。急遽開発された無難(無残?)な「ファミリア・ハッチバック」に代替されてしまいます。海外市場では「ファミリア・ネオ」の販売が継続された他、国内でも兄弟車種フォード「レーザー」のハッチバックは継続でした。
「ファミリア・ネオ」が単なる不人気車ならば、それだけのお話ですが、マツダの基幹車種「ファミリア」のハッチバックが何故こんな不可解なモデルチェンジをしてしまったのか。当時は全く理解出来ずショックでした。実際このあたりからマツダ車への興味を失って行ったと思う。
「ファミリア」の系譜を整理すると、一世代前の7代目「ファミリア」はセダン・ハッチバックに加え、5ドアHB「アスティナ」があった傑作世代。以前このカタログコレクションの【第1弾】で取り上げた。
まず、「アスティナ(海外名:マツダ323F)」の後継として1993年8月に「ランティス・クーペ(マツダ323F)」がデビュー。
「アスティナ」は国内より欧州で好評だったから、車格を上げて「ランティス・クーペ」へ進化したのは割と理解できる。
その「ランティス」で先行した新世代「ファミリア(マツダ323)」シリーズの3ドアハッチが「ファミリア・ネオ」だと言われればナルホドね....と理解。確かにデザインテーマは近いな。(↓写真貼っておきます)
8代目「ファミリア(マツダ323)」は「ランティス・クーペ」・「セダン」・「ネオ」の3本で完成だったのか....。そう言われると、マツダらしいデサインで攻めたモデルチェンジだった気がしてきました。うーん判りづらい!!
「ファミリア」はその後、1998年6月にフルモデルチェンジ。「ハッチバック」改め「ファミリアS-ワゴン」と名乗るがセールスが大きく回復することはなく、2003年10月に「アクセラ」へバトンを渡した。
さて。改めて「ファミリア・ネオ」のカタログを読み返してみると、不思議なことに個性的で悪くないじゃないの....と思う(笑)。当時は斬新・個性的より奇妙・不格好と思ったが、プリウス系の奇っ怪デザインに慣れたせいか、全く違和感を感じませんね。なんで当時は気付かなかったのかな...。
そういう意味では、「ランティス」も含め早すぎたデザインだったのかも。なんというか、この時代に模索したデザインが現在の「Mazda3」で結実しているような気がします。
あぁあんなに不可解だった「ファミリア・ネオ」が、現行「Mazda3」のご先祖様だった事に改めて納得したら勝手にスッキリしました。ではまた次回。




↓1996年10月に急遽投入された「ファミリアハッチバック」

↓7代目「ファミリア・アスティナ」

↓1993年に登場した「ランティス・クーペ」(アスティナの後継)

↓現行「MAZDA3 FASTBACK」


↓【過去記事】カタログコレクション↓

第01弾 マツダ「ファミリア」1991年版

第02弾 いすゞ「ジェミニ」1987年版

第03弾 日産「ローレル(C33)」1989年版

第04弾 日産「マキシマ」1989年版

第05弾 日産「シルビア」1989年版

第06弾 ホンダ「コンチェルト」1988年版

第07弾 スバル「インプレッサ・リトナ」1994年版

第08弾 トヨタ「キャバリエ」1995年版

第09弾 スズキ「カルタス・クレセント」1996年版

第10弾 三菱「FTO」1994年版

第11弾 ダイハツ「アプローズ」1997年版

第12弾 ダイハツ「ストーリア」1998年版

第13弾 スバル「ヴィヴィオ」1994年版

第14弾 マツダ「センティア」1991年版

第15弾 スズキ「ジムニー」1995年版

第16弾 トヨタ「セプター・ステーションワゴン」1996年版

第17弾  マツダ「RX-7」1998年版

第18弾  スズキ「X-90」1995年版

第19弾  マツダ「オートザム・レビュー」1990年版

第20弾  日本フォード「フェスティバ」1989年版

第21弾  日本フォード「レーザー・クーペ」1989年版

第22弾  日産「プリメーラ」1991年版

第23弾 日産「ブルーバード」1990年版

第24弾 日産「セドリック」1991年版

第25弾 三菱 「ディアマンテ」1990年版
ブログ一覧 | カタログコレクション | クルマ
Posted at 2021/01/07 00:00:18

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この記事へのコメント

2021年1月7日 9:40
CR-X(サイバー)同様に、後方視界を確保するためガラス窓付きリアハッチというのも個性的でイケてると思っていました🎶
クーペ的な傾斜のリアハッチのこういうクルマは好きでした‼︎
アスティナ/ユーノス100、ランティスクーペ、
5ドアセダンのMS-6、コロナSF、サーブ900など。
まったく売れなかったですけど、MS-6はルノーラグナのデザインのめちゃ影響を与えたって当時の記事を読んだ覚えがあります!
コメントへの返答
2021年1月7日 12:04
コメント有り難うございます。
確か、ルノーラグナをデザインした方は、元々フォード在籍のパトリック・ル・ケモンで、8代目ファミリアのデザインにも関与していたはずですよね。
マツダのデザインが欧州志向なのはずっと変わりませんね。

プロフィール

「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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