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2018年03月18日 イイね!

[累計走行6,000km突破]BMW・218dアクティブツアラー 

[累計走行6,000km突破]BMW・218dアクティブツアラー 我がBMW「218dアクティブツアラー」の走行距離が6000kmを突破した。納車以降、約5.5カ月で6000kmだから、まぁ予定通りのペースだろうか。
久し振りのドイツ車だから、初期不良も含め細々したマイナートラブルは覚悟していたが、残念ながら(?)現時点まで全くのトラブルフリー。壊れる気配すら感じないから大したものだ。
故障ではないが、例のタカタ製エアバッグに関するリコール対象に該当するらしいので、なんかマイナートラブルが発生した際に一緒に入庫して改修をと思っていたので入庫しそびれている。
さて。私の「218dアクティブツアラー」は、直列4気筒のディーゼルターボエンジンだが、これまでの累計平均燃費は19.11km/Lを記録。e-燃費による同車種ユーザ平均値が16.20km/Lらしいから、約3km/L位も上回っている。やはり、ディーゼルエンジンは長距離中心の運用で真価を発揮するのは間違いない。お安い軽油価格に加え、1500kgを超える車重を考慮すると優れた経済性と言える。概ね700kmのインターバルで給油し平均36L/4000円程度。ガソリンモデルならザっと2倍のランニングコストが必要になる計算だ。
間もなく納車から半年が経過する。月日の経過に驚くばかりだが、このクルマには割と気に入って乗っている。スポーツタイプのクルマではないから、惚れ惚れするような切れ味やサウンドを楽しめるわけではない。しかし、これ1台で大抵の荷物を平然と飲み込むスペースと、大人2名がゆったりと爽快なドライブを楽しめる環境に加え、嫌味のないちょっとした上質感を得られるのは期待以上である。国内メーカーのクルマでコレの代わりはちょっと思い当たらない。以前、気に入って乗っていたマツダ「ベリーサ」の世界観をBMWが作るとこうなるって感じかな。
なかなか日本市場でこの中庸なキャラクターは理解され難いのだろうが、不人気車の中から宝探しをするのもカーマニアの醍醐味。案外こういうクルマは長く乗っても飽きないタイプなのかもしれない。まぁ私の場合は常に次のクルマを探し続ける病人みたいものだから、その限りではないのだが...。

↓500kmを超えても燃料計は1/2程度。なかなかの経済性である。

↓以前乗っていたマツダ「ベリーサ」。何となく「アクティブツアラー」と似ている様な。
Posted at 2018/03/18 00:43:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW218dアクティブツアラー | クルマ
2018年01月12日 イイね!

[マイナーチェンジ]BMW・2シリーズ アクティブツアラー/グランツアラー

[マイナーチェンジ]BMW・2シリーズ アクティブツアラー/グランツアラー我が愛車であるBMW「アクティブツアラー/グランツアラー」のマイナーチェンジモデルが公開された。数カ月前に偽装したテストカーと高速道路で遭遇していたからマイナーチェンジが近いと思っていた。
「アクティブツアラー」は2014年3月のジュネーブショーでお披露目され、日本仕様は同年12月に発売が開始されているから、本国では登場からまもなく4年。モデルライフの折り返しとしてマイナーチェンジを受ける。ちなみに「グランツアラー」は2015年に登場し、日本仕様は5月から発売されている。
現時点で判明している変更点は、前後フェイスのリフレッシュだ。ヘッドランプとフロントグリルは最新のBMW流儀へチェンジ。前後バンパーの造形も変更されている。Mスポーツモデルも同様にリフレッシュを受ける様だ。
メカニズム面では、ガソリン3気筒1.5Lエンジンは6ATから7速DCTへコンバートされる模様。時代に逆行している感もあるが、経済性を追求した選択だろう。既に同プラットホームを利用する「X1」やMINI系も7速DCTへ移行が発表されている。
個人的にはもっと大掛かりなフェイスリフトを実施すると想定していたが、写真の印象では小幅なリフレッシュに留まった印象。日本では正直影の薄い「アクティブツアラー/グランツアラー」だが、ドイツ本国ではスマッシュヒットを飛ばしているらしい。
BMWのブランドに何を期待するかは人それぞれだろうが、国産車には無い、ちょっと便利で高級なCセグメントハッチバック。マツダ「ベリーサ」を「アクセラ」ベースでモデルチェンジしていたら「アクティブツアラー」の競合車になったかも。
我が家の「アクティブツアラー」は納車から3カ月が経過し、走行距離はまもなく5000kmに到達。週末ドライバーとしては、ちょっと過走行気味。パワフルで経済的な2.0Lディーゼルターボエンジンに8ATの組み合わせに文句は無い。現在までの平均燃費は18.85 km/Lである。前愛車である「デミオ」の1.5Lディーゼルターボは所有期間トータルの平均で21.79km/L。両車の重量差は約400kgにも達するから、「アクティブツアラー」の燃費は大したものだ。
「アクティブツアラー/グランツアラー」のマイナーチェンジモデルがいつから日本でリリースされるのかは不明だが、その際は是非乗り比べて見たい。




