• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ezoflatのブログ一覧

2022年02月22日 イイね!

[マイカー選定2022]フィアット500cの入替を検討開始◎大雪対策(T_T)

[マイカー選定2022]フィアット500cの入替を検討開始◎大雪対策(T_T)早いもので、我がチンクは本年6月末が初回車検。
ここ一年くらいずっと車検を受けるべきか悩んでいた。どちらかといえば、人生初の車検を受けるつもりでいた。
しかし、今シーズンの札幌圏は異常気象的な大雪に何度も見舞われ、自宅周辺の生活道路は除雪が間に合わずにボコボコのラフロード。チンクは年明け以降、ほぼ不動状態に陥っていた。
もう一台のマツダ「ロードスターRF」はスタッドレスタイヤを用意せず、ガレージ内で冬眠しているため、我が家にとってチンクは冬の間、唯一の移動手段となる。
北海道に住んでクルマを2台所有しているのに、雪が降ったらどっちも不動状態...というのは流石にマズイなと。ならば、チンクの車検取得は泣く泣く断念。
吹雪の中、次期マイカー選定を決意。(トップ画像は大雪に埋もれたチンク...)
チンクは本当に気に入っている。いまでも全く色褪せないデザインや、独特で癖のあるドライブフィールは個性のカタマリみたいなもの。こう言うクルマはもう世界中の何処を探しても出てこないでしょうね。正直なところ、冷淡な販売店には色々言いたいこともあるが、まぁそれは言うまい。
今シーズンの降雪量が10年に一度クラスの異常事態だったのだから、当面大丈夫と楽観的に考えることも出来るだろうが、やはりこれからも雪国で暮らしていくならば相応の備えも必要と考え、今回は雪道に強い4WDの車種から候補を選定する。(ロードスターとの2台体制を当面継続する前提でもある。)
コロナ禍による物流不安や半導体不足の影響もあり、新車生産スケジュールに大きな遅延が発生する最中、チンクの初回車検(6月末)まであと4ヶ月。薄々気づいてはいたが、今からでは納期が間に合わない車種も多数。今回は様々な制約の中からのクルマ選びになりそう....。
まずはこれまで試乗経験のある車種の中から、以下の候補車をピックアップしてみた。

まずはド本命のスズキ「ジムニーシエラ」。
2018年に登場した現行モデルはずっと欲しい...と購入するタイミングを伺ってきたが、ご存知の通り大ヒット街道爆進中。コロナ前からずっと納期は長期化している。今でも1年~1年半位の恐るべき納期が継続しているらしい。
車検まであと4ヶ月しかない私には到底選択肢に入れられないクルマなのだが、ボコボコの雪道がこんなに似合う頼もしいクルマはない(笑)。実際、リアルに目の前を涼しい顔で走り抜けるジムニーが羨ましいゾ。
取り回しの良いコンパクトなボディサイズも含めやっぱり欲しいなぁ。うーん。何か良い方法は無いものだろうか...。
(とはいえ、プレミア価格の転売車は絶対に買わない。)
【参考記事】[試乗インプレッション]スズキ「ジムニーシエラ」JC (AWD/5MT)


続いてダイハツ「ロッキー」/トヨタ「ライズ」。
2019年11月に発売された「ロッキー」/「ライズ」。ダイハツ製「ロッキー」が本家本元。トヨタ「ライズ」はOEM供給車な訳だが、路上で出会うのは圧倒的に「ライズ」。
近年新車価格の高騰やグローバル化を免罪符にボディサイズの拡大はもはや当たり前となりつつある中、「ロッキー」/「ライズ」は頑なに5ナンバーサイズかつ全長4m未満を達成した事に好感。更に言えば価格もリーズナブル。プレーンでSUVらしいスクエアなボディデザインも悪くない。もはや最新の国民車(笑)的存在。
それでいて、先進安全装備にも抜かりは無く、CVTの嫌なフィーリングを極力排した「D-CVT」が好印象。1.0Lターボエンジンも割と元気に回るタイプで日常用途に不足は無いだろう。テレスコが無いのは減点ポイント。
最低地上高が185mm確保されているのも雪道対策としてはGood。既に札幌市内で大量に走り回っているから実績も抜群。
価格相応にチープな部分も散見されるが、その辺の割り切りもまた良し。クルマに過剰な品質やステータスを求める時代ではない。
ガソリンモデルの納期は3~4ヶ月程度とのこと。ギリギリ車検に間に合うかどうか。
個人的には初代/2代目の箱型「デミオ」が正常進化していたらこんなスタイルだったのでは??と思う。なんだかんだ好きなクルマ。
惜しいのは期待のシリーズハイブリッドが2WDしか無く、4WDはガソリンモデルに限られることか。
【参考記事】[試乗インプレッション]トヨタ「ライズ」X“S” (4WD/CVT) 1台のかけそば


