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2025年04月03日

[売却しました]ルノー・トゥインゴ INTENS"Canvas top"EDC

[売却しました]ルノー・トゥインゴ INTENS"Canvas top"EDC 我がルノー「トゥインゴ」インテンス"キャンバストップ"EDCを売却した。昨年3月末に納車されたクルマなので、丁度まる一年の運用だった。
累計走行距離は約7,000kmで納車以来の平均燃費は16.43km/L。ハイオク仕様である事は割り引く必要があるだろうが、まあ現代のコンパクトカーとしてギリギリ経済的と言えるレベルだろう。
近年、電動化の波に飲まれ所謂Aセグメントのコンパクトカーは絶滅危惧種になりつつある。既にVWアップやフィアット500も生産終了。ルノートゥインゴも私が購入したロットが日本仕様のファイナル。欧州製のコンパクトカーが好きでこれまでも好んで乗ってきたが、いよいよ選択肢が無くなってしまった。
ルノー「トゥインゴ」は一言で言えば久しぶりに癖のある個性派輸入車だったと思う。
リヤエンジン・リヤ駆動のRRレイアウトに、0.9L3気筒ターボエンジンに6速EDC。なんといってもフロントにエンジンが無い恩恵で最小回転半径は4.3mと軽自動車もびっくりの小回り性能。
私は過去に回転半径3.6mを誇るスズキ「ツイン」に乗った経験があるから、そこまで驚きはしなかったが、現行スズキ「アルト」の最小回転半径が4.4mだから、僅か0.1mと言えども「トゥインゴ」が下回ったのはシティーコミューターとして評価すべきポイントだろう。まぁ北海道で乗ると最小回転半径の小ささがモノを言うシチュエーションが少ないのは否めないが、小回りなんぞ利いて困ることは無い。
私の中でホンダS660を挟んではいるが、事実上フィアット「500c」の後継として購入したのが「トゥインゴ」。キャンバストップを選んだのもフィアット「500c」の流れを汲んだものだ。
結論から言ってしまえば、エンジンのアウトプットやトランスミッションの性能は「トゥインゴ」の設計年次が新しいだけにアドバンデージがあるが、クルマ全体というか、トータルの印象はフィアット「500c」が好みだった。結果28ヵ月所有したなにやら饒舌で情熱的なフィアット「500c」に対し、12カ月の所有で終わった寡黙なルノー「トゥインゴ」と明暗が分かれたように思う。
まぁこれは完全に好みの世界なので、全く正反対の評価を下す人も多いのではないかと思う。いずれにしても、機械的にもっと優秀で燃費にも優れる日本メーカー製のコンパクトカーがゴロゴロ沢山存在する中でのマニア向け物件の話。どちらもごく一般的な実用・経済性を求めるユーザーにおススメすべき類の代物ではない。
それは価格にも言えることで、近年の為替相場や資源・生産コスト高を受け「トゥインゴ」も幾度の価格改定(値上げ)を実施。私が契約した2023年7月の最終仕様は274万円に高騰。手持ちのカタログでは2020年5月時点の「トゥインゴ」 EDC キャンバストップは213万円。僅か3年間で61万円も値上がりをしている。これが一般的な実用車なら不買運動が起きそうだが、マニアックなフランス車の値上げは話題にもならないのが面白いね。
まぁ価格の話はさておき「トゥインゴ」はRRモデル特有のお尻から押される独特の加速感と、キレの良いコーナリング特性はクルマ好きなら一度乗ってみる価値はあると思う。あの独特の走行フィールは他モデルからは得られないものだ。
一方で、若干曖昧なステアリングフィールやリヤエンジンのお陰でフロント側からエンジンノイズが侵入しないのは良いが、それ以上にロードノイズが喧しいのは好みでは無かった。まぁ良い部分とイマイチな部分が割と共存する癖の強いコンパクトカーという事ですかね。正直「トゥインゴ」から「ジムニー」に乗り換えると、結構常識的な振る舞いをするクルマに感じてしまうのが可笑しかったな。まぁ「ジムニー」だって一般的には癖強物件ですからね。
さて。今思う事は、これで当面輸入車は乗らないだろうなと。以前からいずれチャンスがあれば乗りたい...と思っているマイカー予備群は色々候補があるのだが、輸入車は含まれていない。今後「欲しい・乗りたい」と思う輸入コンパクトカーが登場することに期待したい。なんにしても最後ギリギリの駆け込みで「トゥインゴ」に乗れて良かった。
「トゥインゴ」の後継についてだが、かなり性格の違うキレキレのモデルがスタンバイをしている。恐らく今後一カ月以内には納車になる予定。今のうちにガレージ内のお掃除でもして納車を待ちたいと思う。


↓28ヵ月所有したフィアット「500c」


ブログ一覧 | トゥインゴ | クルマ
Posted at 2025/04/03 21:52:50

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この記事へのコメント

2025年4月4日 11:14
トゥインゴお疲れ様でした。世界中で昆虫が激減しているらしいのですが、それと同じようにコンパクトカーのラインナップも減っている気がします。寂しい限りです。
次の愛車は、コメントから推測してGRヤリスに一票入れたいです!
私事ですが35thロードスターが明日納車です😆週末の天気が気になりますがとにもかくにも明日が待ちきれません。
コメントへの返答
2025年4月4日 11:24
欧州の皆さんは本当にAセグのコンパクトカーがBEV移行出来ているのか不思議ではありますが、このセグメントはもう失われてしまうのでしょうね。残念です。
35thロードスター納車おめでとうございます(^▽^)/
まだ北海道の路上では目撃していません。是非楽しんでくださいね。
私の次期愛車ですが、ズバリ大正解です(笑)
2025年4月5日 9:16
確かに最近はこういうお手軽に楽しめる癖強輸入車は激減してしまいましたよね。
ちなみに当方の現車は12年落ちのベリーサです。昨今の輸入車よりよっぽど楽しめる気がしてます。
コメントへの返答
2025年4月5日 9:37
輸入車に何を求めるかは人によって違うかもしれませんが、私は日本メーカーのクルマには無い「癖」とか「こだわり」を求めたくなります。過度にグローバル化が進んだ結果なのかもしれませんね。
ベリーサは私も2009年頃に所有していました。凝ったヘッドライトの造形は傑作ですよね。インテリアもコストがかけられていて良いクルマでした(^▽^)/

プロフィール

「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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