Posted at 2018/01/12 23:33:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW218dアクティブツアラー | クルマ
2017年11月08日 イイね!

[ファーストインプレッション]BMW・218d アクティブ ツアラー Luxury

[ファーストインプレッション]BMW・218d アクティブ ツアラー Luxury新たな愛車であるBMW「218dアクティブツアラー」が納車から無事1カ月が経過。早くも走行距離は1900kmを超えた(過走行まっしぐら...)のでファーストインプレッションを書いておきたい。
「アクティブツアラー」はクルマ好き(特にBMW好き)から「FFのBMWなんて..」と辛辣な批評をされるクルマと言う意味で近年稀有な存在ではないかと思う。
BMWは長年に渡り積み上げたブランドイメージである「駆け抜ける歓び」を実現する要素として「FR」「6気筒エンジン」「重量バランス50:50」等にこだわり体現化してきたのだから、自ら戒律を破り、「FF」であり「MINI」と共有する「UKLプラットフォーム」を用いたBMW版のエントリーモデルを企画した時点から「問題児」の誕生は明白だった。一方、世の売れ筋であるSUVの「X1」や、エントリーモデルの根幹たる「1シリーズ」を性急にFF化するのは高リスク。ならば新規参入である「ユーティリティ系」のモデルで地ならしをして....と「アクティブ/グランツアラー」が企画されたと考えると色々合点が行く。
ライバルのメルセデスもエントリーラインであるFF系モデルで共有する「MFAプラットフォーム」のローンチは2011年に「アクティブツアラー」と同じユーティリティ系の「Bクラス」だった。
「アクティブツアラー」が見事(?)矢面に立ち「露払い役」を果たしたお陰で、SUV「X1」のFF化は冷静に市場へ浸透し、次期「1シリーズ」もこれに続くという専らの噂。先日は「X1」のクーペ版である「X2」も正式に発表された。(このタイミングで発表するなら東京モーターショーでワールドプレミアしてくれても良いのに...)マニアがどんなに騒いでも、BMWエントリーラインのFF化は今後も続きそうだ。
さて。現実の問題として、「アクティブツアラー」はBMWのブランドイメージ「駆け抜ける歓び」にマッチしない背高風なボディや、イマイチ「ピリっ」としないフロントマスク等が災いしてか、BMWが期待した程にセールスは順調と言えないらしい。先日、高速道路で擬装した「成田ナンバー」の「アクティブツアラー」と「X1(もしくはX2)」のテスト走行チームに偶然遭遇したから、MC(BMW風に言えばLCI)が近い様だ。当然色々と改善されるだろうね。
お買い得なクルマを探している方にMC前の「アクティブツアラー」は絶好のチャンスと言っておこう。なにせ市場の評価はイマイチでも、ハードウェアの出来栄えとは全く別次元のハナシ。世界的に力作揃いであるCセグメントのライバル達と比較しても、何ら性能的に劣るモノではない。それは納車以降、約1900kmのドライブを経て改めて実感している。
私の「アクティブツアラー」は2.0Lのディーゼルターボエンジン(B47C20A型)を搭載し、150PS/4000rpm 33.7kg-m/1750-2750rpmを発揮する。最新のディーゼルエンジンとしては驚くほどハイパワーではないが、日本の道路上では充分過ぎる位のアウトプットを誇る。
マツダのディーゼルエンジンと同様に、特別な後処理(尿素等)を必要としない最先端の排出ガス処理技術「BMW BluePerformance テクノロジー」によるメインテナンスフリーを実現したエンジン。
マツダのディーゼルエンジンはDPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)再生時にアイドリングストップのキャンセルや急激な燃費低下を伴うから、容易に動作を認識出来るのだが、「アクティブツアラー」の場合、現時点までにDPF再生を体感出来ていない。更に、アイドリングストップの作動時・復帰時の振動はマツダの弱点。「アクティブツアラー」はかなり低振動でスムーズなのに驚いた。
一方、マツダのディーゼルは回転フィーリングが軽快で、レッドゾーンまで綺麗に吹けていくが、「アクティブツアラー」の回転フィールはやや重厚。低回転域の太いトルクで走らせるディーゼルの典型と言える。アイドリング時のガラガラと言う車外のノイズもマツダに比べて大きい。まぁ車内はマツダ以上に静粛が保たれるから問題ではない。
マツダのATは現時点で全車6速だが、「アクティブツアラー」は贅沢にもアイシンAW製の8速タイプが奢られるから、変速のステップは細かくてエンジンの美味しい領域を掴み続ける。マツダもそろそろ「アテンザ」や「CX-5/8」の上級モデルだけでも、8~10速ATを採用する時期だろう。