次はトヨタ「ヤリスクロス」と「ヤリス」。
2021年にマイカー以外で最も良く乗ったクルマ。前身「ヴィッツ」とは比較にならない大きな進化を遂げたTNGAのBプラットホーム採用は自身のトヨタに対するネガティブなイメージを大きく覆したほど。
特にハイブリッドモデルの高レスポンスはスポーティーと表現したくなる仕上がりには毎度舌を巻く。まぁその分の価格上昇も顕著。ハイブリッドモデルの4WDを選択するとなんやかんや300万円コース。その割にプアな内装や遮音性能(特にロードノイズ)は物足りない印象だ。一方、昨今頻発する自然災害を考えると、クルマから電源(1500W)が取れるのは大きな魅力。
個人的に「ヤリス」/「ヤリスクロス」のデザインは結構好き。欧州市場ではマツダ「MAZDA2」として「ヤリス」がOEM供給されているのも納得。
残念なのは納期。「ヤリスクロス」は一部改良を控えオーダー停止中。「ヤリス」もハイブリッドは半年以上の納期見通し...。なかなか厳しい展開です。
とはいえ、先述したトヨタ「ライズ」を含め、候補車種にトヨタ車が複数含まれていることに驚く。以前は徹底したトヨタ嫌いで試乗することも稀だったが、変わるものですね。
走りの楽しさなら「ヤリス」を選ぶべきだが、雪道の走破性を考慮すると僅差なのだが最低地上高を+10mmの170mmを確保した「ヤリスクロス」か。走破性はアクティブトルクコントロールを備えるガソリンモデルの方が高いだろうな...。この辺りは購入前に乗り比べて判断したいところ。
【参考記事】[試乗インプレッション]トヨタ「ヤリス」再び。ガソリン/ハイブリッドを一気比較してみた



ラストはマツダ「MAZDA2」/「CX-3」。もはや心の友みたいなクルマ。
「MAZDA2」と改名する以前の「デミオ」初期モデル(2015年モデル)に乗っていたから、もし「MAZDA2」を購入するなら2度目と言って良いだろうか。
続々と新世代へ移行したライバルと比べモデル設計年次の古さは隠せなくなっているが、やはり未だ魅力的なデザインや、運転姿勢・ペダルレイアウトに拘った開発思想は全く色褪せていない。むしろモデル末期の今だからこそ、熟成された最新かつ最終モデルに乗っておきたい。
前述の通り、既にCO2排出規制が厳しい欧州市場ではトヨタ「ヤリス」を「MAZDA2」として販売が開始。恐らくマツダは「MAZDA2」/「CX-3」を近い将来モデル廃止にしてこのセグメントから撤退。スバル同様にボトムラインをCセグメントの「MAZDA3」にしたいのだろうと勝手に推察。
ならば、尚更「MAZDA2」/「CX-3」に乗っておくのもアリだろう。
問題は「MAZDA2」の最低地上高が145mmで雪道に強いとは言い難い。今回の選定テーマに照らせば、最低地上高を160mmとした「CX-3」なんだろうが、しばらく「CX-3」には乗っていないので「MAZDA2」との違いをしっかり把握したいところだ。
更に両モデル共、若干リセールの弱さが気になるところだが、納期は2~3ヶ月程度と短いのは有り難い。
噂では近々「CX-3」は広島での生産を終了し、タイへ生産移管されるらしい。国内生産の「CX-3」を買うならラストチャンスかも。
【参考記事】[試乗インプレッション]マツダ「MAZDA2」15S Proactive S Package(AWD/6AT)



