トヨタはレクサス「RX450h/RX350」を発売する。(RX450hは4月より発売)元々日本では初代発売の97年から「ハリアー」の名前で売られてきたが、北米ではずっとレクサスRXだった。ようやくねじれ現象が解消されたと言うことか。RX450hには、LEXUS初のV6 3.5Lアトキンソンサイクルエンジンや高い冷却性能を備えたインバーターの採用など、燃費性能をさらに向上させたハイブリッドシステム(THS-II)+E-Fourの搭載により、4.5L車並みのパワー(システム出力299ps)とクラストップの燃費性能(10・15モード値で18.8km/L)を両立した。RX350にはFF/AWDの選択肢があり、エンジンはV6 3.5Lエンジンと6速ATを組み合わのみとなる。(4気筒は用意されない)AWD車には車速や路面状態など、走行状況に応じて最適なトルクを前後輪に配分するアクティブトルクコントロール方式のAWDシステムを採用した。ちなみに、RX350の燃費は10・15モード値で9.4(AWD)~9.7(FF)km/Lとなる。価格はハリアーの頃から比べると随分と高くなって、RX350(FF/6AT)の460万円~RX450h"version L・Air suspension"(E-Four)650万円。月販目標台数は650台(国内)となっている。ハリアーの時代は3.5Lの350G(FF/5AT)319.2万円~ハイアーハイブリッド"プレミアムSパッケージ"(E-Four)462万円程度の価格帯(2.4Lは266万円~)だったので、レクサス化した事で装備も相当豪華になったが、価格も跳ね上がった。これを消費者が納得するか否か、興味深く見守りたい。ちなみに、旧型となったハリアーはレクサスRXとは競合しない2.4L(4AT)を暫く併売という形で残すらしい。個人的に疑問なのは、かなり重いこと。RX350(AWD)で1950kg前後。RX450hはなんと2100kg前後にもなる。先代よりも200kg前後は重くなっている。北米バブルに浮かれた影響を感じる部分ではある。この重さでは2.4Lの直4は落とされてしまうのも無理はない。まぁこのクルマを買うのであればRX450h(ベースモデル570万円~)でしょうね。

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急転のクルマ選び〈続編〉 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/09/02 07:53:25 |
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