個人的に「ディーゼルエンジン」と「8速AT」を組み合わせる贅沢なパワートレーンだけでも、このクルマを購入する動機の大半を占めるポイント。最近のCVTは以前より嫌なフィーリングが改善されていることは事実だが、やはり超えられない壁は存在する。乗れば直ぐに判ることだが...。
ちなみに、私の環境で「アクティブツアラー」の燃費は平均18.44km/Lを記録。まぁ、まだ2回しか給油してないから参考値で。(同車種ユーザのe燃費平均値は16.56km/L)車重が1530kgもあるクルマとしては結構良好な数値と言えるだろう。
改めて「アクティブツアラー」をじっくり観察すると、「チョっと背の高い欧州製Cセグメントのハッチバック」。これに尽きる。VW「ゴルフ」のサイズは全長4265mm全幅1800mm全高1480mmなのに対し、「アクティブツアラー」のサイズは全長4350mm全幅1800mm全高1550mmで、全長+85mm全高+70mm。恐らく写真のイメージよりかなりコンパクトな寸法ではないかと思う。
BMWが日本でこの車を「ミニバン」のセグメントで売ろうとしたのが間違い。スバル「エクシーガ」やトヨタ「ウィッシュ」が生産中止になった様に、この国ではスライドドアが必須。しかし、我が家の様に夫婦二名の環境で三列シートやスライドドアは不要だが、荷室が広くて困ることはない。個人的には何事にも丁度良いパッケージングで大人向けの悪くないクルマだと思う。無責任な言い方をすれば、「ステーションワゴン」と「SUV」のクロスオーバー。
このクルマの走りの印象は良くも悪くもFF車として少し特異なポジション。セオリーではVWゴルフの様にドッシリとした直進安定性とド安定なコーナリング特性がお似合いだと思うのだが、割と機敏なステアリング特性である。短時間の試乗では「敏感で落ち着きがない」と感じるかもしれないが、実際はかなり正確なステアリングである。これがBMW流の「駆け抜ける歓び」だろうか。見た目に反して山道のコーナリングも得意分野で、余計な切り足し・切り戻しが少ない。ガッチリとしたボディ剛性があるから実現出来るチューニングだろう。個人的には一昔前のマツダ車(ZoomZoom世代)に似たステアリング特性なので嫌いではない。
足回りは全高を1550mmに抑える目的で全車Mスポーツサスを標準装備するため、全般的に硬めの味付け。特にタイヤがランフラットなので、バネよりタイヤそのものの硬さが目立つ印象。今月末にはラジアルタイプのスタッドレスに交換する予定なので、乗り味がどう変わるか様子をみたい。
但し、不思議なことに夏休みにお借りした試乗車と比べると、全般的にマイルドな乗り味に感じている。若干車内の静粛性も高いように感じる。お借りした試乗車とはグレードの違い(スタンダード→ラグジュアリー)と、2017年4月に実施した一部改良前/後モデルの違いがある。欧州車の常で色々と改善・熟成が進んでいるのかもしれぬ。サスの形式は前:ストラット 後:マルチリンクで当然の様に前後スタビライザーや4輪ディスクブレーキも装着されるから、価格なりの走りは充分に味わえる。覚悟はしていたが、ブレーキダストが酷くて洗車が大変である。
今回はサンルーフを優先し在庫車から購入したので、珍しく(?)色々とメーカーオプションが装着されたクルマである。「コンフォートパッケージ」に含まれるオートマチックテールゲート(電動開閉)やライトパッケージ(室内のアンビエントライト等)は選択可能ならば、オーダーしなかった装備(笑)だが、使ってみると割と便利だったり、室内の雰囲気が変わって面白かったりで新しい刺激。(下の写真を参照)
まぁそんな一面もある一方、相変わらずエアコンの微調整や雨滴感知ワイパーの感度がイマイチだったりする弱みもあるから、日本のサプライヤーはビジネスチャンスがありそう。
標準装備のiDriveも正直使いこなせていない。発展途上(?)のマツダコネクトに比べ設定可能な項目は多岐に渡るから、もう少し時間がかかりそう。カーナビはアルパイン製。地図テータの無料更新(USBメモリにダウンロード)が初回車検まで付帯しているから安心だ。
長くなったのでそろそろ結論を。
何かと問題児扱いの「アクティブツアラー」であるが、BMWのFRモデル群との身内比較をしても意味は無い。むしろ大いに比較すべきは、群雄割拠であるCセグメントのライバル達であるハズだ。VW「ゴルフ」の鉄板かつ安定の走りとは趣の違う、BMW流FF版「駆け抜ける歓び」も一度乗ってみる価値はある。
確かにCセグメントのライバルより割高な価格設定なのは否めないが、採用するパワートレーンや装備レベルも結構贅沢な仕様だから、決してインチキなボッタクリ車ではない。(交渉次第ではお買い得なクルマにも変貌...。)周囲とあまり被らないクルマなのもポイント(笑)。
個人的に、このクルマ最大の購入動機である巨大な「電動サンルーフ」を早速全開にして、空気が綺麗で紅葉の進む山道ドライブを楽しんでいる。ブランドイメージや他人の評価に左右されず、クルマ本来の実力を評価出来る方にはぜひ試していただきたい。