以上が今回の次期マイカー候補としてリストアップしたモデル。
面白いことに、今回輸入車は全くリストに入りませんでした。やはり雪道を中心に走行環境の厳しい条件下での運用を考慮すると選べないですね。
リストアップした各車の魅力も重要ですが、納期も重要な問題ですから、いつにも増して難しい判断を迫られそうだ。近日中には結論を出す予定です。
(私の中では既に大筋の結論は出ているのですが、条件面で合致するかどうか...)
うーん。こうなるのだったらもっと早くから動いておくべきでした。
Posted at 2022/02/22 19:46:16 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ購入記 | クルマ
2016年10月11日 イイね!

[次期セカンドカー選考]出会って直ぐに契約。スズキ・ジムニーXC(5MT)

[次期セカンドカー選考]出会って直ぐに契約。スズキ・ジムニーXC(5MT)次期セカンドカー選考だが、筆が進まないうちに納車になってしまった(笑)のであっさり結論を。中古車は新車と違って納期が短いですからね。
今回はずっと欲しいと思い続けていながら、毎度購入に至らなかったスズキ「ジムニー」をいよいよ購入。
2009年式の「7型」でグレードは「XC」。ミッションは5MT。走行距離は7年落ちの個体にしては少ない2.9万km。今回購入と同時に車検も取得だったので、2年満タン。トヨタのディーラー中古車店で購入したので、手厚い3年保証(トヨタ・ロングラン保証)に加入。写真の通り結構綺麗に乗られたクルマだから、前のオーナーに大切にされたのだろう。
タイヤ・バッテリー・ワイパーゴムなんかの消耗品は全て新品に交換という条件だったから、初期投資は非常にお安く済んだ。前述の通り、条件面ではテンコ盛りの状態だが、価格は相場以下と言う超お買得物件。まぁ今後は年式相応にマイナートラブルもあるだろうが、天下のトヨタが3年間保証してくれるんだから、そう大きな心配は不要だろう。ちなみに、トヨタのお店でクルマを買ったのはマイカー25台目にして初の経験。(若いころにワーゲンのDUO店で1台買って後悔したことがあるが...)純粋なトヨタ車を買う日は来るのだろうか。
前回、軽トラ・ジムニー・ロードスター・プロボックスを候補にヨナヨナ中古車サイトを覗いている事を書いたが、今回のジムニーはその成果と言うべきか、トヨタの中古車検索サイト「Gazoo」で発見したもの。明らかに、相場より安く、(写真の印象では)程度が良さそうだったこと。更に言えば、割と近くのお店だったこともあり、その週末にフラりと立ち寄ってみた次第。まぁこういうのを出物と言うか、出会いなんでしょうね。気が付けばそのまま仮契約(印鑑を持参していなかったので)締結。記念すべき(?)25台目のマイカーはあまりにもアッサリと決まったのだった。
正直、相場より安いとはいえ、今回検討していたセカンドカー購入予算の枠はサクッと超過(笑)。しかし、「ジムニー」を買うなら(私の勝手な好みだが)ルーフレールが欲しかったことと、エンジンが改良され、中・低回転域のトルクがアップした7型以降が希望だったから止む無し。ボディ色はノクターンブルーパール。地味な色だが、その分落ち着いていて悪くないと思う。
残念ながら本命視していた(?)NB型ロードスター(1.6L/5MT)は出物が無かった。AT車なら格安極上物件もチラホラ出るのだが、MT車は皆無。年数もそれなりに経過しているから、探すならもっと真剣に探さないとダメな様だ。いつかマイホーム+ガレージを建設した際には改めてロードスターを買いたいね。
さて。ここの所、天候不順でクルマの写真を撮るのも一苦労。今回はとりあえず撮った程度でお茶を濁しておこう。車高の高いクルマを撮るのは苦手....。こちらも勉強です。
まだチョットしか乗れてませんが、まぁ何というか「プリミティブ」(原始的・素朴)と言う表現がピッタリなクルマです。音でも振動でもエンジンの鼓動を感じ、MTをコキコキやりながら走っていると、なんか懐かしい気分に。そう言えば、昔のクルマってこんな感じだったような.....。最近の洗練されたエコカーでは絶対に味わえない独自の世界観。とにかく面白いクルマです。インプレッションはもう少し距離を重ねたところで報告したいと思います。


Posted at 2016/10/11 22:54:58 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマ購入記 | クルマ
2016年10月04日 イイね!

