早いもので、我がチンクは本年6月末が初回車検。






次期セカンドカー選考だが、筆が進まないうちに納車になってしまった(笑)のであっさり結論を。中古車は新車と違って納期が短いですからね。




昨年は我ながらチト暴走気味だったと反省しているが、半年程度人生初のマイカー3台体制(S660/フレア・クロスオーバー・デミオのキャンバストップ)に突入。



今回のベリーサ購入はこれまでのように、計画的に複数の候補車を決め、試乗や条件交渉などを経ていくような選考過程を踏んでいない。商談はベリーサ1本で決めた。スバル・R2の日本車としては珍しいイタリアンテイストなスタイリングはかなり気に入っているし、経済性(燃費・税金・保険..)が抜群に高い。現在新車で購入できる最新の軽自動車を見渡してもR2の代替に適う車種は無いと思っている。(スタイリング優先の弊害か、倒れ込んだピラーの影響を受けて見切りが悪かったのは予想以上だったが。)また、話題の車種と言うことでトヨタiQやホンダ・インサイトを試乗した事もあるが、自分の愛車として迎える程リアルな物欲を感じなかった。ハイブリッド車の恩恵に浴するだけの走行距離が見込めないと言うこともある。今回は初めて車検取得かな...と考えていたが、一点の心残りはマツダ・ベリーサ。2007年9月のテスト以来、喉に刺さった小骨のようにずっとチクチク気になっていた。1月にマツダの顔見知りセールス氏にR2車検(3月末日)までに、私の希望する予算でベリーサが購入可能なら連絡して欲しいと伝えてあった。S2000と普通車2台体制になるので維持費を考慮すると正直予算は厳しい。無論、R2の下取り額とベリーサの本体値引が事の成否を分ける事となる。今回、予めネックになると聞かされていたのがメーカーOPで「サイド+カーテンエアバッグ」の装着を必須条件とした事。販売会社の持つ在庫車(売れ筋のグレードを見込み発注したクルマ等)の中でこれが装着されているクルマはまず無い。何故なら、ベリーサに用意されるメーカーOPは「メーカーおすすめ機種」と言うパッケージOP体制になっている。しかしサイド+カーテンエアバッグはこのパッケージのどれにも含まれず、完全に受注生産対応となる。納期も概ね1ヶ月程かかるとか。こんな設定ではサイド+カーテンエアバッグの装着率はかなり低いだろうね。(更に昨今の自動車不況により、生産調整のため工場休業日が設定された関係上、受注生産車の生産枠がかなり不透明であったらしい)それ故(雑誌に掲載されているような)大幅値引きも難しいという仕組みらしい。まぁ今回は縁が無ければ無理をせずR2の車検を取得しよう....と正直忘れかけていた頃、マツダのセールス氏からこちらの予想を上回る条件が提示されたので有り難く契約。これも自動車不況の恩恵か....?。

結論から言ってしまおう。スバル・R2の車検時期が到来したため、マツダ・ベリーサを迎え入れることにした。ようやく(?)マツダ車のオーナーになることが出来た。マツダ車は子供の頃から好きだった。亡くなった祖父は筋金入りのマツダ贔屓ファミリア好きで、私の記憶にある限り歴代のファミリアを乗り継いでいた。(彼にとって最後の愛車となったのがファミリアではなく、カペラだったのは「最後の贅沢」だったのかもしれない)祖父はエアコンもパワステもパワーウインドーも無い一番ベーシック(安い)なグレードしか買わなかった。そんなファミリアの助手席で私のクルマ好きが育まれた事は間違いない。いつも「ヨイショ」と言いながら重いステアリングを回していた事や曇ったフロントウインドーを走りながら雑巾で必死に拭いていたことを思い出す。(正確には最後の頃に乗っていたファミリアやカペラにエアコンは着いていたのだが、何度説明してもエアコンの使い方を理解しなかった...苦笑)だから私にとってもファミリアというクルマは非常に身近な存在で、初めて買った「モーターファン別冊○○○のすべて」シリーズは 1989年発売の7代目ファミリアだった。この型のファミリアは傑作だと今でも思う。流麗な5ドアHBのアスティナやスポーティなハッチバック(グレード名はインタープレー)が印象的だった。ファミリアといえば赤いXG(初代FF)と言うのは私から見ればもう少し上の世代だ。ちなみに、ベリーサの開発を担当した清地秀哲主査は「赤いファミリア(初代FF)」の現代版としてベリーサを開発したといっている。
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急転のクルマ選び〈続編〉 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/09/02 07:53:25 |
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