Posted at 2017/11/08 23:16:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW218dアクティブツアラー | クルマ
2017年10月03日 イイね!

[26台目の愛車が納車]BMW・218d アクティブ ツアラー Luxury【後編】

[26台目の愛車が納車]BMW・218d アクティブ ツアラー Luxury【後編】さて【前編】では紆余曲折(笑)を経て、BMW「218d アクティブ ツアラー」に辿り着くまでの経緯をザッと書いてみた。今回は【後編】である。
次期愛車の選定テーマとして掲げた「乗れて・積めて・走れて・屋根が開くクルマ」と言うコンセプトは簡単な様で、なかなかピタリとハマるクルマが無く、結構苦労した事は【前編】で書いた通り。
我が国で「オープンカー」とはマツダ「ロードスター」に代表されるコンパクトな2シーター車と言うのが通例で、優雅な「4座オープン」や「キャンバストップ」と言った他の選択肢は極めて少ないのが実情だ。
「サンルーフ」は過去にホンダ「プレリュード」やマツダ「ファミリア」で大ヒットした例もあるが、最近はどんどん設定車種が減る傾向。巷では「サンルーフ」=愛煙家の換気口と思う方もいるとか。
まぁ一部の好事家しか喜ばないマニアックな装備かもしれないが、国内メーカーには「キャンバストップ」や「サンルーフ」の選択肢位は豊富に用意して欲しいものである。
自身の車歴を振り返ると、既に7台の「オープンカー」を購入し、乗ってきた経験から言えることは、この国の気候下では、「オープンカー」を買って良かったと実感する「爽快ドライブ」を楽しめるチャンスは年に10回も無いかもしれない。特にルーフの開閉が面倒で時間のかかる車種になる程、短時間ドライブや微妙な天候下ではルーフを開けなくなる傾向がある。(自身の車歴ではスズキ「カプチーノ」やホンダ「S660」が該当)
また、ダイハツ「コペン」の様な電動ルーフはトップの格納時にラゲッジスペースがかなり制約を受けるから、お買い物の帰り道でルーフを開けて...は難しい事が多い。貴重なオープンドライブのチャンスですら、クルマ側の制約で機会を逸してしまうのが悩みであった。
ならば、普段は実用車として人・荷物をしっかりと運べるクルマでありながら、ここぞという絶好のタイミングでは遠慮なくルーフを全開にし、「爽快ドライブ」を楽しめるクルマが、最もオープン走行の恩恵を享受出来るのではないかと辿り着いたのが今回の結論である。まぁこの選択が正解だったのかは、これからの紅葉シーズンで検証していく予定だ。
さて。次期愛車候補として、BMW「218d アクティブ ツアラー」を選定した訳だが、意を決して(笑)本格的な商談のため個人的には敷居の高いBMWのお店へ行ってみると、メーカーOP設定の「サンルーフ」が装着された国内の在庫車がほぼ無い事を知る。正確には、「218d アクティブ ツアラー」の「Mスポーツ」に限れば1~2台だけ国内に有るらしいが、このクルマに限って言えば「Mスポーツ」よりゆったりとドライブが楽しめそうな「Luxury」グレードの方がハマり役だと考えていたので、妥協出来なかった。