[次期セカンドカー選考]条件は安くて楽しいクルマである事。

[次期セカンドカー選考]条件は安くて楽しいクルマである事。昨年は我ながらチト暴走気味だったと反省しているが、半年程度人生初のマイカー3台体制(S660/フレア・クロスオーバーデミオのキャンバストップ)に突入。
しかし、寒い季節の到来と共に「S660」を売却(11月)。私が期待した程の刺激がなく、若干期待外れと感じていた矢先、驚きの買取価格が提示されたので即売。
「フレア・クロスオーバー」と「デミオ(DY)」はクリーンディーゼルの新型「デミオ」の下取りに入った(12月)。
恐らく、今年の夏までには転勤があるだろうと予測。それ迄は身軽に新型「デミオ」一台と決めた。
今年の夏に予想通りの転勤となり、埼玉へ復帰。引越しだのなんだのとドタバタしていたが、それも落ち着いて来た今日この頃。どうにも悪い虫がコソコソと騒ぎ出してきたらしい。そう。再びセカンドカー選びに着手です。
メインカーである「デミオ(DJ)」には大変満足しており、現時点では当面乗り換える予定がない。特に長距離移動は抜群に得意なクルマだから、セカンドカーの選定基準から「長距離移動」を考慮する必要がなくなった。あくまでも趣味のセカンドーとして、走りを楽しむクルマを欲している。但し、予算は限られるから、贅沢なクルマはNG。まぁそれ以前に、色々と気を遣う新車を買うつもりは無い。
ミッションはMTに限定。「デミオ」が6ATなので、セカンドカーはMTでコキコキと面倒なシフト操作を楽しみたいのだ。装備もシンプルでOK。維持費も安いに越したことはないネ。「走りを楽しむ」と言っても、それは必ずしも加速やコーナリング性能の事ではない。玩具の様に楽しめるクルマと表現すれば良いだろうか。
本音を言えば一軒家を建て、ビルトインガレージを造り、ケータハム・スーパーセブンをガレージに収め、ガレージを眺められるリビングで.....と言う絵に描いたような夢が無い訳ではない。しかし、しがない転勤族のサラリーマンにとって、夢のマイホーム建設はいつの日になることやら....。
オッと湿っぽい話はこの位にして.....(ToT)。
私のクルマ選びは色々と考えているようなフリはしているが、結局衝動買いである事が多い。常日頃から様々な候補車の脳内シミュレーションが走っているが、現実的な購入モードに入った際は割とアッサリ決めてしまう。色々見比べ、乗り比べ、一旦持ち帰って再検討...なんて事は近年ほとんどしていない。カタログを穴の開くほど読んで悶々としていた若かりし日々が懐かしくもある(笑)。
さて、今回セカンドカー選びを開始した際に、パッと頭に浮かんだのは以下の4台。

①軽トラック(スズキ・キャリイ/ダイハツ・ハイゼット/スバル・サンバー等)
②マツダ・ロードスター(NB初期型の1.6L)
③スズキ・ジムニー
④トヨタ・プロボックス/サクシード

①「軽トラ」は私の生活スタイルでは最も縁遠いクルマであり、普通に生活していると一生マイカーとして迎えることは無い(様な気がする)ジャンル。しかし、乗れば道具に徹した素材感と言えばよいのか、燃費競争等の余計な味付けや演出が施されない稀有なクルマでもある。実は「軽トラ」のMT車は貴重な存在とここ数年思い続けている。最近、新たな趣味として市民農園を借りて野菜作りを始めた事も影響したのかも....。
②マツダ・ロードスター(NB初期型の1.6L)は、自分が歳を取ってきたのか、最新のクルマにトキメキを感じなくなって久しい。むしろ、チョット古臭い位のクルマを色々とメンテナンスしながら維持していくのも楽しそうだなと。NB型ロードスターは私が社会人1年生のタイミングで発売されたクルマ。当時も欲しいと思ったが、身近な同僚が真っ先に新車を購入したので買うタイミングを逸したクルマ。そろそろ時効かな....。
③スズキ・ジムニーは、もう長いことずっと欲しいと思い続けているクルマ。でも実際に買うとなると何故か躊躇してしまうクルマ。噂ではJB23型もいよいよモデル末期とか。実は、軽自動車規格の改正があり、各メーカーから続々と新型車が発表された1998年はNB型ロードスターと同様に私が社会人1年生のタイミング。そろそろジムニー乗ろうかな...。
④トヨタ・プロボックス/サクシードは、既に最新モデルではMT車が廃止されている。元々商用車は愛着もなく、手荒に扱われる運命だし、遠慮なく喫煙されたクルマが多く、正直中古車で選ぶのはチト難しいクルマ。でも、今ならまだ程度の良い個体が手に入りそう。荷室も広いから、畑仕事の道具をドカドカ積んでも余裕だろうし....。

こんな感じで4車種が候補となった。まぁジャンルも年式も価格もバラバラなので、これを正当に比較検討しても決着が着くハズもない。あとは、運命の出会いを待つだけと信じ、ヨナヨナ中古車情報を検索。そして、1台のクルマと出会うのだった。
続きはまた今度。

↓写真は大人の事情でマツダ「スクラム・トラック」(先代)。



↓最近NB型のロードスターが凄く気になります。特にこの後姿がGood!!


↓写真は大人の事情でマツダ「AZ-オフロード」。既にマツダでの取り扱いは終了。


↓トヨタ「サクシード・バン」。この頃はサクシード専用のフェイスが与えられていたのにね。
Posted at 2016/10/04 23:30:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ購入記 | クルマ
2009年03月27日 イイね!