まぁ確実な手段として「サンルーフ付き」の「Luxury」グレードを潔くドイツ本国へ発注を入れ、数ヶ月間も待てば間違いなく手に入るのだが、その際は条件面で限りなく定価販売。(永年の馴染客は違うかも知れないが)さりとて、「サンルーフ」を諦めればお買い得な在庫物件がゴロゴロある状況の中で、予算オーバーを許容することも出来ず、あとは条件に合致する物件との「運命的な出会い」を期待しつつ気長に待つことにした。
気長な「待ちモード」に入ってから僅か二週間後に事態は急変(笑)。東京の販売会社で抱えていた在庫車の中に「サンルーフ付き」の「Luxury」グレードが有ることが判明し、急遽見に行くことになる。下の写真が初対面したときのモノ。当日の朝に新車ストックヤードから店舗へ搬入されたばかりで、白い輸送用のボディ保護シートも被ったままだったから、肝心のサンルーフを開閉することは出来なかったが、まぁこれが「運命的な出会い」(笑)なんだろうと、その場で最終的な商談へ突入。
我が家へ来る事になった「218d アクティブ ツアラー」は「Luxury」グレード(434万円/税込)にメーカーOPでコンフォートパッケージ(13.3万円)・パーキング・サポート・パッケージ(14.7万円)・電動パノラマ・ガラス・サンルーフ(20.9万円)・メタリックペイント(7.7万円)を加えた合計は490.6万円。まぁ今回は「サンルーフ」付の即納在庫車にこだわったので、他のメーカーオプションについては選択肢がなく、抱き合わせ(笑)。
「カーナビ」や「ETC」・「フロアマット」等も標準装備品に含まれるため、販売店OPはほぼ必要最低限だけ。諸費用と延長保証を加えて総額は530万円ナリ(定価)。BMWの中ではエントリーモデルだが、以前なら3シリーズが普通に買えた金額に軽く緊張...。
以前は別途有料だったメンテナンスパッケージ(BSI)が3年間標準付帯となっているので、初回車検直前まで消耗品も含めて大きな維持費が発生しないのは助かりますな。但し、新車1ヶ月・6ヶ月点検は無いらしい。エンジンオイルも1.5万キロ毎の交換とか。
販売店さんも9月は決算期らしく、月内登録を考えると既に日数ギリギリと言うことで、いつにも増して商談に熱が入る。まぁ現物を前にして、こちらも撤退や持ち帰って再検討は無い訳で....。条件的にも色々なサポートの適用などを頑張って貰い、最後は気持ち良く即決。時間にすれば約1.5時間で契約終了となった。
あとは可及的速やかに車庫・登録関係の書類を手配したらあっという間に納車日。
ファーストインプレッションについてはもう少し走り込んでから書きたいと思う。
↓ストックヤードから届いたばかりの状態。

↓この巨大なサンルーフが決め手。
2017年10月02日 イイね!

[26台目の愛車が納車]BMW・218d アクティブ ツアラー Luxury【前編】

[26台目の愛車が納車]BMW・218d アクティブ ツアラー Luxury【前編】26台目となる愛車として、BMW「218d アクティブ ツアラー」が納車になった。既に試乗インプレッションを投稿していたからお気づきの方も多かったのではないか。
前愛車マツダ「デミオ」が納車からまもなく2年が経過。累計走行距離は2.5万キロを超えた。セカンドカーの「スズキ「ジムニー」」もつい先日、納車から1年のタイミングで7000kmを走破しているから、2台で年間2万キロも走ったことになる。休日しか乗らない週末ドライバーとしては走っている方だろうか。
今回の愛車選びは結構難航した様に思う。選定のテーマは「乗れて・積めて・走れて・屋根が開くクルマ」。更に言えば、自宅の機械式駐車場の制約で全幅は1850mm以下と定められているが、現実的な車庫入れ作業を考慮すると1800mm以下に抑えたい。更にCVTとトヨタ方式のハイブリッドは不可。パワートレーンは6速以上のATでクリーンディーゼルだと理想的である。これはかなり早いタイミングから確定していた。
今回クルマ選びの原体験は2015年にふらりと衝動買いした2代目マツダ「デミオ」のキャンバストップ。マツダの公式中古車ページに18万円の激安価格で掲載されていたクルマ。既に13年落ちで約10万キロを走行した個体だったが、正に「乗れて・積めて・走れて・屋根が開くクルマ」。コンパクトなボディに大人4人と荷物をタップリ積んで、更に大開口のキャンバストップが爽快なクルマ。車検切れ迄の約7.5ヶ月で6000kmを走破。短期間であったが、とても印象深いクルマだった。最近のマツダ車は世界的に評価が高く、昔を知るファンとしては大変誇らしいのだが、肩に力が入りすぎていてチト息苦しい。そろそろ同じ色・デザインによる直球だけの全力投球も限界ではないかと心配ではある。
さて、改めて現在の新車ラインナップを見渡すと、実は「乗れて・積めて・走れて・屋根が開くクルマ」というテーマを満たせるクルマ選びというのは結構大変なことであった。今回は【前編】ということで、BMW「218d アクティブ ツアラー」に到達するまでの道のりを書いておきたい。
過去の試乗インプレッションを読んで頂くと判るのだが、そのスタートは約1年前にルノー「トゥインゴ」をテストした時まで遡る。「トゥインゴ」は陽気で楽しいクルマだったが、全般的に未成熟。特に6速EDC(ツインクラッチ)の違和感が残念だった。熟成の進む数年後に改めて乗ってみたい。
次にマツダ「ロードスター」「ロードスターRF」を検討した。今回の選定テーマからは外れるものの、やはりマツダを応援したい気持ちが有る。「ロードスター」には毎度乗りたいと思いつつも、ラゲッジスペースがどうやっても不足していて今回も断念することに。
その次はシロトエン「DS 3 カブリオ」とフィアット「500C」を一気に試したが、どちらもモデル末期故に安全装備の不足やボディ剛性に物足りなさを感じてしまい、検討を断念。早くもこのプロジェクトは暗礁に....。
その後、検討範囲を従来の「オープンカー」と「キャンバストップ」限定から「サンルーフ」も加える事にして戦線拡大。早速ボルボ「V40 D4」マツダ「アクセラスポーツ」を候補車種に選定し、テストを実施。ボルボ「V40 D4」はモダンなインテリアと、上質なディーゼルエンジンが魅力的だったが、肝心のパノラマ・ガラスルーフが開閉出来ない事を確認し落選となった。それ以外はかなり好印象だったから残念。
一方のマツダ「アクセラスポーツ」はコストパフォーマンスが高く、2.2Lのディーゼルエンジンがパワフルで好印象だが、ボルボ「V40 D4」と比較するとインテリアが事務的で品質感に欠けるのが惜しい印象。更に「デミオ」からの乗り換えを前提にすると、全般的に差異が少ない上に、サンルーフの開口面積がかなり狭い。残念ながら「アクセラ」も落選とした。我ながら「乗れて・積めて・走れて・屋根が開くクルマ」とは難しいテーマを設定したものだと以降、暫く思い悩むことになる。
次の候補車が見つからずに悶々とした日々(笑)を過ごしていた頃、某書店で立ち読みをしていた雑誌より日本市場ではマイナー(不人気??)な存在のBMW「2シリーズ・アクティブ ツアラー」に巨大なサンルーフの設定があることを知る。背高でフラットかつワイドなルーフを持つこのジャンルこそ、2代目マツダ「デミオ」にも通じる「乗れて・積めて・走れて・屋根が開くクルマ」になりそうだと閃いた。
早速、比較対象としてメルセデスベンツ「Bクラス」シトロエン「C4ピカソ」の3車種を選定し、試乗を手配。カタログ情報では3車種とも結構面積の大きなサンルーフが設定されている事もチェック済みである。
メルセデス・ベンツの「Bクラス」は既にモデル末期であり、グレードも整理・統合されて1つだけ。言わば開店休業中な雰囲気。心配していた7速DCT(7G-DCT)は湿式でスムーズな動作であったが、ディーゼルエンジンの設定がなく、1.6Lのガソリンターボは線の細さを感じてしまった。次期モデル(があるのだとすれば....)に期待というタイミングと判断し落選。
続いて、シトロエン「C4ピカソ」(2列5名乗り)はガソリンモデルしか試乗車がなく、ディーゼルは「グランドC4ピカソ」でテストを実施。奇抜な内外装デザインと、ふんわりと優しい独特な乗り心地が印象的で俄然有力候補となったが、どうにも販売店の売る気が無い(恐らく2列5名乗りの在庫が無く、3列7名乗りを売りたかったと推察)事と、パノラミックガラスルーフは開閉出来ないハメ殺しのタイプだったので断念した。もしルーフの開閉さえ出来れば本国発注になっても「C4ピカソ」を購入したかもしれない。憧れのシトロエン車購入は次回以降へ持ち越しである。
....と言うわけで、ようやくBMW「2シリーズ・アクティブ ツアラー」に辿り着いた。古くからのBMWファンにとってはMINI由来のプラットホームを採用する「横置きエンジン・FF駆動」のBMWが出るなんて!! と総スカンを食ったモデルであり、ある意味「問題作」である。
いつの時代も新たなチャレンジを模索する「意欲作」は叩かれるのが宿命。FFだから「アクティブ ツアラー」はダメなクルマと短絡的に判断するのは勿体無い。既にSUVの「X1」も「アクティブツアラー」と同じプラットホームを採用しているし、次期「1シリーズ」もFFへ移行するとの噂である。
個人的に日本市場における「アクティブ ツアラー」の存在を曖昧なものにした原因として、BMW自身が「アクティブツアラー」をミニバンのカテゴリーで売ろうとしたのが間違いだと思っている。
写真を見て頂いても判るが、ボディサイズは「ゴルフ」「アクセラ」「インプレッサ」等のCセグメント・ハッチバックに近い。ライバルより少しだけ背高であるが、全高は立体駐車場にも入庫可能な1550mmに抑えられているから、このクルマを「ミニバン」と称するのはチト抵抗がある。少なくともメルセデス・ベンツの「Bクラス」をミニバンと呼ぶ人はいないと思う。「アクティブ ツアラー」をチョット背の高いCセグメントのハッチバックだと理解すると色々スッキリするのでは無いだろうか。
長くなったので、今日はこの辺で。次回は【後編】です。

↓チョット背の高いCセグメントのハッチバックと考えれば色々スッキリすると思う。

↓決め手になった巨大なサンルーフ。この開口面積は珍しいハズ。

↓一目惚れするイケメンではないが、見慣れると悪くないと思わせる。写真映りの悪いクルマだ。
Posted at 2017/10/02 22:34:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | BMW218dアクティブツアラー | クルマ

プロフィール

「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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