[R2車検につき]マツダ・ベリーサ導入決定! 後編

[R2車検につき]マツダ・ベリーサ導入決定! 後編今回のベリーサ購入はこれまでのように、計画的に複数の候補車を決め、試乗や条件交渉などを経ていくような選考過程を踏んでいない。商談はベリーサ1本で決めた。スバル・R2の日本車としては珍しいイタリアンテイストなスタイリングはかなり気に入っているし、経済性(燃費・税金・保険..)が抜群に高い。現在新車で購入できる最新の軽自動車を見渡してもR2の代替に適う車種は無いと思っている。(スタイリング優先の弊害か、倒れ込んだピラーの影響を受けて見切りが悪かったのは予想以上だったが。)また、話題の車種と言うことでトヨタiQやホンダ・インサイトを試乗した事もあるが、自分の愛車として迎える程リアルな物欲を感じなかった。ハイブリッド車の恩恵に浴するだけの走行距離が見込めないと言うこともある。今回は初めて車検取得かな...と考えていたが、一点の心残りはマツダ・ベリーサ。2007年9月のテスト以来、喉に刺さった小骨のようにずっとチクチク気になっていた。1月にマツダの顔見知りセールス氏にR2車検(3月末日)までに、私の希望する予算でベリーサが購入可能なら連絡して欲しいと伝えてあった。S2000と普通車2台体制になるので維持費を考慮すると正直予算は厳しい。無論、R2の下取り額とベリーサの本体値引が事の成否を分ける事となる。今回、予めネックになると聞かされていたのがメーカーOPで「サイド+カーテンエアバッグ」の装着を必須条件とした事。販売会社の持つ在庫車(売れ筋のグレードを見込み発注したクルマ等)の中でこれが装着されているクルマはまず無い。何故なら、ベリーサに用意されるメーカーOPは「メーカーおすすめ機種」と言うパッケージOP体制になっている。しかしサイド+カーテンエアバッグはこのパッケージのどれにも含まれず、完全に受注生産対応となる。納期も概ね1ヶ月程かかるとか。こんな設定ではサイド+カーテンエアバッグの装着率はかなり低いだろうね。(更に昨今の自動車不況により、生産調整のため工場休業日が設定された関係上、受注生産車の生産枠がかなり不透明であったらしい)それ故(雑誌に掲載されているような)大幅値引きも難しいという仕組みらしい。まぁ今回は縁が無ければ無理をせずR2の車検を取得しよう....と正直忘れかけていた頃、マツダのセールス氏からこちらの予想を上回る条件が提示されたので有り難く契約。これも自動車不況の恩恵か....?。
今回、私がオーダーしたベリーサの仕様について。グレードはベースモデルとなる「C」のFF(4AT/156万円)である。メーカーOPとして、サイド+カーテンエアバッグ(68,250円)・ドレスアップPKG(47,250円)・ステアリング本革巻き(10,500円)を選択した。販売店OPはフロアマットのみ。登録諸費用やETCのセットアップ費等も含めると定価(乗り出し価格)で概ね190万円台になる内容。ベリーサとしてはかなりシンプルな内容であろう。ボディ色はベロシティレッドマイカ。RX-8にも採用されているボディ色である。内装色はブラックレッドのファブリックシート。決算期のため、当然ながら3月中の登録が前提の条件で有ることを勘案し、2月の最終週に発注(契約)。工場生産日が3/20前後。登録及び納車が3月末というスケジュール。納車待ちは約1ヶ月であった。ベリーサのグレード選択で悩ましいのが、上級グレード「L」の存在。私が選択した「C」と比べ+10万円高価。本革シートに加え、「C」ではメーカーOPのドレスアップPKGやステアリング本革巻きが標準装備となる。よって、実質的に+4万円程度の差額で本革シートが装着出来る計算。本革シートに抵抗感がなければ、お買い得度において「L」が勝るように思うが、私は本革シートが苦手なので迷わず「C」を選択。(本革シートにシートヒーターが装備されていれば「L」を選択したかもしれない。)
過去にフォード・フィエスタを(メーカー純正中古車で)検討したことがあった。今はもう日本には輸入されていないヨーロッパフォードのコンパクトカー。ブログで報告する機会を逸したが、その時に代車として使い込まれていた(5.0万km)フィエスタをお借りして高速道路を含めた試乗をした事がある。エンジンの騒音や燃費はイマイチだったけれど、高速道路ではヤレを感じさせないビシッとした安定感(剛性感)は特筆もの。一言で言えば走りが楽しいクルマだった。結局、流通台数が極端に少ないため希望するボディ色と車両程度が合致する個体が無く諦めたのだが、ベリーサは日本市場専用車種ではあるが、このフィエスタとプラットホームを共有する兄弟車種でもある。2車種における味付けの違い等については納車後にじっくりと検証していきたいと思っている。初ドライブを何処にするか、悩んでいるところです。

Posted at 2009/03/27 00:05:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ購入記 | クルマ
2009年03月26日 イイね!

[R2車検につき]マツダ・ベリーサ導入決定! 前編

[R2車検につき]マツダ・ベリーサ導入決定! 前編結論から言ってしまおう。スバル・R2の車検時期が到来したため、マツダ・ベリーサを迎え入れることにした。ようやく(?)マツダ車のオーナーになることが出来た。マツダ車は子供の頃から好きだった。亡くなった祖父は筋金入りのマツダ贔屓ファミリア好きで、私の記憶にある限り歴代のファミリアを乗り継いでいた。(彼にとって最後の愛車となったのがファミリアではなく、カペラだったのは「最後の贅沢」だったのかもしれない)祖父はエアコンもパワステもパワーウインドーも無い一番ベーシック(安い)なグレードしか買わなかった。そんなファミリアの助手席で私のクルマ好きが育まれた事は間違いない。いつも「ヨイショ」と言いながら重いステアリングを回していた事や曇ったフロントウインドーを走りながら雑巾で必死に拭いていたことを思い出す。(正確には最後の頃に乗っていたファミリアやカペラにエアコンは着いていたのだが、何度説明してもエアコンの使い方を理解しなかった...苦笑)だから私にとってもファミリアというクルマは非常に身近な存在で、初めて買った「モーターファン別冊○○○のすべて」シリーズは 1989年発売の7代目ファミリアだった。この型のファミリアは傑作だと今でも思う。流麗な5ドアHBのアスティナやスポーティなハッチバック(グレード名はインタープレー)が印象的だった。ファミリアといえば赤いXG(初代FF)と言うのは私から見ればもう少し上の世代だ。ちなみに、ベリーサの開発を担当した清地秀哲主査は「赤いファミリア(初代FF)」の現代版としてベリーサを開発したといっている。
これまでも何度かマツダ車を愛車にするチャンスはあった。RX-7やアクセラ、RX-8等を真剣に検討したが、結果的にこれらを落選にしてきた。(理由は燃費やリセール不安等の他、セールス氏の印象だったり...)実はベリーサについても今回下取に出したスバルR2を買うときに最終候補に残っていたが、当時考えていた予算で新車は難しく、中古車では希望の仕様がないと諦めた経緯がある。本当にようやく...そんな気持ちでベリーサを迎えた。ベリーサが登場した2004年6月に札幌のマツダへ見に行った。そこに佇んでいたオリーブグレーメタリック(現在は廃色)のベリーサをいたく気に入ったことを思い出す。後日試乗した際に、軽めのパワステとタイヤが大きすぎるのか足回りのドタドタ感が封じ込め切れてなかった事が残念だったものの、日本の1.5Lクラスコンパクトカーとしては印象的な内外装に加え、かなり静粛性に優れている事、サイズのたっぷりしたシート。そしてマツダ車らしく(?)切れ味のあるコーナリングが不思議とマッチしていて面白いクルマだと思った。その後2007年9月に再び、マイナー後のベリーサをテストする機会に恵まれた。前述したステアリングもマイナーを機に電動パワステへ換装されたことで印象が変わり、ネガティブなイメージが一掃された。各部が熟成されたのか、直進時やコーナリング時の安定性が増し、さらにドッシリとしたフィールが楽しめるクルマになっていた。ボディの剛性感や走りの安定感などはサイズ的にも近いVWポロを彷彿とさせるような手応えのクルマだと感じた。内装も前期型に比べ明るいチタン調のパネル塗色がブラックメタリック調へ変更されたことでかなりシックになった。価格を考えれば充分な演出だろう。雑誌やWeb系媒体を見てもベリーサはあまり高い評価を受けていない。(元々マツダ車は全般的に評論家受けが悪いが..)しかし、彼らは発売当初のモデルにしか試乗しないことが多い。幾多のマイナーチェンジを経て熟成されてきた晩成型のクルマにももう少しスポットを当てて欲しいものだ。Yahoo!で「ベリーサ インプレッション」と検索すると私の記事がかなり上位にヒットすることからも伺い知れる。コンパクトカーに上質感を求めるという開発コンセプトは非常に難しいジャンルである。最近の例ではトヨタiQも「プレミアム」というキーワードを多用してきたが、やはりセールスは順調と言えない(時期も悪かったが)ようだ。ベリーサについて言えば、月販目標2,500台を掲げて発売されたが、一番売れた2005年でも年間1.6万台(1330台/月)と苦戦している。しかし、その後も2006年:1.3万台→2007年:1.4万台→2008年:1.2万台とあまりセールスが落ち込むことなくコンスタントに推移しているのもベリーサの特徴。Carviewのユーザーレポートでもベリーサは総合評価8.9点を獲得している。(Carviewで8.9点を取っている車種は非常に少ない。)デミオという量販車種があるお陰で、ベリーサは気に入った人が買っているという事なんでしょう。長くなったので、また後編で。納車はもう少し先です。
(↓)2007年にテストした時に撮影した写真。なんとなく(↑)のファミリアと似ている気もする。
Posted at 2009/03/26 07:52:27 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ購入記 | クルマ

プロフィール

「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

123 4567
891011 121314
15161718192021
22232425262728
2930     

愛車一覧

スズキ ジムニーノマド スズキ ジムニーノマド
39台目 ジムニーにロング5ドアが設定されたら買いたいと販売店にお願いしていた待望の「ジ ...
マツダ ロードスターRF マツダ ロードスターRF
27台目 ロードスターRFの30周年記念車。一度は落選になるも、次点(キャンセル分の繰上 ...
トヨタ GRヤリス トヨタ GRヤリス
38台目 1年以上の長納期の末に納車された進化型「GRヤリス」。8速ATの「GR-DAT ...
スズキ ジムニー スズキ ジムニー
37台目 15ヵ月の長納期を乗り越え納車された軽ジムニー。以前2009年式のXC(7型/ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation